「お産入院」準備がわかる! まずやるべき5つのポイント
間もなくお産! 不安を感じている人もいるかもしれませんが、お産は、ずっと会いたかった赤ちゃんと会える幸せな日で、入院中は、赤ちゃんとの初めての宿泊。ワクワクする気持ちを持つことも大事です。お産入院準備は何からすればいいのかを5つのポイントにまとめました。
1.産院でもらえる&レンタルできるグッズをチェック
入院中に必要なグッズは「出産入院セット」として産院から入院時にもらえるものや、産院で借りられるものもあります。ただし、何がもらえるか、借りられるかは産院によって異なるので、事前に確認を。分娩予約時などに産院からリストをもらえることが多いようです。
2. 産院のホームページで自分の入院する部屋をチェックしてバッグのタイプを決める
大部屋と個室では、自由に使えるスペースが異なります。自分の入院する部屋をホームページでチェックしてみましょう。スーツケースはパッキングしたものがひと目でわかる半面、広げるスペースが必要になります。
3.入院する産院の現状をリサーチ
新型コロナウイルス感染症対策のため、面会が制限されている産院もあります。そのため、着替えなどを追加で家族に持ってきてもらったり、使用済みの衣類を持ち帰ってもらったりが、できないことも。また、院内の売店の使用が制限されているケースもあります。
荷物の受け渡しの厳しさチェック
下記のようにそれぞれの産院でルールがある場合があります。
・荷物の追加の受け渡しは不可
・ナースステーションに預けることができる
・部屋の外では本人に渡せる
・部屋まで持っていける
など。
4.荷物を準備して詰める
出産入院の場合、入院後にゆっくりバッグの中身を整理する時間はありません。家族や助産師さんが開けることも多いので、何がどこにあるか、わかりやすく詰めて。お産のときに使うものは陣痛バッグ、産後の入院中に使うものは入院バッグと、バッグを分けて準備して。
5.身近に持つ貴重品は別にしましょう
□お金(最低限のタクシー代など)
□クレジットカード、デビットカード
□必要書類(入院申込書など)
□母子健康手帳
□健康保険証
□診察券
□印鑑
□スマートフォン
入院時に身近に持っていたいのが、上記のアイテム。携帯用バッグにまとめておきましょう。ただしスマートフォンは出かける前にバッグに入れることになるので、「外出直前に入れるグッズ」を見えるところにメモしておくなど、忘れない工夫をして。
監修/小林肇先生 取材・文/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
お産入院はお産に向けての旅のようなもの。楽しく準備していきたいですね。
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