妊娠初期に1ヶ月で2kgずつ増加!緊急入院で食事への意識が変化した私の体重管理
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2人の子どもを持つママライターの“Naho-mom”です。26歳と29歳で妊娠、出産。はじめての妊娠・出産は、期待よりも不安でいっぱいだったのを思い出します。
身長157cm、体重44kgでスタートの妊娠生活
私は25歳で結婚し、26歳で第1子を妊娠、出産しました。当時はフルタイムで勤務しており、毎日片道約1時間を満員電車で立って通勤していました。若かったこと、そして通勤でたくさん歩き、運動もしていたので、体重管理など全く気にすることなく過ごしていました。
食べることは好きでしたが、もともと痩せ型体質でダイエットの経験もなし。そんな私が、妊娠して初めて産婦人科を訪れたのが7月初旬でした。(ちなみに、翌年1月に出産。)
身体測定の結果は、身長157cm、体重44kg。医師からは、「体重の増加に気を付けて下さい。出産時に55kgまでに抑えるように…」と言われました。
え? 妊娠判明後1ヶ月で2kg、2ヶ月で4kg増
医師からのアドバイスによると「プラス11kgまでの体重増加は許容範囲」とのこと。仕事をして動いているし、今までも体重でのトラブルは経験がなかったので、私には関係のない話だと思っていたのですが…。
初めて産婦人科を訪れたのが7月。そして翌月8月に健診に行ったときの体重は46kg、9月には48.75kgに…。たった2ヶ月で4kg以上の増加です。「このまま体重が増え続けると、出産が大変になりますよ!」と、早くも医師から警告されてしまいました。
増加の理由は、つわりもなく、普段どおりに食事をしていたこと。さらに夏場にスッキリした清涼感が得たいと炭酸飲料を多く摂取してしまったことだと自分では思います。「おなかのなかには赤ちゃんがいるのだからスタミナをつけなければ!」と、カロリーの高いものを食べていたことも一因かもしれません。
体重増加に歯止めがかかった? まさかの緊急入院生活
10月中旬、妊娠7ヶ月のころ、大量出血をして「切迫早産」の診断を受け、予想外の入院生活が始まりました。絶対安静の指示により、点滴治療で2週間はベッドに寝たまま過ごす毎日。
病院での規則正しい生活、栄養の優れた食事、10月末時点での体重は50.2kg。毎月2㎏以上ずつ増えていた体重でしたが、入院のおかげ(!?) で体重の増加を抑えることができました。
すると、なんだか気持ちの良いものです。退院後も病院で出された食事を思い出し、なるべく味つけを薄味に、飲み物は加糖のものではなく白湯やお茶を飲むようにしました。
さらに、今までは納豆やめかぶに付属するタレを使い切っていたのですが、1~2滴だけ、ソースもちょっと…。そんな小さなことにも気を配りました。また、便秘解消のために、寒天入りヨーグルトをよく食べていたのを覚えています。
出産前日の体重51.8kgで元気な赤ちゃんを出産
退院後、出産予定日までは2ヶ月。妊娠後期には、病院での健診も月に1回から、週1回になり、体重計に乗る回数も増えました。でも、強い意志を持って、規則正しい食事や生活習慣を続けていたので、心配はありませんでした。自信を持って体重計と向き合えました。
そして、翌年1月初旬、出産予定日前日の体重は51.8kg。そして翌日、元気な男の子の赤ちゃんを出産しました。
「おなかの子に迷惑をかけたくない! この子を守れるのは私だけ」と、母性も目覚めていたような気がします。愛する子どものためなら、頑張れたのです。
妊娠中の体重管理。簡単なことと思っていましたが…、なかなか大変なものでした。体重を気にするあまり、「これも食べてはダメ、あれもダメ…」では、ストレスになりますし、気にしないで食べていては、あっという間に体重が増えてしまいます。私は普段通りの規則正しい3食の食事をバランスを考えながら、楽しんで体重管理をすることを心がけました。何より楽しむことが一番大切だと思いました。
[ Naho-mom * プロフィール]
男女2人の子どもを持つアラフォーママライター。整理収納アドバイザーとしても活動中。アメリカでの子育て経験有り。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。