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りゅうちぇるさん&ぺこさん インタビュー <前編> 結婚と同時に妊活を考えた 2人がつくる幸せのカタチ

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18歳のときに出会い、交際スタート。約2年の同棲を経て2016年に結婚したりゅうちぇるさん&ぺこさん。
2018年7月に第1子・リンクくんが誕生しパパ・ママになった2人に、結婚・妊娠・育児ライフのすべてをたっぷり語っていただきました。
今回は、りゅうちぇるさん&ぺこさんインタビュー<前編>をお届けします。

りゅうちぇるさん&ぺこさんプロフィール

■りゅうちぇるさん
1995年生まれ。高校卒業後に上京し、原宿でショップ店員として働く傍ら読者モデルとして活動。その後、テレビのバラエティ番組出演をきっかけに個性的なファッションとキャラクターで注目を集め、一躍人気タレントに。2018年には「RYUCHELL」名義で音楽活動をスタート。
詳しくは、「RYUCHELLオフィシャルサイト」

■ぺこさん
1995年生まれ、大阪府出身。高校卒業後に上京、原宿系カリスマ読者モデルとして人気に。原宿のアパレルショップで知り合ったりゅうちぇるさんと交際、同棲を経て2016年12月に結婚。2018年7月、第1子のリンクくんを出産。
詳しくは、オフィシャルブログ「COTTON CANDY?」

関連:神戸蘭子さん インタビュー <前編> 二度の多嚢胞性卵巣症候群を乗り越えて

結婚式→新婚旅行→妊活。2人の中ではそれが自然な順番

【りゅうちぇる(以下R)】
結婚したのは2016年12月。僕が「結婚しよう」と決めてプロポーズしました。ぺこりんからしたら「こんなに早いの!?」って感じだったと思うけど。

【ぺこ(以下P)】
その年からメディアに出させてもらう機会が増えたんだけど、テレビ番組で「2人は結婚するの?」と聞かれたとき、りゅうちぇるが「結婚はしたいけど、今年はないかな」って答えていて。私はその言葉を真に受けて「あ、来年以降なんや」と思ってた。それなのに、12月に突然のプロポーズ。めっちゃうれしかったけど、それ以上にめちゃくちゃビックリした!

【R】
お互いめちゃめちゃヒマなときに出会って、いつも一緒にいるようになって、同棲して。そのうち仕事が急に忙しくなって、2人の時間が減ってしまってケンカしたり、ピリピリしたりもしたけれど、それでも頑張れたのはお互いの存在があったからだと思う。「もうイヤだ〜」ってなっても1人じゃないし、何があってもぺこりんは味方でいてくれるし。そういう時期を2人で経験できたからこそ、「この人とだったら、いろんな壁を乗り越えていける」と思えたんだよね。

【P】
同棲中からよく「結婚したいね」とか「子どもが生まれたらリンクって名前つけたいね」とか話してたけど、だからといって「いつまでに結婚しよう」と決めていたわけじゃないから、プロポーズされて「え、今!?」って(笑)。でも、結婚したら結婚式を挙げて、ハネムーンに行って、妊活するっていうのが2人の中では自然の順番だと思ってたよね。

【R】
そうそう。だから僕たちは結婚と同時に子どものことも考えた。でも、最初は子どもがいる生活なんて想像できなかったよね?

【P】
うん。私たちはめちゃくちゃ仲よくて、いつも2人でくっついているから、この2人の間にもう1人の人間=子どもが入ってくるということがうまく想像できなかった。

夫婦2人の時間の延長に家族3人の時間がある

【R】
妊活中は映画を見に行ったり、カラオケに行ったり。

【P】
自分たちの好きなことをやっておいてよかったなと思う。私はディズニーが大好きだから、家族3人で行くのも楽しみだけど、その前に2人で行けてよかったし。

【R】
でも、2人の時間って、子どもができても案外なくならないね。

【P】
ホントにそう!妊活中はいろんな人から「子どもができると2人の時間がなくなるから、今のうちに2人の時間を楽しんでおきなよ」って言われたんだよね。でも、ある人から「2人の時間がなくなるって言う人が多いけど、2人の時間はつくるものだから大丈夫だよ」と言われて、「確かに!」って。だから今でも「2人の時間がない」なんて感じたことがない。

