妊娠・出産にかかる費用~健診費用から入院費用まで知っておきたいお金のこと

妊娠がわかって出産を迎えるまでにはお金がかかります。産婦人科に支払う健診費用と出産費用に加え、赤ちゃんを迎えるためのいろいろなグッズの購入や、おなかが大きくなってきたときに着るマタニティウェアの購入など、すべてを合わせるとかなりの金額になるのではないでしょうか。
妊婦健診では、助成券として一部を負担してくれる自治体が多いものの、病院によっては助成券だけでは足りずに、1回当たりおよそ3,000円~8,000円程度の不足分を支払うことも多いようです。出産費用についても、健康保険に加入していれば出産一時金がもらえるとはいえ、こちらも追加での支払いが発生する場合が多いとのこと。
赤ちゃんグッズやマタニティウェアなどは、本当に必要なものを吟味したり、おさがりや代用品などを使ったりすることで、余計な出費を抑えることができますし、出産費用についても、個室or大部屋などで費用が変わってくることもあるようです。
先輩ママたちの体験談を参考に、自分にとって必要なのは何かをしっかり判断して、賢くお金を使っていけるといいですね。
妊婦健診にかかる費用
妊娠がわかってから出産までの間には、いくどとなく妊婦健診を受けることになります。健診費用には健康保険が適用されませんが、自治体によっては、その一部を公費で助成してくれる助成金制度があります。しかし、先輩ママの体験談によると、助成金だけで健診費用が足りたときもあれば、高いときには1回10,000円以上の追加費用がかかったときもあるようです。
健診費用は、地域や病院によってかなり差があるよう。どんな検査をするといくら費用がかかるなどの一覧表をくれる病院もあるようなので、初診に行ったときなどに確認してみてはいかがでしょうか。
出産費用は一時金でおさまる?

出産費用についても、地域や病院によって大きく差があるようです。出産費用について聞いたアンケートによると、「40万円台」という回答が約4割を占めました。ついで多かったのが、約3割の「50万円台」で、40万円以上かかったという人が全体の約7割となります。健康保険に加入していた場合に受け取れる出産一時金がおよそ40万円であることを考えると、ほとんどの人が一時金でおさまらず、不足分の支払いをしていることになります。
出産費用は、入院の日数や分娩方法、入院部屋の種類、さらには出産の時間帯によっても変動することが多いようなので、余裕をもって備えておくと安心かもしれませんね。
個室か大部屋か

入院部屋を個室にするか大部屋にするかの選択によっても、出産費用はずいぶん違ってくるようです。個室のほうが費用がかかる場合が多いのですが、先輩ママたちに聞いたアンケートによると、個室を選ぶママが大部屋よりも多いという結果となりました。
個室・大部屋ともに、それぞれにメリット・デメリットがあるようです。たとえば、赤ちゃん同室の場合の夜泣き。おたがいさまと言ってしまえばそれまでですが、気になるようであれば、個室のほうがよいかもしれません。また、同室のママとコミュニケーションを取りたいということであれば、大部屋がオススメだそうです。先輩ママたちの意見を参考にしながら、自分や家族に合った選択ができたらいいですね。
妊娠してから出産まで、さまざまなタイミングで必要になってくるお金。病院に確認をしたり、先輩ママの体験談を参考にしたりして、どのくらいかかるのか、あらかじめシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。
※投稿内容は投稿者の個人的な見解・体験に基づくものですので、あくまでもアドバイスとして参考にしていただき、症状などについては医療機関にご確認ください。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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