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出産から退院後、産後の体と生活はどう変わる?産婦人科医に聞きました

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FamVeld/gettyimages

妊娠中から、産後の体や生活についてきちんと知っておかないと、その変化に気持ちがついていけず、ショックを受けるママも多いようです。赤ちゃん誕生で幸せの絶頂を味わったあとに、容赦なくやってくるのは、子宮が元の状態に戻ろうとして起きる「後陣痛(こうじんつう)」や「会陰(えいん)の痛み」、そして不快な「悪露(おろ)」などです。産後のスケジュールとともに、妊娠中からチェックしておくと安心です。気になる産後のママの体と生活について、産婦人科医の小川隆吉先生に答えていただきました。

産後の体の回復はどうなる?【子宮・悪露】

産後、多くのママを悩ませる「後陣痛」の原因となる子宮の状態、「悪露」について、知っておきましょう。

【子宮】約6週間で元の状態に

「子宮は、分娩直後より数日は緩んで大きくなりますが、その後、収縮を繰り返し徐々に小さくなっていき、6週間くらいで元の状態に戻ります。これを『子宮復古(しきゅうふっこ)』といいます」(小川先生・以下同)

【悪露(おろ)】通常は産後4〜5週で白いおりものに


「悪露とは、胎盤がはがれ出たあとの子宮や腟から出る血性の分泌物です。色や状態が少しずつ変化していき、個人差はありますが、産後4~5週で元の白いおりものに戻ります」

産後入院中のママの体とスケジュール

「お産入院の期間は、母子共に健康状態が良好なら、出産当日から数えて5日間です(小川クリニックの場合)。出産から退院までのスケジュールをご紹介します」

●出産当日:ベッドでゆっくり休む
分娩終了後2時間ほどは分娩室で安静を保ち、その後、出血などの異常がなければ、入院室に戻り休みます。

●産後1日目:乳頭マッサージ開始、母子同室に
母子の健康状態に問題がなければ、母子同室になり、育児生活がスタートします。シャワーがOKになる産院もあります。

●産後2日目:赤ちゃんのお世話指導
赤ちゃんのお世話の中でも最もテクニックが必要な沐浴(もくよく)などの指導を受けます。授乳指導も本格スタート。

●産後3日目:退院診察
退院前日には、毎日の診察で行われるチェックのほか、尿検査、血圧測定、体重測定などを加えた退院診察と退院指導が行われます。

●産後4日目:退院

痛みがつらいときは相談して

「後陣痛(こうじんつう)には個人差があります。通常は翌日までには治まりますが、痛みがつらい場合は相談を。痛み止め薬を処方してもらうこともできます」

退院するころには会陰(えいん)の痛みも落ち着く

「分娩時に会陰切開や会陰裂傷した部分を縫合したあとは、つれるような痛みが出たり、トイレのときにしみたりしますが、退院するころには症状が落ち着いてくるのが普通です」

関連:産後の初トイレ、会陰の痛み、後陣痛、悪露…産婦人科医に聞くトラブル対策

妊娠中は、産後すぐの体や生活についてイメージがつきにくいですよね。産後の入院中は、授乳指導や沐浴指導、診察や授乳などで意外と忙しいもの。体の疲れや痛みなどもあるので、体調によってはお見舞いを遠慮してもらうなど、ママの体の回復を第一に考えたほうがいいでしょう。また、今回は小川クリニックの入院スケジュールについてご紹介しましたが、自分の産院はどうなのか、予め調べておくことをおすすめします。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:小川クリニック 院長 小川隆吉先生
日本医科大学卒業。同大学産婦人科講師、都立築地産院産婦人科医長を経て、1995年より現職。セックスカウンセラーセラピスト協会会員、日本不妊学会会員。

■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY妊娠・出産ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)

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