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【医師監修】妊娠初期(妊娠2・3・4カ月)に気をつけることは? やっていいこと・ダメなことQ&A【日常生活の気がかり・ペット・趣味】

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犬とベッドに横たわっている若い妊婦
※写真はイメージです
diego_cervo/gettyimages

妊娠初期ママは、日常生活のいろいろなシーンで「おなかに赤ちゃんがいるのに、これってやっていいのかな? ダメなのかな?」「これって妊娠中どうなの?」と気になることがあるはず。そんな疑問の数々を帝京大学医学部附属病院、総合周産期母子医療センター長、笹森幸文先生に聞きました。今回は、日常生活の気がかり「ペット・趣味」に関するQ&Aです。

【Q1】ネコと犬を飼っていますが、妊娠への影響はある?

【A】主にネコに寄生するトキソプラズマという原虫に妊娠中に初感染すると、赤ちゃんにトラブルが出る可能性が。妊娠前から飼っていて、ママに抗体ができていれば心配いりませんが、抗体の有無にかかわらず、妊娠中は口移しで餌を与えたり、素手でふんの処理をしたりしないようにして。犬も妊娠前から飼っていたのであれば、とくに問題はありません。ただ、ペットの毛やフケが原因でアレルギーが起こる場合もあるので、室内の衛生管理に注意しましょう。

【Q2】インコを飼っていますが、オウム病が心配です

【A】オウム病はインコ、オウム、ハト等のふんに含まれる菌を吸い込んだり、口移しでエサを与えたりすることによって感染します。感染後1~ 2 週間で急な高熱やせきなどの症状が出ます。妊婦さんの重症例も報告されているので、鳥との濃厚な接触は避けましょう。

【Q3】家庭菜園やガーデニングが好き。妊娠中も土いじりはしてもいい?

【A】トキソプラズマの感染が気になるかもしれませんが、手袋をするようにして行えば問題ありません。トキソプラズマは口から入ることによって感染するので、もし土が手についてしまったら、石けんで手をよく洗ってから家事をしましょう。

参考/『初めてのたまごクラブ』2023年春号

●記事の内容は2023年5月の情報で、現在と異なる場合があります。

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