苦しいつわり生活…楽しみはエコー写真だった私の初産体験
現在3歳の女の子の育児をしながら、Webライターとして活動しているエグママです。結婚して6年目、そろそろ子どもが欲しいと思い妊活をスタート。37歳で第1子を妊娠しました。
妊活開始から約3ヶ月経った頃、生理が1週間遅れていたので妊娠検査薬を使ってみることに。結果はまさかの陽性でした。こんなにも早く妊娠できるとは思っていなかったので、夫と抱き合って喜びました。
しかし喜んだのもつかの間、つわりに苦しむ日々が始まったのです。パンを作る仕事をしていたのですが、私の場合は匂い全般がダメで、パンが焼ける匂いや食材自体の匂いも受け付けないほど、とても大変でした。また、通勤のバスでは吐き気をこらえるのに必死で、職場についてトイレに直行するのが日課になっていました。友人には「マタニティライフを楽しんでね」と言われていましたが、そんな余裕は少しもないまま出産を迎えたのです。そんな私の妊娠から出産までのエピソードをエコー写真とともに綴りたいと思います。
<妊娠初期>妊娠2週~15週。本当にお腹に赤ちゃんが!
妊娠5週目 胎嚢を確認!
妊娠検査薬で陽性反応が出てから1週間後、産婦人科を受診し、初めてのエコーで胎嚢を確認しました。この時すでにつわりが始まっていたので常にムカムカしている状態です。
妊娠8週目 心拍を確認し一安心。
胎嚢の確認から1週間、無事に心拍確認ができますようにと祈り続けていました。先生から「心拍確認ができたよ」と言われた時は、ほっとして涙がでました。しかし、つわりはどんどんひどくなるばかり。パンの焼ける匂いや食材自体の匂いに加え、ご飯の炊ける匂いや柔軟剤の匂いもダメになりました。
妊娠11週目 1カ月ぶりの健診。エコーを見てびっくり!
頭や手足などがはっきり見えて人間らしくなっていました。この時初めて「かわいい!」と思い、ママになることを実感したように思います。つわりはひどく仕事以外はソファーで横になっている状態。料理も匂いで気持ち悪くなるので作れず、野菜ジュースやゼリーを口にするのが精一杯でした。夫には外食やお弁当などで済ませてもらっていました。
妊娠15週目 つわりが治まったら食欲が止まらない!
この日はエコーの時に顔を見せてくれました。なんだか愛おしくて仕方ありません。つわりもだいぶ落ち着き、今度は食欲が止まりません。今まで甘いものはほとんど食べなかったのですが、甘いものが食べたくて仕方がないのです。次の健診で体重測定が怖い…。
<妊娠中期>妊娠16週目~27週目 つわりが落ちついたと思ったら
妊娠20週目 ただの風邪では終わらなかった…。
妊娠中期に入り初めての助産師外来。つわりも落ち着き赤ちゃんも順調。
と喜んでいたのもつかの間、翌日から体調不良でダウン。そのまま風邪をこじらせて年末に咳喘息になり、つらい年越しとなりました。
妊娠26週目 性別判明!赤ちゃんの名前が舞い降りた!
前回わからなかった性別がやっとわかりました。ドキドキして待っていると、先生が「女の子だよ! おしゃぶりの練習をしているのかな?」と。このエコー写真を見た時、突然ビビビッと感じ「メイ」と名付けようと決めました。
<妊娠後期>妊娠28週目~40週目 風船みたいに大きくなっていく私のお腹
妊娠28週目 エコー写真に全身が入らないくらい大きくなりました
8ヶ月に入り、日に日に大きくなるお腹。胎動も激しくなり夜中に起きることも。仕事中に長時間立っているのがつらくなり、疲れやすくなってきました。赤ちゃんの顔がだいぶはっきりしているのが写真でわかります。
妊娠30週目 おなかが胃を圧迫してご飯があまり食べられない
おなかが大きくなり胃を圧迫しているのか、思うように食べられなくなってきました。常に苦しくなんだかムカムカするので、つらかったつわりの時期がまた来たような感じです。この日の健診では赤ちゃんがまばたきをするのが見られました。
妊娠37週目 いよいよ近づく出産を前に
大きくなりすぎてエコー写真ではよくわかりません。体重は、妊娠してから9kg増加。予定日が近づいて、楽しみな気持ちと不安な気持ちが入りまじります。臨月に入り、お腹はパンパンで歩くのも大変。予定日の1週間位前には、いつ陣痛がくるのか毎日ドキドキして過ごしていました。
予定日を迎え、健診で「近いうちに産まれるかもね」と先生に言われたその日の夜、本格的な陣痛が始まり出産を迎えるのでした。
陣痛が始まって約13時間後、陣痛促進剤を使い、吸引分娩により40週と1日目に体重3442g、身長50.5cmの女の子が産まれました。妊娠中も大変でしたが陣痛の間隔が短くなってからが一番つらかったです。陣痛の間隔は短くなっているのに子宮口がなかなか開かず。助産師さんから「イキんじゃダメ!」と言われ続け、あまりの痛さに夫につらくあたることもありました。それでも夫は腰をさすってくれたり「頑張れ!」と声をかけてくれたり傍らで支え続けてくれました。夫のサポートがなければあの痛みには耐えられなかったと思います。そして生まれてきた娘は天使のように可愛く、それまでの痛みやつらさなど一瞬で忘れてしまいました。
[ エグママ * プロフィール]
Webライターとして働く1児の母。毎日わんぱくな娘と一緒に走り回り、ヘトヘトになりながらもスキマを見つけては記事を執筆しています。現在は、プリンセスが大好きな娘。毎日何かのプリンセスになりきって遊んでいます。私の今の夢は娘と一緒にディズニーランドに行くこと。たくさんのプリンセスに会いに行こうね。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。