妊婦さんに役立つ「出産費用の見える化」に厚労省が意見募集中!
妊婦さんのための情報提供、 「出産費用の見える化」とは?
妊婦さんにとって、「どこでお産をするか」は、一大テーマ。自宅周辺にある分娩施設は?出産や入院にかかる費用はどれくらい?医療体制や受けられるサービスは?…厚生労働省で、それらの情報を提供をする準備が進行しています。
妊婦さんが出産する施設の情報を、適切に得られるようにする「出産費用の見える化」プロジェクト
出産する施設を選ぶなら、安心して産めるところに決めたいもの。
分娩施設には総合病院(主だった診療科が複数ある病院)、産科を主とする病院、有床診療所(産院、クリニック)、助産所(助産院)の区別があり、分娩・入院にかかる出産費用も、受けられるサービスもさまざま。
厚生労働省ではその実態を踏まえ、妊婦さんが費用やサービスの情報をきちんと得たうえで、適切に分娩施設を選択できる環境を整備するために「出産費用の見える化」プロジェクトを令和4年12月から発足。
分娩施設ごとの出産費用の状況だけでなく、その施設の特長やサービス内容なども併せて、厚生労働省のウエブサイトで情報提供を行うことを目指し、準備を進めています。
分娩施設の状況は地域差も大きいもの。日本中を網羅したサイトで、信用できる情報が得られるようになれば、妊婦さんも安心ですね。
取材協力/厚生労働省保険局保険課 取材・文/たまごクラブ編集部
プロジェクトでは令和5年5月から7月にかけての研究班による検討を経て、この8月に実際のウエブサイトの表示イメージ案を制作。
2023年8月23日(水)~ 9月3日23時59分にかけて、このサイト案を実際に見てみてのご意見を募集しています。