【動画】赤ちゃんの「イヤ!」あるある解決法 ~授乳・離乳食編~ 赤ちゃんの気持ちも教えます!
「イヤ!」という全力アピールは大人顔負け。
そんな赤ちゃんに毎日振り回され、途方に暮れているママやパパ向けに、拒否に隠された赤ちゃんの気持ちをお伝えしながら、対処方法を紹介します。
今回は困ることも多い「授乳・離乳食編」です。中村真奈美先生にお聞きしました。
「おっぱい」を常にほしがる赤ちゃんへの対処法は!?
●お悩み1
おっぱいが大好きで、暇があれば欲しがります。1歳を目安に卒業をめざしていますが、授乳回数が全然減りません。
(10ヶ月・女の子の親)
●このときの赤ちゃんの気持ちは?
たくさん遊んだあとは、やっぱりこれ! ちょっとママ、おっぱい出してくださいましゅか?
【コレで解決】外におでかけして気分を変えよう!
おっぱいは精神的なよりどころ。やみくもに「ダメ」と言うと、余計に飲みたくなり、執着が増すケースも。
そんなときは、そとにおでかけしてほかへと興味を誘導するのもひとつの手です。
「あとで飲もうね。今はママと〇〇しよう」など、ポジティブな言葉で誘導してみてください。
完全ミルクなのに急にミルクを拒否する赤ちゃんにはどう対処する?
●お悩み2
完全ミルクなのに、急にミルクを拒否…。卒乳には早すぎますよね?
(10ヶ月・男の子の親)
●このときの赤ちゃんの気持ちは?
最近、ごはんがおいしくておいしくて…!
ごはん後にミルク? 正直、もういいでしゅよ。
【コレで解決】ミルクをおやつとして出してみよう!
離乳食をよく食べ、ミルクを飲まずとも順調に体重が増えるなら、卒業でOK。
ただ、本来はミルクで3割以上栄養をとる時期。ごはん後に満腹で飲めないなら、合間のおやつとして飲ませてみて。
離乳食を嫌がって食べ物をぐちゃぐちゃにしてしまう場合は?
●お悩み3
離乳食を食べさせようとすると、首をフリフリ。
さらに食べ物を手でぐちゃぐちゃにし、ポーイ! はぁ…ため息ついちゃいます。
(1歳1ヶ月・男の子の親)
●このときの赤ちゃんの気持ちは?
いつもこの時間、ちょっと眠いんでしゅわ。
ママもパパも一生懸命だから、とっても言いにくいんでしゅけどね…。
【コレで解決】まずは食べる時間を見直してみよう!
空腹でないか、眠くて、集中力が続かないのかも。
まずは赤ちゃんが起きていられる時間の長さと、いつがいちばん元気か(起床後、30分~1時間半が目安)を見極めて。その元気な時間が食事に適した時間です。
手づかみ食べに興味を示さない赤ちゃんへの対処法は?
●お悩み4
手づかみ食べに興味を示しません。
口にスプーンを持っていくと食べますが、食べ物を触ろうとしないんです…。
(11ヶ月・女の子の親)
●このときの赤ちゃんの気持ちは?
食べさせてもらえるなら、断りませんけど…。手づかみで食べるほど空腹ではないの。
足がブラブラするし~気が散るよ!
【コレで解決】食べる姿勢を見直してみよう!
時間帯についてもそうですが、姿勢が食への意欲を低下させていることがあります。
背中が丸まっていないか、両足がぶらぶらしていないかなども確認を。ただ、中には手づかみ食べが苦手な子もいます。気長に待つのも大事です。
■監修/中村真奈美 先生
●参考/ひよこクラブ 2020年9月号 赤ちゃんの「全力拒否」への対応マニュアル
●イラスト/にくきゅうぷにお
●文・動画制作/たまひよ編集部