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[妊娠・出産]昔と違う今の常識★親世代とのギャップを産婦人科医に聞きました

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yacobchuk/gettyimages

妊娠・出産・育児の常識は、時代とともに移り変わっています。ばあば・じいじが子育てをしたころと今の違いについて、産婦人科医の山下隆博先生に解説していただきました。妊娠・出産について、ママ・パパとばあば・じいじが感じたギャップを多いものから紹介!

ごはんは2人分食べたほうがいいの?

昔:赤ちゃんの分も食べたほうがいい。
今:自分に合った量でバランスよく食べる。


「戦後など食糧が今より不足していた時代、妊婦さんに優先して食糧がいくようにいわれていた名残でしょう。今は、体格に応じた適正増加体重を知って、自分に合った量を食べるように指導されます。標準体型の人だったら、量の増やしすぎに注意しながら、バランスよく食べましょう」(山下先生・以下同)

妊娠中の運動はしたほうがいいの?しないほうがいいの?

昔:運動しなくてもOK
今:筋力・体力維持のため、適度な運動は◎


「昔は今よりも家事が重労働で、特別な運動をしなくても適度に動けていたのかもしれません。お産時や産後に体力・筋力を維持するためにも、経過に問題がなければ、安定期に入ってから軽めの運動をするといいでしょう。ウォーキングやマタニティエアロビクスなどがおすすめです」

レバーやひじきは、たくさん食べたほうがいいの?

昔:ひじきやレバーは鉄分豊富で◎
今:どちらも食べすぎに注意が必要


「昔は今ほど、妊娠中に注意すべき食品について医師や助産師から指導されていなかったのかもしれません。どちらも鉄分を含む食材ですが、レバーに含まれているビタミンAを妊娠初期に、ひじきに含まれる無機ヒ素を妊娠中に過剰摂取すると、胎児に影響があることがわかっています」

つわり中は吐いてしまっても、食べたほうがいいの?

昔:つわり中も赤ちゃんのために食べる
今:水分をしっかりとって、無理に食べない


「栄養状態が今よりよくない時代、おなかの赤ちゃんをしっかり育てたいという強い思いの表れから、食べるようにすすめられていたのでしょう。まだ解明されていない部分もあるつわりですが、ピークである妊娠初期は、赤ちゃんがまだ小さく、必要な栄養も少ないため、母体に蓄えられている栄養分でたりると考えられています」

痛い思いをして産むと母性が育つって本当?

昔:そう考える人もいたのかも
今:どんなお産でも、愛情や母性は同じ


「かつては『陣痛の痛みを経験してこそ母性が育つ』と考える人もいたようです。お産の方法は、母性とは直接関係ありません。妊娠・出産で大量に出るホルモンや、お世話をしているうちに芽生える愛情などで、母性が育つのではないでしょうか」

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妊娠・出産の常識について、時代とともに医学や研究の進歩で変わってきました。今と昔の背景を理解して、家族みんなで快適な妊娠・育児生活を過ごしてください。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:総合母子保健センター 愛育病院
産婦人科部長 山下隆博先生

■参考:『たまごクラブ』2018年10月号「保存版Babyを心待ちにしているNEWばあば・じいじ読本 妊娠 出産 育児 今の常識をオール解説!」

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