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苦しい“つわり”で、より実感した家族の優しさと赤ちゃんへの思い

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妊娠中の女性は、彼女の腹をタッチします。
voraorn/gettyimages

在宅ワークを中心にライターの仕事をしている“Chieko”です。33歳での初産。当時は、“つわり”で大変な思いをしました。つらいなかにも実母のやさしさに触れることができ、出産とはまた違った幸せなひとときを過ごしたことをお伝えします。

ニオイに敏感…、ついには“寝たきり”の妊娠初期

30歳で結婚し、夫とわんこの3人暮らし。結婚当初から「早く子どもが欲しいね」と妊活を始めました。それから3ヶ月月足らずで無事妊娠。このまま穏やかに出産できると思っていたのもつかの間、妊娠中ほぼずっと“つわり”に悩まされる日々を送ることになるのです。

妊娠が判明する前から胃の辺りがムカムカしていた私は、妊娠初期についには寝たきりの状態になってしまいました。何をしても、どんな態勢になっても気持ちが悪いのです。なかでもごはんを炊くニオイが一番の苦手。ときには隣人が炊くごはんのニオイで吐き気が襲ってきたのを今も覚えています。

夫は仕事が忙しく、夜は早くても23時すぎの帰宅。家事を手伝ってもらうこともできず、「自分がやらなければ」とわかっていても、体は言うことをききません。おかげで洗濯物は溜まりっぱなし、食事は出前をとる日々でした。そんな私を見かねて、実母が手伝いにきてくれたのです。

夫不在。寂しくとも、母と過ごせた貴重な時間に…

毎日のように気分が悪く、何もできない私の様子に、一緒に住んでいるわんこまでストレスが溜まっていたようです。家具を咬み、トイレ以外のところでオシッコをするなど、困った行動に。自分のこともままならないのに、わんこまで…。

そんな日々を過ごしていましたが、つらいことは重なるものです。急遽、夫の長期出張が決定し、5日後には出発。寂しい思いもありましたが、寝たきり状態の私がついていくという選択肢はなく、わんこと一緒に実家へ戻ることにしました。

でも結婚してからは、母とゆっくり過ごす時間が少なくなっていたので、親子水入らずの生活を過ごせたことがとても良い思い出です。食事の支度からわんこの散歩など、全てを母に任せてしまったことは申し訳なく思いつつ、生まれてくる子どものことだけを考えて、体はつらくても心はおだやかに過ごすことができました。

“つわり”が運んでくれた小さな幸せ。身内の優しさ

“つわり”も安定期になれば落ち着くかと期待していたのですが、6ヶ月をすぎてもおさまらず…。「自宅で安静に過ごすように」と医者から言われ、横になって過ごす毎日は変わりませんでした。

そんな矢先に突然、母の体調が悪くなったのです。体調の悪い母とつわりがつらい私。見かねた兄夫婦が、母と私を自宅へ呼んでくれました。私の身の回りの世話をしてくれるのは、母から義理の姉に代わり、相変わらず私は“つわり”に参ってしまっていました。

心の安らぎは甥っ子たち。「赤ちゃん元気?」と、私のおなかをさすってくれるそのかわいさ。兄家族の幸せそうな姿に、未来の自分を重ね合わせてやさしい気分になれました。

そして、妊娠39週目。気分がすっきりとしない自分をいたわりながら過ごしていると、今までに感じたことのない激痛が。病院へ行くと出産のため即入院。痛みに弱い私は、陣痛に耐えることができず、「痛い! 痛い!」、「もう無理!」と泣き叫んで、看護師を困らせましたが、なんとか無事に小さな命に出会えることができました。

こうして妊娠期間中ずっと続いた苦しい“つわり”を経て、身長51cm、体重3042gの元気な赤ちゃんを出産することができました。私の場合、“つわり”は想像以上につらくて苦しいものでしたが、つらい思いをして生まれてきてくれたからこそ、出逢ったときの感動は大きく、よりいっそうの幸せを運んでくれました。生まれた直後に抱いた小さな命のあたたかさ、幸せを感じて流した涙は今でも忘れません。
“つわり”はあるよりない方が楽だとは思いますが、おなかで赤ちゃんが元気に育っている証だったのだと今は思います。そして、何もできなかった私を迎え入れてくれた実母や兄夫婦に、家族のあたたかさを教えてもらいました。

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[ Chieko * プロフィール]
現在、思春期になる息子と7歳になるわんこと3人で暮らしています。在宅ワークを仕事にワイワイ楽しく過ごしています。この2人の笑顔が私の幸せ! 2人がいれば何でも頑張れる! と子どもたちを愛してやまないバカ母です。

■関連:妊娠中のつわりはいつまで続く? その症状と軽減する方法

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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