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教えて!みんなの「つわり飯」 産婦人科医のアドバイスも

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妊娠中の女性はオレンジジュースとフルーツを飲みます, 健康
shutter_m/gettyimages

妊娠中のつわり、個人差はありますが辛い人にとっては本当に辛いもの。つわりのある間は、ほとんど食事がとれなかったという人もいれば、特定のものばかり食べたくなったという人も。口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちに聞いた体験談とともに、つわりの時の食事について、日本赤十字社医療センター第一産婦人科部長の木戸道子先生からアドバイスをいただきました。

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おにぎりや果物が人気の定番

まずは、先輩ママたちの「つわり飯」を紹介します!

ブリトーのハムチーズと冷麺とみかん

「なぜかブリトーのハムチーズが食べたくて食べたくて…。毎日コンビニに買いに行っていました。あとは冷麺とみかんが食べられました!」

こんにゃくゼリーとサンドイッチとアイス!

「私はつわりは比較的軽かったので、そこそこ何でも大丈夫でしたが、特にこんにゃくゼリーとサンドイッチはよく食べました。しかも、こんにゃくゼリーは特定の銘柄しか食べられなくて、類似品はだめというのも、妊娠期ならでは? あとは、クーリッシュのバニラも美味しかったな」

梅干しおにぎりが救世主

「つわり中の飲み物で受けつけるのは、スポーツドリンクのみ。そして、食べ物といえば、梅干まるごと1個入れたおにぎりが、つわり中の救いでした」

一番ひどい時はぶどうしか食べれませんでした…

「ぶどうばかり食べていました。つわりが少し軽くなってからは、甘い菓子パンやクッキーを食べてました。なぜか、しょっぱいものがなかなか食べられなくて困りました」

昆布おにぎりと鮭のおにぎり

「食べられるのは、これだけです」

ざるそばとふりかけごはん

「やっとつわりが落ち着いてきましたが、気を抜くと気持ち悪くなってしまいます。今、食べられるものは、ざるそばやふりかけごはんです」

最初の頃に食べられたお粥が今はダメに…

「極度の吐きづわりで唯一食べられたのはプチトマト。パックで買って食べてました!梅やスポーツドリンク、お粥など、最初は食べられたものがどんどん嫌いになって困りました」

飲み物もダメになるものがたくさん?

食べ物だけでなく、飲み物も特定のものしか受けつけなくなったという声もあありました。

ウーロン茶ぐらいしか飲めません

「ウーロン茶以外飲めなくて…。しかも、キンキンに冷やしたウーロン茶以外、飲めませんでした」

飲み物でなんとかカロリーを…

「食事ができなかったので、スポーツドリンクでカロリーをとっていました」

なぜか、特定銘柄の水しか飲めず

「六甲のおいしい水しか飲めなくなり、驚きました」

炭酸ジュースのおかげで…

「1日に何本も炭酸ジュースを飲んでいたので、健診の間ずっと尿が糖プラスなってしまいました…」

産婦人科医・木戸先生からのアドバイス

木戸先生に「つわりの時期の食事」について聞きました。

「妊娠初期に悩まされやすいのがつわりです。ほとんど症状がない人もいれば、入院が必要になるほど辛い人もいます。つわりの時期はにおいに敏感になり、普段と嗜好が異なりやすいもの。先輩ママの体験談にあるように、おにぎり、サンドイッチ、ざるそば、果物などは定番のつわり対策メニューなので参考になると思います。しつこいものよりもさっぱりとしたもの、湯気の立つものよりも少し冷めたものの方が食べやすいです。
一方、おなかがすくと気持ちが悪く、つい食べて体重が増えてしまう「食べづわり」も妊娠初期には多いもの。そんな時にお勧めなのは体験談にもある「プチトマト」です。手軽につまめて、チョコやクッキーと違ってカロリーも高くなく、水分やビタミンも摂ることができます。
食べられないと「栄養が偏っておなかの赤ちゃんへよくない影響があるのでは…」と心配する妊婦さんは多いですが、この時期はまださほど栄養バランスにこだわる必要はありません。人によって味覚や食べられるものは異なりますので、いろいろ試してみて、これなら何とかOK、という自分なりのメニューを見つけましょう。
まずは脱水にならないよう、水分を少しでも摂ることが大切です。もし、『まったく食べることも飲むこともできない』『尿があまり出ない』『体重が4キロも5キロも減った』など症状が重い場合は、点滴などの治療が必要になるので早めに受診しましょう」(木戸先生)

おなかの赤ちゃんのことを考えると、「食べなくては」と考えがちです。でも、つわりで食事がとれない時は、無理せずに食べられるものでOKという木戸先生のアドバイスには救われますね。自分なりのつわり飯を見つけて、辛い時期を乗り切りましょう。(文・橋本真理子)

木戸道子先生
日本赤十字社医療センター 第一産婦人科部長。年間3000件近くの出産を扱う病院に勤務し、母子の健やかな出産を応援している。みずから3人の男の子を育てた経験からも、妊産婦、働く女性に親身なアドバイスを行っている。

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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