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正産期から1日だけの早産!【2人目出産体験記】悩みのタネは「上の子事情」

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男の子と女の子の2人を育てるライターの“ママにエール”です。私が第2子の妊娠に気づいたのは、妊活を始めて2年近く、上の子が3歳になる年の4月下旬でした。その年は、上の子の幼稚園探しをしなければならない年。世間では、「保育園は不足、幼稚園には空きがある」などとも言われているようですが、私の住む地域は子育て世代が多く、幼稚園も抽選というのが通例でした。

つわりどころじゃない!上の子の幼稚園探しの日々…

妊娠週数が進むごとに感じるつわり…。その気持ち悪さに耐えながら、懸命に園の見学・プレ体験など、幼稚園選びの活動をしていました。さらに上の子も3歳で遊び盛り。1人産んだ体は筋肉もゆるくなっているのか、早いうちからおなかも大きく出てきていましたが、様々な公園に行き、そこで会うママ友たちと幼稚園の情報交換をする毎日でした。

2人目出産で一番の悩みのタネは、上の子の預け先

妊娠中の大きなトラブルもなく、胎児も元気に成長してくれたおかげでもありますが、出産に関する一番の悩みは「上の子の預け先」でした。

立会いOKなのは夫のみ。出産のタイミングが夫のいる時なら上の子を見てもらえるので問題ないのですが、いつ陣痛が来るかは赤ちゃんと神様次第。もし、夫が仕事中に出産が始まれば、上の子を預かってくれる人が必要です。

近所に両親や義父母がいるわけでもなく、彼らも仕事を持っていました。そのため、緊急時に駆け込める近さで、一時預かりを行っている民間保育園をピックアップ。急な対応が可能かあたってみましたが、登録料やら設定プランやらの関係で、なかなかの高額に。契約する決心がつかず、何人かのママ友に「緊急時は多少でいいからヘルプ希望」と、それとなく伝えておきました。

2人目だからお産が早い?意外にかかった約9時間

1人目は初産の割に4時間を切る早い出産。担当医師には、「2人目はもっと早いから、産院に間に合わないことも。気を付けて」と言われて非常に心配でした。

休日に家族で遊んだ帰り道、おなかが定期的に痛みます。「なんだか変…」、産院に電話して症状を伝えても「陣痛ではない」と言われました。時間が経つほど、強さと痛みの波が来る間隔が短くなり、「やっぱり診てほしい」と頼み込んで産院へ。やはり陣痛。パパが休みの日で良かったと思いました。

その日は妊娠36週6日、あと1日で正産期でした。1人目とは全く違う形で始まった陣痛で、8時間以上ベッドでもがき苦しみました。いざ子宮口最大となって、産むときは1時間未満。1日だけの早産でした。あと16分待てば日付が変わっていたのですが。

出生体重2480g保育器に入らずも、黄疸で入院延長

気がかりは出生体重。「2500g未満なら新生児室の保育器に入る」と言われて心配でしたが、2480gながら「状態が安定している」ということで母子同室OKということになりました。

小さな体で頑張ったと抱いておっぱいを吸わせると、久々にキューンと乳腺が張る感覚に、愛しさがこみ上げてきました。しかし、母子同室を喜んだのも束の間、数日後に「赤ちゃんの黄疸数値が高い」と専用の保育器へ入ることに。

その後、赤ちゃんがなかなか哺乳瓶を受け付けず、看護師さんたちは試行錯誤の末、私のものに似た形の哺乳瓶用乳首を探して、ミルクが飲めるように工夫してくれました。一足先に退院した私は、搾乳器で母乳を搾っては産院に届け、我が子の帰りを待つことに。これは赤ちゃんがくれた“産後のひと休み時間”だと感じました。

上の子がいれば、2人目の産後もなかなかゆっくりなどできません。私の退院後にちょうど大雪が降ったのですが、産後の傷の痛みも残る中、上の子と雪遊びをしていた自分が信じられません。やはりママは強いのですね。自分の奥底にある力を引き出してくれる子どもたち。上の子の用事で乳児の頃から外に連れ回されてきた第2子も、元気いっぱいに成長。私をますます鍛えてくれています。

■関連:そろそろ2人目...その前に! 考えておきたいわが家の家族計画

[ママにエール * プロフィール]
おしゃべりな鉄男の息子と天真爛漫な自由人の娘、2人の子を持つ母。化粧品会社・ITベンチャー・雑誌社などを経験後、フリーライターに。良いことも悪いことも全部力にできるようなエールを全てのママに!

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