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【腸活】小林弘幸先生直伝!妊娠中の便秘を解消するメニューとは?

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iStock.com/Tharakorn

妊娠してから、便秘に悩む妊婦さんも多いのではないでしょうか? 今回はテレビや雑誌など各方面で大注目の、腸内環境と自律神経専門医である小林弘幸先生が、妊婦さんが便秘になる理由と便秘解消メソッドを紹介してくれました。

妊婦さんの便秘には、ホルモンなどさまざまな理由がある!

小林先生によると、妊婦さんの便秘の原因には、第一にホルモンの影響があるのだとか。

「妊娠すると分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンは、妊娠の継続に欠かせない大事なものですが、困ったことに腸のぜん動運動(便を排出しようとする動き)を弱める作用もあります。また、それに加えて妊娠・出産という未知のことに対するストレスで自律神経が乱され、腸がその影響を受けてしまうことや、後期には大きくなった子宮が腸を圧迫することなどが原因となり、妊婦さんの腸の力が落ちて、便秘傾向に陥りやすいのです」(小林先生)

便は毎日出ずともOK! 大事なのは回数よりもスッキリ感

驚くことに、“便が毎日出ない=便秘”ではないとか。

「きっとそう思い込んでいる人が多いですよね。でも、勘違いです。大事なのは、排便のペースではなく、不快感があるかどうか。もちろん、毎日出ることにこしたことはありませんが、週に2〜3日しか出ていなくても、本人がスッキリ感を感じていれば、オーケー。逆に『一日一回必ず排便しないと』と強く思い込むことがストレスとなり、さらなる便秘を招いてしまいます」(小林先生)

腸力を上げるには腸内環境を改善し、自律神経を整えよう

それでは、妊婦さんの頑固な便秘を解消するために、何か手だてはあるのでしょうか?

「腸内の環境をよくするための『食の改善』と自律神経を整えるための『生活習慣の改善』は、解消のための近道となります。便秘を解消するのに自律神経が関係あるの? と、ピンとこない人もいるかもしれませんが、実は腸のぜん動運動をコントロールしているのが、自律神経。自律神経が整った人は腸の状態もよくて、腸力が高いですし、逆もまたしかりなのです」(小林先生)

便秘解消のおすすめは、大根おろしヨーグルト

自律神経を整えるには、規則正しい生活を送るのがいちばん。それでは、腸内環境を改善するためには、どんな方法が有効でしょうか?

「プレーンヨーグルト200gに大根おろし大さじ2杯分をトッピングする、大根おろしヨーグルトがおすすめです。この三つは、乳酸菌のヨーグルト+水溶性食物繊維の大根+善玉菌のエサ・オリゴ糖を含むはちみつの最強の組み合わせ。ヨーグルトはしっかり200g取るとよいですね。いつ食べてもいいですが、腸の活動が活発な就寝中に合わせ、夜に食べると効果がアップ。長く継続すると、腸内環境が変化します」(小林先生)。

ヨーグルトに大根おろしとはちみつというと、意外な組み合わせですが、実際に試した妊婦さんがからは、「結構おいしい!」「はちみつをかけると、大根おろしが果物みたいになる」と好評でした。

あまりにも出ないならお医者さんを頼りにしよう!

ただ、生活習慣や食生活の改善に取り組んでも、「1週間便が出ない」「排便後に不快感がある」などの場合は、我慢せずに医師に相談を。

「かかりつけの産院に聞くのはもちろん、便秘外来など専門の外来に相談するのもオーケー。その場合、妊婦さんが飲んでも大丈夫な薬が処方されます。ずっとおなかの不快感に悩まされながらも、無理にいきんで出そうするのは、痔(じ)の原因となるので、やめましょう」(小林先生)

とにかく無理しないことが大切なんですね。

お通じがすっきりしないと、ちょっぴり憂うつですが、妊娠中になぜ出にくいか、その理由と毎日出なくてもスッキリ感があれば大丈夫なんだと知っていると、安心できますよね。今、もしも便秘に悩んでいる妊婦さんがいたら、まずはぜひ、大根おろしヨーグルトを試してみてください。毎日の積み重ねがあなたの腸内環境をよりよくしていきますよ!(文/たまごクラブ編集部ライター江原めぐみ)

■監修/順天堂大学医学部附属順天堂医院総合診療科便秘外来教授 小林弘幸先生

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