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赤ちゃんとの新生活。ポンコツぶりも発揮しています( 笑)[押切もえのHAPPYマタニティLife #5]

更新

押切もえさんの短期連載の第5 回。
いよいよ赤ちゃんとの新生活がスタートしました! 押切さんの新米ママぶりは必見です。

連載第4回はこちら→いよいよ出産のとき。痛みも喜びも想像以上でした![押切もえのHAPPYマタニティLife #4]

入院生活は母子同室。 大変だけど楽しさが勝りました

赤ちゃんが生まれた日から、それまでと生活が大きく変わりました。

母子同室と母乳育児をすすめる産院で出産したので、すぐに頻回の授乳を含む赤ちゃんのお世話がスタート。出産当日からの同室は大変と聞いていましたが、確かに納得! それでも私は、同室で本当によかったと思っています。安産で元気だったこともあるかもしれませんが…。

赤ちゃんが小さな手足をパタパタさせて何かを求めるような声を発したり、顔をゆがめたりするたびに、よく観察して、おむつを替えて、授乳をして、抱っこして…。最初は戸惑いましたが、話しかけながらお世話をしていると、楽しくてしかたなくて。体は疲れていたけれど、生まれたばかりの赤ちゃんとずっとそばにいられるうれしさのほうが勝りました。明け方まで抱っこをしながらベッドのまわりをユラユラ歩いて寝かしつけ、私もようやく少し眠って迎えた1日目の朝、新生児コットの中でスヤスヤと寝息を立てる赤ちゃんを見たときの喜びといったら。出産時の感動がよみがえり、自然と笑みがこぼれてしまうほどでした。

退院したあとは 母の助けが心強かった!

家に帰ってから1カ月間はやっぱりさらに大変で、でもその分楽しさは何倍にもなりました。私の場合は実家へ帰らず、日中だけ母に家事の手伝いをしに来てもらっていたのですが、それがとても心強かったです。また、ただでさえ授乳中で増える食欲の影響もあって、久々に食べる母の手料理は最高においしかった! そのときに教わった手順やレパートリーもしっかり参考にしています。

育児に慣れないころは、げっぷをうまくさせてあげられなかったり、おむつの留め方がゆるかったせいで赤ちゃんの肌着をぬらしてしまったりとポンコツ新米ママぶり全開でしたが、赤ちゃんとじっくり向き合ってコツをつかんでいくと、だんだんスムーズにお世話ができるように。成長著しい赤ちゃんから、たくさんの笑顔と発見、学びを得ながら、一日一日があっという間に過ぎていきます。

りりしい目つきでこちらをじっと見つめたかと思えば、次の瞬間にはキャッキャと声を出してニコニコ。大人たちが思わず笑ってしまうほど表情をくるくる変えて、そして必死に生きている姿を見ると、「しっかりしないと」という自覚がどんどん強くなります。

1人の時間は少なくなり、できなくなったことや行けなくなった場所も多少ありますが、これからは赤ちゃんと一緒に見られる風景や体験できること、家族3人で感じられることを何よりも大切にしていきたいと思っています。

雑誌「たまごクラブ」での短期連載は8月号が最終回。ママになった押切もえさんの「ひよこクラブ」での活躍も要チェックです。(たまごクラブ編集部)

■文:押切もえ
「CanCam」「AneCan」の専属モデルとして活躍。現在はテレビやラジオ、執筆活動など活動の場を広げる。2016年にプロ野球選手・涌井秀章さんと結婚。pearl所属

■『たまごクラブ』2018年7月号より転載

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