【R】
家ではリンクが寝ているときに2人でコソコソ話してるし。

【P】
笑いをこらえながらね。

【R】
その時間も楽しいよね♪2人の時間の延長に、家族3人の時間があるって感じ。「2人の時間がなくなるよ」っていうのもそうだし、「こうしたら妊娠できないよ」とか「これは食べないほうがいいよ」とかアドバイスをくれる人がいるけど、みんながそのとおりとは限らない。僕たちは何も気にしなかったもんね。人が言うことは全部うのみにせずに、自分の経験で判断したほうがいいと思う。「あ、意外に大丈夫」となれば気持ちもラクになるし。

【P】
自分で納得できることだけ聞いておけばいいと思った。

【R】
僕たちはそれこそ「若すぎる」って言われても結婚したし、「こんな結婚式、普通はしないよ」と言われてもやったし(笑)。そういう声って、結婚しても妊活しても子どもが生まれてもずっとついてくるものだと思うけど、自分らしくいればストレスもかからない。そのおかげで妊娠もできたと僕は信じてるの。自分が何をいちばん大切にするか、それさえ守っていけば大丈夫!

【P】
あとは夫婦でしっかり話し合うことも大事。妊娠中も2〜3回ケンカしたけど、お互いがスッキリするまでひたすら話し合ったよね。

【R】
僕が話し合い大好きだから、「あー、もういい!」ってほったらかすんじゃなくて、とりあえずケンカ中でも近寄る(笑)。

【P】
それがめっちゃウザい(笑)。

【R】
でも僕はへこたれない。ちゃんと話し合って解決したいから。

【P】
「これ言ったら嫌われるかも」とかいっさいナシ。とことん本音で話し合うよね。それだけ話せば「ここまではいいけど、ここからはイヤだったんだな」と学ぶから、次からは同じことでケンカしない。もし同じことをしてしまっても、先に「ごめん、今のイヤだったよね」って謝れるし。

【R】
やっぱり好きだから、仲直りしたいっていうのが大前提。そうやってどんどん仲よくなってるよね。

一緒に成長しながら子どもが親にしてくれる

【P】
時々、「親になる自信がない」という声を聞くことがあるけど、私たちだって「よっしゃ、今だったら絶対大丈夫!」なんて自信があったわけじゃないよね。

【R】
自信なんて全然なかった〜。生まれる前は「男の子だからしっかりさせなきゃ」「こう育てなきゃ」とか思ってたけど、生まれてみたら「一緒に成長していけばいいんだ」って思えるようになって。リンクのためにも「発言に気をつけよう」「僕がしっかりしよう」って、僕のほうが変わるきっかけをもらってる。

【P】
私も「しっかり子育てしなきゃ」「母親なんだから」みたいな意識はほとんどなくて、「大好きなことをしながら一緒に成長していこうね」っていう感覚だし。

【R】
お金のことだって、子どもを育てるのにいくらかかるのかとか、まったくわかってなかった。自分が大黒柱としてやっていく上で不安もあったけど……。でも、「お金がないから今は子どもを産めない」といったって、「5年後はお金があるの?」「じゃあ、いつお金あるの?」って話。まずは一歩足を踏み入れないと責任感も出てこないし、頑張ろうとも思えないはず。後先のことはそんなに考えずに、まずは行動に移してみることが大事だと思う。

【P】
私もそうだけど、母親になる準備が100%整ってから妊娠する人なんていないと思うし、赤ちゃんがママとパパにしてくれると思うから、そこは不安に思わなくても大丈夫。ストレスとかネガティブな思いをため込まないで、ハッピーに過ごしてほしいと思います!

【R】
最初から完璧な親にはなれないと自分を認めて、一緒に成長していく。それがより大きな幸せにつながっていくはずだから!

りゅうちぇるさん&ぺこさんの妊活インタビュー、続きは<後編>でお届けいたします。

●撮影/関 信行
●取材・文/本木頼子

関連:マキシマム ザ ホルモン ナヲさん インタビュー<前編> 人気絶頂のロックバンドが妊活休業!?

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