里帰りする人のダンドリ成功リスト
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里帰りを決めたら、ダンドリよく準備していくのが大切です。事前の準備やリサーチで、快適な里帰りになるのか、そうでないのかが決まるといってもいいでしょう。早めにパパと相談しながら進めてください。今回は里帰りする人の上手なダンドリ術を産婦人科医の小川隆吉先生に教えていただきました。
上手なダンドリ♥妊娠初期編
1.パパと里帰りについて話し合う
2.親に里帰りをしてOKか聞く
(産前里帰りの人)
★転院先をリサーチして予約
★健診費の助成がどうなるか確認
→違う自治体に転院する場合、今住んでいる役所に助成がどうなるのか確認を。
★今通っている産院に転院することを伝える
上手なダンドリ♥妊娠中期編
3.里帰りするとき、戻るときの移動手段、スケジュールを考える
4.立ち会い出産が希望の場合、パパの行動をシミュレーション
→お産が始まったときの連絡方法、パパの移動手段や移動にかかる時間を事前に確認しておきましょう。
5.里帰り中の手続きについてパパと相談
(産前里帰りの人)
★転院先で一度健診を受ける
→妊娠中期に一度、転院先で健診を受けることが必要な場合が多いので確認を。
(産後里帰りの人)
★実家に一度泊まってイメージ
→過ごす予定の部屋に一度泊まってみて、産後の生活スタイルをイメージしておくと安心。
上手なダンドリ♥妊娠後期編
6.育児グッズをそろえ、産後すぐに使うものは里帰り先に送る
→産後すぐから使うお世話グッズは里帰り先へ送っておきます。普段から使っている自分の生活用品も忘れずに。
7.留守番のパパへのお願いごとメモを作成してはっておく
→ゴミの日や公共料金の支払いなど、里帰りしている間にパパにやってもらうことを一覧に。里帰り先や産院の連絡先も明記。
(産前里帰りの人)
★転院のための紹介状を書いてもらう
★妊娠34週までに里帰り先へ移動
★転院先で健診を受ける
★パパとのコミュニケーションをしっかりとる
★体重管理に注意。運動不足になりがち
★産後の育児や生活について親と打ち合わせ
(産後里帰りの人)
★移動中におむつ替えや授乳ができる場所をリサーチしておく
★移動時に使うチャイルドシートの用意を忘れずに
里帰りをする人は、事前の準備が大切です。親やパパと里帰り中の生活について話し合いをし、必要なものは準備しておきましょう。できれば一度実家に泊まって、産後をイメージしておくといいでしょう。また、留守中にパパにお願いすることリストも準備しておくと◎。転院が必要な場合は、早めにリサーチを。(文/たまごクラブ編集部)
■監修:小川クリニック 院長 小川隆吉先生
日本医科大学卒業。同大学産婦人科講師、都立築地産院産婦人科医長を経て、1995年より現職。セックスカウンセラーセラピスト協会会員、日本不妊学会会員。
■参考:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY妊娠・出産ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)