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体重が増えなくて入院!ひどいつわりの妊娠中~産後も体重減少が止まらない!

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5歳差の男子二人の母でライターの“おにぎり”です。長男出産時27歳、次男出産時32歳でした。今から24年前、初めての妊娠・出産を経験しました。「妊娠中は何があるかわからない」とはよく言ったもので、私の妊娠ライフはつわりによる体重減少から始まりました。

”体重を減らしたい人ばかりじゃない”体重減少の悩み

食事も水分も取れなくなり、2ヶ月後には妊婦の私の体重が9㎏減少になり入院。妊娠の経過でなんとか元の体重に戻ったと思ったら、出産で子どもの体重分の3㎏減でした。

私の出産当時はネット環境がなく、参考にしたのは育児雑誌と育児マンガでした。今は運動やマッサージなど「いいお産のための準備」の情報が本当に多いけれど、私は予想外のトラブルで、マッサージはおろか、運動禁止、安静の生活で準備はゼロでした。でもお産自体はまあ順調な方でした。

しかし、産後までも体重減少は続きました。退院時の栄養指導では「何㎏増えましたか?」から「徐々に元の体重に戻していきましょうね」と聞かれることが多いようなのですが、私の場合は「既に3㎏減ってます」「えっ?!どんどん食べてくださいね」でした。(参考:身長163cm、通常57kg、悪阻入院時48kg、産後54kg)

妊娠で母体に蓄えるのは、胎児のためのみならず?!

第1子ということもあり、産後は実家へ直行。実母の手を借りられたのは心強いことでした。とは言え「母体に蓄えナシ」での母乳スタートは思った以上に大変で、「ある程度体重を増やしておく必要があるのは、胎児だけでなく産後の自分を守るためでもあったのだな」と思ったものでした。

なるべく母乳で育てたくて、「子どものペースで」の授乳が始まりましたが、なかなか育児書通りには進みません。長男は上手にゲップができず、機嫌よく授乳が終わってからも、いつまでたっても抱っこが続き「もうそろそろいいだろう」と寝かせた途端に吐くのを夜中に何度もやられると、本当に気が滅入りました。

「もう着せるものがないからバスタオルを巻いておこう」とか、母と手探り状態で過ごしていました。授乳回数も多く、そのたびに「片手に子ども、片手には母のおにぎり」でした。

枕元に置いた、母乳育児の強い味方「母のおにぎり」

食べても食べても体重は減るばかり。夜中の授乳で睡眠不足も重なって、退院後2週間でさらに7㎏減って47㎏になりました。水分補給が足りなかったらしく、普段は全くしない便秘に困ったのもこの時期です。

そんな私に、母は粘り強く母乳に良いとされるメニューで食事を作ってくれ、夜中の授乳のために必ずおにぎりを用意し続けてくれました。”母のおにぎりパワー”は絶大で、その後はだんだん体重も元に戻り、母乳育児も軌道に乗っていきました。

こうした体重変動を経て、長男は妊娠39週目に2658g 49.0㎝で安産で生まれました。脱水症状まで引き起こすほどひどかったつらい吐きづわりで、緊急入院という事態にまでなりましたが、つわりは出産という区切りで終わりが来ます。また、母体の栄養不足が胎児の栄養不足になったり、産後も母乳育児で体重減少が止まらないなど大変でしたが、その経験を次男の時に活かすことができました。母体を大事にすることが胎児への良い影響になり、更に心に余裕のある育児にもつながるんだなと思いました。

たまひよONLINEのママライター体験談一覧はこちら

■関連:【初めて育児】妊婦さんに知ってほしい「授乳の基本」と失敗しないコツ

[おにぎり*プロフィール]

夫と長男、次男の4人家族で神奈川県在住のライターです。いわゆる”子育て”はほぼ終盤なので、だいぶ自分のペースで時間を使えるようになりました。空き時間を見つけては手作りをし、地元のカフェに出品しています。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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