「あさく、あっさりとかもうウンザリ!」忘れかけていた愛のある妊活【ケイコモエナのスイス妊娠日記#22】
こんにちは!ケイコモエナです!
スイス人夫の元に嫁ぎ、スイスのアルプスの麓のど田舎に住んでおります。見渡す限り山、山、山、牛、羊、ヤギ、空です。
この連載では、長男のイチがまだ小さい頃のお話で、ふたりめの妊活を始めた頃のエピソードを赤裸々に綴りました! 笑いあり、涙ありの私の妊活話、楽しんでいただけると幸いです。
前回は、友達の妊娠の知らせを聞き、自分はこんなにがんばってるのにどうして、どうして彼女だけ……と妬む自分の気持ちが醜く、悲しんでるところに夫が帰ってきて…というお話でした。
今回は、産み分けを始めてから一切文句を言わず、私の言う通りにしてくれていた夫が、初めて本音を叫んだ!と言うお話です。
「ケイコが願う通りにしてあげたい。」
産み分けを始めた時、そう言ってくれていた夫。
私は、自分の気持ちと排卵のことだけで頭がいっぱいっぱいで、
彼の気持ちを考えてる余裕なんて全く無くて。
何も言わない、イコール、何も思っていない。と思っていました。
言われないと何も分からなかった私… いや、知りたくなかったのかも。
初めて本音を吐き出した夫に、驚き、そして、言われてみれば、そう、彼にも感情ってあったよね。
冷静に考えてみたら、そうよね、あなたの言う通りです。
もう、あなたのことを種としか見ていませんでした。
大変長い間、失礼いたしました。
私って、本当に失礼な奴だなって心底思いました。
よく、今までこんな失礼な私に、文句ひとつ言わず、私の願いに寄り添ってくれたなと感謝しか湧きませんでした。
そして、産み分けを始めて以来、機械的、実務としてしか取り組まなかった子作り。
そう、大事なことを忘れていました。
愛って大事ですねーー笑。
日常的になんとなく、お互い微妙にギクシャクしていた私たち…。
だけど、これをきっかけに元々の関係に戻れた気がします。
子作りの基本を思い出しました。
だって、子どもって愛の結晶って言いますもんね。
さあ、心機一転!また「愛」を大事に子作り続けようと!思えたのでした。
大事なことに気づけた私に、赤ちゃんは来てくれるのか…。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また次回に!
<自己紹介>
ケイコモエナ
「ぼんち揚げ」をこよなく愛すコテコテの関西人です。スイス人夫、長男のイチ、末っ子のゆあ、とスイスのアルプスの麓の小さな村に住んでいます。育児にまつわるつぶやきや、母としての思いをゆるくインスタにて綴っております。
インスタグラム:keikomoena
ケイコモエナのスイス妊娠日記「もしかしてふたりめ不妊!?」今までのお話はこちら>
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。