先輩ママたちの明暗分けた! 選ぶときにこだわらないと後悔する「育児グッズ」4選
出産前にそろえておきたい育児グッズはたくさんあります。評判のものを買えば安心と思いがちですが、「評判の育児グッズをそろえたはずなのに、なぜか使い勝手が悪かった…」「友人はいまいちと言っていた育児グッズが、わが家では大活躍した」と口コミもさまざま…。
先輩ファミリーの声を集めると、とくにこだわるべきアイテムと、選ぶ際の着眼点が見えてきました。
※2022年4月実施のインターネットアンケート調査(全国の0カ月~1才6カ月の赤ちゃんを持つたまひよ読者/n=233人)
【こだわりたいグッズ①】ベビーカー
赤ちゃんとのお出かけは大変なのに、ベビーカーの使い勝手が悪いと大きなストレスに…。
不満ポイントは「車に乗せられないくらい大きかった」「階段で赤ちゃんを抱っこしながらベビーカーを片手で持つには重すぎた」「家の前の道や段差で苦労した」など、「もうちょっとお金を出してでも、満足するものを買えばよかった」という声が多く集まりました。
逆に「こだわってよかった」と答えた人のほとんどが、押し心地やコンパクトさ、「ここは絶対!」というポイントを決め、実際に店舗で機能を比較検討したうえで決めているという結果に。店舗で押したり、たたんだりして機能を比較しながら選ぶことで、失敗は防げそう。
【こだわりたいグッズ②】哺乳びん消毒アイテム
哺乳びんの消毒・殺菌方法は、主に、煮沸する方法、薬剤につけおく方法、電子レンジで加熱する方法の3つ。
薬剤につけおくタイプは、洗ってつけておくだけで殺菌ができ、その後、すすぐ必要もないのでラクちん。どんな素材の哺乳びんにも使えますし、一度に何本もの哺乳びんをつけおけたり、食器やおもちゃなどの殺菌にも使えるのもうれしい点。ただし、つけおいている間、場所をとるのが難点。
電子レンジタイプは、専用容器に哺乳びんをセットして、レンジでチンするだけという手軽さ。こちらもすすぐ手間がかかりません。レンチン後はすぐに収納できるので、置き場所には困らないし、時短になるのが利点ですが、専用の容器にセットできる量しか1度に殺菌できませんし、電気代がかかる、レンジがその間使えない、などの難点もあります。
頻繁に哺乳びんを使う授乳方法の人やキッチンまわりにスペースがとれる住環境の人にはつけおくタイプ、キッチンまわりに余裕がない人や使用頻度が少ない人にはレンチンタイプが重宝されているようです。
【こだわりたいグッズ③】授乳クッション
妊娠中は抱き枕、産後は授乳クッションとして使える2Wayのものが多いですが、授乳クッションとして使う際に、こだわりが天地を分けることになるようです。
しっかり中が詰まっていてボリュームのあるクッションであれば、赤ちゃんをしっかり支えながら高さの調整が自在にできるといううれしい声が多いのですが、ボリュームの少ないものだと理想の高さに調整できないという不満が生じてしまっています。
また、浮輪のように腰に巻きつけて留められるようなものだと、立ったまま授乳するときに便利という「こだわってよかった」の声も多くあります。
【こだわりたいグッズ④】ベビーバス
新生児のお世話でも、最難関という声も多い沐浴。その際に絶対に必要なのがベビーバスです。
ベビーバスは、「プラスチックなどのかたい素材」のものと、「空気を入れて膨らますやわらか素材」のものがあります。いずれにせよ、首や頭のサポートができると支える力が少なくてすみますし、おしり部分にすべり止めが施されていたり、股ストッパーといわれるすべり止めがついていたりすると、顔がお湯につかってしまう心配も軽減するとのこと。
さらに、かたい素材であれば赤ちゃんの頭を支える大人の腕を固定できますし、やわらかい素材であれば赤ちゃんがぶつかっても安心という利点もあります。
また、近年は、大人が立った状態でシンクまわりで沐浴させることができるコンパクトサイズのものも人気。これは、帝王切開や会陰切開の手術跡が痛むママの負担軽減という点でも、腰へ負担がなく快適に沐浴できるという点でも、「こだわってよかった」ポイントとして挙げる人が多くいました。
文/たまごクラブ編集部
今の時代、ネットでスペックを確認し購入することもできますが、やはり、実際に商品を手にして検討したほうが、使用イメージもわき、失敗&後悔が少ないようです。人の意見をうのみにせず、自分の手と耳で確かめ、自分たちのライフスタイルに合うかイメージしてから準備しましょう。
『中期のたまごクラブ』2022年秋号には、用意する育児グッズを考えるときのポイントをまとめた「これだけは知っておきたい! 育児グッズの選び方」特集があります。
参考/『中期のたまごクラブ』2022年夏号 「これだけは知っておきたい! 育児グッズの選び方」
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