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アメリカでの出産レポート【たまひよ 出産体験談】

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こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、AIさんの出産体験談をお届けします。

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5/23にアメリカで出産しました。誘発前段でトラブルあり。誘発予定の方や、米在住の方への参考になればと思いレポートさせていただきます。
初産/38歳/予定日誘発分娩/人口破膜/無痛分娩/会陰切開あり/海外 

37週:
健診で、予定日(5/23)までに陣痛来なければ前日22日に入院、23日誘発分娩する、と医者から告げられる。35歳以上の高齢出産なので超過リスクを避けるためとのこと。
(予定日まで、ほぼ毎日家で大掃除したり身体に負担無い程度に歩いたり動いて過ごす)

39週:
予定日の前々日の健診。子宮口1センチほど開いているとのこと。夜中に軽い前駆陣痛があるくらいで、体感、ほとんど変化なし。

予定日前日(5/22):
16:00
病院入り
点滴用の針を刺され、まず何本か血液採取。何故かわからんがナースから「すごく良い血管ね!!」と言われる。当たり前だけど針は刺さりっぱなしなので地味に痛い。おなかにNSTの機械を巻く。血圧計を巻く。
夕飯食べても良いとのことで、オーダー。

17:30頃
誘発の事前準備として、子宮口を柔らかくするための薬を飲む。

19:30過ぎ
ナースが部屋に来てモニターで胎児心拍をチェック。顔が険しくなり、心拍が弱くなっていると言われる。薬服用後に定期的に陣痛(生理痛程度)があり、今までの前駆陣痛より長く強かったため赤ちゃんが苦しそう?なのと、薬が合わない可能性があるとのこと。急にナースが追加で3人程現れて酸素マスク装着、点滴入れられ、ベッドに両手両膝をついた姿勢にさせられショックを与えるための薬か何かをお尻に注射され、おなかの張りを戻すことに。医療ドラマみたいな状況に騒然となり、私も夫も驚き、不安に。
その後、胎児心拍安定。食事は少しなら食べて良いと言われ、少しだけ食べる。
子宮口を柔らかくする方法を変更。経口薬ではなく、子宮口に器具を挿入。(器具による処置ならば今後また胎児心拍が急変した時にすぐ取り外せるので)

夜中2時頃
19:30と同じ状況になる。おなかの張りを解消し、胎児心拍も通常通り復活。
軽い陣痛が続くと胎児心拍が弱くなるということは、赤ちゃんが陣痛に耐えられないということであり、これ経膣分娩無理なのでは…?と頭をよぎる。ナースからも、最悪の場合、帝王切開かもと言われる。

予定日(5/23):
朝6時頃
子宮口の開き具合チェック。2-3cmくらい開いてきている。また胎児心拍が弱くなる。通算3回目。上記と同じ処置を行い、心拍安定。
主治医の判断で、予定していた誘発剤の使用をやめて人口破膜で陣痛を起こすことになる。プランBとして帝王切開。

7時頃
人口破膜。何か棒状のものを膣から子宮口のあたりに突っ込まれる。めちゃくちゃ痛くて悶絶。内診の10倍くらい痛い。尿漏れみたいに、お股からじわぁっと液体が出てくる。酷い下痢の時のようにおなかとお股のあたりがすごく気持ち悪い。数分後、気分は回復。
人口破膜から約30分後、今までより強めの陣痛が来る。たぶん、本陣痛の始まり。痛いというより、苦しい。腰を後ろから巨人に掴まれて圧迫されている感じ。30分ほど耐えたが、無理そうなので無痛の麻酔をお願いする。(麻酔は、痛みに耐えられないと判断したら自分でナースに口頭で依頼するスタイル)

8時半頃
依頼して30分後くらいに麻酔注入開始。背中に針を刺す時は、痛いというより、怖さで全身がゾクゾクした。すぐに陣痛の痛みがスッと引いていく。
尿を自力で出せないのでカテーテル注入。麻酔を全体に行き渡らせるため、左向き、右向き、と交互にナースに体勢を変えてもらう。右側の腰のあたりがまだ痛かったが、体勢変えたら完全に無痛に。
前日からの胎児心拍の騒ぎもあり、ここまでほとんど寝られていなかったので、1時間ほど爆睡。(夫曰く、イビキかいて寝ていたらしい)

