唯一の連絡手段【にんぷぐらし!#25】
こんにちは、やまくらです。
2021年6月に男の子を出産しました。
子との日々の記録をInstagramで綴っています。
たまひよONLINEでは私の妊娠から出産、育児のエピソードを綴っていきます。
実際の妊娠中は何が起こるかわからず不安で、発信することができませんでした。今だから言えるあれこれを、当時を振り返りながら描いていきたいと思います。
病院で夫と別れてから、スマホを忘れたことに気づいた私。
絶望の中、お産が始まっていきます。
夫への連絡手段がないまま入院が決定しました。
唯一の望みは買ったばかりのタブレット。
院内Wi-Fiに繋ぎ諸々の連絡手段を試みるも、いい手立てが見つからず絶望しました。
お絵描き用に買ったばかりだったので、メールなどの設定もしておらず、他のアプリもスマホからの認証が必要だったので、全く役に立ちませんでした。
そんな中、光明が。
夫からの連絡で、首の皮一枚つながりました。
(返信の仕方に余裕のなさが滲み出ています笑)
夫が気づいてくれなかったら、わかりやすい場所にスマホを置いていなかったら、と思うとゾッとします。
とはいえ時間は深夜。
届けるのは明日ということで、どうにかこの夜を乗り切らなければなりませんでした。
だんだんおなかの痛みも増してきたような。
せめてこの不安を共有したいと思うのに、深夜だしスマホもないし、誰にも連絡できず辛かったです。
※コロナ禍での出産だったため、本来は各所でマスクを着用しておりますが、作中では省略させていただきます。