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調べてみました!出産予定日より「早い・遅い」に傾向ってあるの?

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「よく動いている人は、予定日より早く生まれる?」
「母や姉が予定日を過ぎてもなかなか生まれなかったから、遺伝するのかな?」
など、【出産予定日に関する気がかり】について、産婦人科の専門医に聞いてみました。
みんなの「予定日より早い・遅い」の予想&結果のデータも発表します。

「予定日」にまつわる、気になるあれこれは本当??

出産予定日について「よくいわれていること」が本当なのか、産婦人科医の牧野真太郎先生に聞いてみました。

「予定日より早い・遅い」に遺伝はあるの?

「母が予定日より遅れたから、自分も遅くなるかも」
「母が早産だったから、私も早いかも」と、遺伝があると思っている人は多いよう。

でも、牧野先生によると
「乳がんや卵巣がんについては遺伝があることがわかっていますが、お産については、まだ明らかにされていないことが多い」とのこと。

「遺伝する要素もあるかもしれませんが、お母さんたちが出産した30年くらい前と今では、医療が大きく変わっています。
当時は超音波検査もなく、切迫早産(せっぱくそうざん)自体わからないことがほとんどでしたし、使う薬や医療処置も全然違う」そう。

「何をしてもなかなか生まれなかった」など、お母さんの話は参考程度に聞きましょう。

ママがよく動いていると、予定日より早く生まれやすいの?

出産には、ママの体の準備だけでなく、赤ちゃん側の準備も必要です。
赤ちゃんが十分に発育すると、頭が下に下がってきてお産の準備を始めます。また、陣痛を起こすためには、ホルモンの変化なども必要。すべての要素がそろって初めて、お産が始まります。そのため、
「ママがよく動いているから早く生まれるとは、言い切れない」そう。
でも、
「ママが妊娠中に適度に運動していると、お産が始まってからはスムーズに進むことが多い」と牧野先生。

お産にも、産後の育児にも体力は必要なので、体調に問題がなければ、ウォーキングなどの有酸素運動をしておくといいかもしれません。

「せっかちだと早く、のんびりだと遅い?」など、両親の性格は関係ある?

「ママやパパがのんびりした性格だと、お産が遅くなる」
「パパがせっかちな性格だから、赤ちゃんもせっかちで早く生まれる」というようなことはないそう。
ただし、ママが過度のストレスを感じることで、早産のリスクが高まることはわかっています。
「そういう意味では、ママがストレスを受けやすい性格だったり、パパが神経質で威圧的だったりして、ママにとってストレスになりやすい性格だと、早産のリスクが高まるということはあり得ます」と牧野先生。
そういうリスクがあることをパパにも理解してもらい、妊娠中は夫婦でおおらかな気持ちで過ごすようにしましょう。

「予定日より早い・遅い」先輩ママたちの予想と結果を発表!

『たまごクラブ』の読者アンケートで、412人の先輩ママたちに「予定日より早い・遅い」はどうなると思っていたか、そして実際はどうだったのかを聞いてみました。

3人に1人が、予定日より「早くなりそう」と予想

出産前、自分のお産は「予定日」に対してどうなると思っていたか、聞いてみました。
結果は、以下の通り。

●予定日より早くなると思っていた
→33.7%、
●予定日くらいだと思っていた
→30.3%
●予定日より遅くなると思っていた
→26.0%、
●気にしたことがない
→10.0%

理由を聞いたところ、
「母や姉がそうだったから」
「なんとなく」

という人が多数。

また、切迫早産の診断を受けた人は、「早くなる」と予想している人が多数でした。
「健診で赤ちゃんが大きめと言われたから早いかも?」
と予測している人もいましたが、牧野先生に聞いたところ、
「赤ちゃんの大きさだけではわからない」
とのこと。予定日が近くなると、「もうすぐだね」
「まだ生まれなさそうだね」
などと声をかけることもあるそうですが、子宮口の開きや赤ちゃんが下がってきているかどうかで判断しているそう。

ただ、兆候がなくても、突然破水してお産が始まることもあり、破水については医師にも予測できないことが多いそうです。

実際のお産はどうだった?

アンケート結果を集計したところ、
実際の出産は、

●予定日より3日以上早かった
→37.5%、
●予定日より3日以上遅かった
→31.3%
●予定日または予定日の前後2日以内
→24.7%
●そのほか
→6.5%
という結果に。

「そのほか」は主に、予定帝王切開や計画分娩の人たち。
ちなみに、予定日ぴったりという人は4.6%でした。
だいたい、予想と近い数字になりましたが、「早くなりそう」と思っていたのに遅かった人や、「遅くなりそう」と思っていたのに早かった人も多数いました。

また、切迫早産と診断された人でも、予定日を過ぎてもなかなか生まれなかったという人も。
「臨月までは生まれないように安静にしていたのに、予定日を過ぎても生まれず、もっと動いてと言われて必死に運動した」
という人も結構いました。これに関しては、牧野先生も
「よくあることです。危険な時期(早産の時期)にちゃんと対処して早産を防げたんだから、よかったんですよ」とおっしゃっていました。

予定日を過ぎてから、みんながやっていたことは……

予定日を過ぎると、健診で
「赤ちゃんが下りてくるように、たくさん歩いて」などと言われることが多いようです。

「1日1時間歩いた」
「階段の上り下りをした」
「スクワットや、ぞうきんがけをした」
という人が目立ちました。

医学的根拠はありませんが、
「陣痛がくる・お産が始まる」というジンクスがある「オロナミンC」を飲んだり、焼き肉を食べに行った人も多数。

まわりからの
「まだなの?」という言葉にプレッシャーを感じたり、「早く赤ちゃんに会いたい」という気持ちからあせる人も多いようです。
そんなときは、出産前の最後ののんびり時間が増えたと思って、自分の時間やパパとの時間を楽しんで、ゆったりした気持ちでお産を迎えてくださいね。牧野先生からは、
「いつお産が始まってもいいように、睡眠と食事をしっかりとって、体調を万全にしておいて」というアドバイスをいただきました。

予定日より早くなるか、遅くなるかは、医師にも予測できないことが多いようです。でも、早産の傾向は健診でわかるので、健診は必ず受け、医師の指示に従うようにしましょう。また、いつお産が始まってもいいように、入院準備とお産の予習は早めにしておくと安心ですね。(文・たまごクラブ編集部)


監修/順天堂大学医学部産婦人科学講座 准教授/順天堂大学附属順天堂医院 産科病棟 医長
牧野真太郎先生
参考文献:たまごクラブ2017年2月号「出産予定日より早い・遅い あなたはどうなる?」

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

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