10-11時頃
目覚めてからナースが確認したところ、もう子宮口10センチ開いてるとのこと。主治医が来て、経膣分娩と帝王切開の両方の準備が行われる。(帝王切開の場合、無痛と同じ麻酔となるので、早い段階での麻酔開始はナイス判断だった。帝王切開と判断してからの麻酔だと準備に時間を要するため。)
いきむ練習を何回かする。いきみ方は医師とナースが指導してくれる。麻酔により陣痛の痛みは皆無、下半身はほとんど麻痺しているが、お腹に力は入れられるので腹筋を使っていきむ。「Good job!いきむの上手いね!」と言われる。

12時頃
本格的にいきむ。ひたすら、「Push!」と言われる。息を吸い込み、背中を丸めて上体を起こし、息を止めている間に腹筋をつかって排便する時のようにいきむ。医師とナースがめちゃくちゃ応援して褒めてくれる。痛みは全くないものの、いきむのが結構疲れる。「今のいきみ、今までで1番上手!凄い!」と言われてやる気を起こし、頑張る。

13時
誕生。大きな声で泣いてくれた。やっと我が子に出会えた感動で少し泣く。そばに居た夫も泣く。
赤ちゃんをおなか〜胸に乗せてもらい、1時間ほどSkin to skin。

14時頃
ナースが、「血圧に異常がある」と言って何回も測定する。最高血圧160にまで上昇。急に頭がめちゃくちゃ痛くなる。人生で1番痛い頭痛。痛み止めもらうも、全く効かない。「昨晩から何も食べてないからじゃない?」とナースに言われ、食欲無かったが無理やりゼリーやクラッカーを口に押し込む。1時間くらいで少し楽になる。高血圧のせいかどうかは不明。

その後、血圧も正常化。ナース同士がコソコソ会話しているのを盗み聞きしたところ、どうやら、分娩の時に投与した薬(名前忘れました)を通常の2倍処方されていたらしい….おいおい。生死に関わっていたらどうする??
夕方、LDRからPostpartum room(産後滞在のための部屋)に移る。赤ちゃんは一度もナースステーションに預けられることなく、分娩後からずっと母子同室。ラクテーションコンサルタントが来て授乳の指導。病院側からのミルクの授乳はなく、とにかく最初は出なくても乳首を咥えさせて母乳を飲ませて、と言われる。アメリカは意外と母乳推し。

夜中1時
「赤ちゃんをお風呂に入れます」と言ってナースとお風呂セットが部屋に入ってくる。なぜこの時間に。。。?分娩後、この時間まで全く寝れてないので、眠気でボーっとしながらナースが赤ちゃんをお風呂に入れているのを見る。
夫と赤ちゃんと一緒に二日間入院したのですが、入院中ナースが朝晩関わらず一、二時間おきにバイタルチェックなどで訪れるのと赤ちゃんが夜中泣きまくるので、入院中ほとんど寝られませんでした。。。入院期間も短いし、アメリカのお産はスパルタです。

退院後の余談:
感染症予防のために分娩時に投与されたペニシリン(Ampicillin)の副作用で全身に湿疹が発生….退院後すぐ皮膚科に行き、ステロイドの塗り薬を処方してもらうことに。「母乳授乳しても大丈夫」と言われるが、自己判断で念のためミルクに切り替え。これにより、産後3日目で完ミになってしまいました….

その他:
病院では病院着、悪露用パッド、パンツ、会陰切開部分を冷やす冷却パッドと鎮痛パッド、ドライヤー、シャンプーリンスボディーソープセットなどあらゆるものが完備されていたので、自分で持っていって実際に使ったものはスマホ・充電ケーブル・ペットボトル用ストロー・化粧水・クリームのみでした。二日間の入院なのでシャワーも浴びませんでした。(会陰が痛くて浴びる気にならない)

アメリカの病院ならでは?なのが、水・クラッカー・ゼリー・ジュース類が部屋の外の冷蔵庫にあり、食べ飲み放題でした。入院中の食事はファミレスとかで出るような普通の食事(クロワッサン、ベーコン、スクランブルエッグ、ステーキ、サーモンのソテーなどなど)で、メニューから自分で選んで院内電話でオーダーするスタイルでした。

いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

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●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2025年7月の情報で、現在と異なる場合があります。

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