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【専門家監修】「マイホーム購入」の決断は30代半ばまでに。老後資金まで考えて

Jaruwan Jaiyangyuen/gettyimages

住宅ローンを借りてマイホームを購入するか、ずっと賃貸で暮らすか…、妊娠・出産を期に、これからの住まいについて考えるご家庭も多いはず。
住宅ローンのリスクや老後資金の考え方など、気になるポイントを、お金のプロ・ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生に聞きました。

【記事監修】

ファイナンシャル・プランナー

畠中雅子 先生

Profile

マネーライターを経て、1992年にファイナンシャル・プランナーに。1男2女の母。実体験に基づくアドバイスに定評があり、新聞や雑誌など多数のメディアでの執筆や、セミナー講師など幅広く活躍。

「ローンの返済リスク」をとるか 「多めに老後資金の準備」をとるか

マイホームを持つか、賃貸で暮らすかは、お金の悩みで取り上げられる機会の多いテーマです。個人的には「どちらでもよい」と思っていますが、その理由は購入と賃貸のリスクの性質が異なるからです。
マイホームを持つには頭金を準備した上で、住宅ローンを組む必要があります。住宅ローンの返済は長きにわたるため、「住宅ローンを最後まで払い続ける自信がない」という理由から、賃貸住まいを選択する人もいます。
一方、賃貸住まいは、住宅ローン返済に縛られず、収入に応じて住み替えが可能。子どもの人数に応じた住み替えもできるので、賃貸住まいを気楽に感じる方もいますが、リタイア後も家賃の支払いが続くため、老後資金を多く用意する必要があります。
住まいは「住宅ローンのリスク」をとるか、「老後資金を多く貯めるリスク」をとるかの選択なのです。

住宅ローン返済は、1年でも早く終えるのが理想

マイホーム購入を検討しているご家庭は、メインで住宅ローンを組む人が30代半ばまでに実行することをおすすめします。その人が20代ならあわてなくて大丈夫ですが、すでに30代半ばを過ぎているならば、早めに実行に移したいところです。
購入に当たっては、頭金を1割以上準備しましょう。頭金が多いほど購入時点では安心ですが、1年でも早く、住宅ローンの返済を終えるには、購入時期が遅くなるのもおすすめできません。
子どもが小学校高学年以降になると教育費で繰り上げ返済がしづらくなるのも、早めの購入をおすすめする理由です。
赤ちゃんが生まれると、それまで住んでいた部屋を手狭に感じ、マイホームが欲しくなる方も多いはず。赤ちゃんの泣き声などの音もれ対策も、持ち家のほうがしやすくなります。
マイホームを購入するなら、老後にローンを残さないためにも、お子さんが小学校低学年までには購入に踏み切り、早めに繰り上げ返済を実行しましょう。
賃貸住まいを選択する方は、お子さんの人数が決まった時点で、老後資金の準備をスタートさせたいところ。多めの老後資金を貯めるには、早めに準備をスタートさせる必要があるからです。

住まい選びのポイントをまとめると
1 持ち家には住宅ローンのリスク、賃貸には老後資金準備のリスクがある
2 購入は30代半ばまでを目安に。買わないなら、老後資金を多めに貯める
3 繰り上げ返済しやすいのは、子どもが小学校低学年まで

の3つです。いざというときはこの3つを思い出してください。

(文・たまごクラブ編集部)

■掲載の情報は2019年11月時点のものです。以後変更になる場合がありますのでご注意ください。

初回公開日 2020/01/10

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