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住宅問題…今買うべき?賃貸vs持ち家のメリットデメリットは?[妊娠中に夫婦で考えるお金の話#3] 

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Tijana87/gettyimages

妊娠したら考えておきたいお金のことを、シリーズで紹介しています。今回のテーマは「住宅問題」。赤ちゃんが生まれ、家族が増えると、もっと広い家に住みたくなりますよね。でも、マイホーム購入は人生最大と言ってもいいほど、大きな買い物! 住宅を取り巻く問題について、ファイナンシャルプランナーの岩城みずほ先生がやさしく解説します。

子どもが小さいうちは、すぐに 引っ越せることが大きなポイントに

妊娠を機に、家を買おうか検討している家庭も多いかもしれません。でも、ちょっと待って! 子どもが小さいうちは、

「教育環境のいいところへ引っ越したい」
「貯蓄ができるよう、家賃を下げたい」

など、転居したくなることもしばしば。賃貸なら、すぐに引っ越しできるという大きなメリットがあります。

賃貸住宅のメリットとデメリット

★メリット
・すぐに引っ越せる
・設備の故障、建て替えやリフォームは大家さんが負担してくれる
・固定資産税などのコストがかからない

★デメリット
・家賃を払っても、自分の財産にはならない
・自由に改装や改築ができない
・定年後の家賃をどう払うかが課題になる

持ち家のメリット・デメリット

★メリット
・ローン完済後は、住居費が格段に安くなる
・自由に改装や改築ができ、満足感や安心感が得られる
・老後の住まいに困らない
・売却できれば、資産価値もある

★デメリット
・トラブルなどがあっても、転居しにくい
・多額の住宅ローンを組むと、収入減などがあった際、ローン返済が困難になることも
・固定資産税のほか、築年数がたつと、建て替えなどのコストがかかる

少子高齢化&オリンピックで先行きが不透明

この先の日本は、人口が減っていきます。それでもなお、新しくマンションは建設され、一方で空き家が目立ち…。2020年のオリンピック後は不動産価格が急落する、と分析する専門家も。

「先行きが不透明な今、住宅購入はおすすめできません。せめてオリンピック後まで待ち、そこで判断してみては。子どもが小さいうちは、あせって住宅購入に踏み切るのではなく、貯蓄に力を注いだ方がいいと思いますよ」(岩城先生)。

首都圏の一部エリアでは、“不動産バブル”と言われているほど、価格が高騰している昨今。持ち家には持ち家ならではのメリットがありますが、今、急いで買う必要はなさそう。妊娠・出産・育児をひかえた世代なら、貯蓄をしっかりして頭金を用意し、借入金額をできるだけ少なくして住宅購入をするのが賢い選択かもしれません。(文・たまごクラブ編集部)

■監修:ファイナンシャルプランナー、CFP認定者
岩城みずほ先生

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