お産入院の準備リストにある産褥ショーツを1分で解説
お産入院する時に病院の持ち物リストに入ってる場合が多い「産褥ショーツ」。妊娠するまで「産褥ショーツ」の存在を知らなかった人も多いのでは?
なぜ「産褥ショーツ」が必要なのか、また使い方や選ぶポイントなど、かりやすく解説します!
産後は悪露が出るため、産褥ショーツが必要に
悪露とは産後に子宮に残った血液や分泌物が排出されること。
個人差はありますが産後から1ヶ月くらい悪露が出る為、産後ケアとして産褥ショーツは必要です。股部分が開閉するので、病院のベッドでの医師による診察時や、看護師さんによる産褥パッド交換時に便利なのです。
産褥パッドとは?
産後すぐは悪露の量も多いので大きめの産褥パットと産褥ショーツが必要です。生理用ナプキンのように、ショーツの内側につけて使用します。
産後は看護師さんがパッドを替えてくれることもあります。股部分が開閉できると、ベッドに横になったままでも看護師さんが交換しやすいのです。
産褥ショーツ選びのポイント
産褥ショーツを選ぶ際に気をつけるポイント3つ
<Point1> 防水布がある
悪露には血液や分泌液が含まれるため、ショーツに汚れがつきやすい。そのため防水布がついているものを選ぶのがポイント。
さらに就寝時はヒップ部分にも汚れがつきやすいため、股部分だけでなく、お尻から背中部分まで防水布がついていると安心です。
<Point2> ゆとり設計
産後すぐは大きな産褥パッドをつけることが多いので、ゆとりがある産褥ショーツを選ぶのがおススメ。
特にヒップまわりにゆとりがあると産褥パッドをつけたときに、締めつけずちょうどいい着用感になります。
<Point3> 面ファスナーがあたりにくい
産褥ショーツは股部分が開閉するので、面ファスナーつきが多く、太ももや脚ぐりなど、ファスナーが少しでも肌にあたりそうなものはできるだけ避けましょう。
縫製糸やゴムが少し固いだけでも、長時間履いていると脚ぐりが痛くなることがあるので注意が必要です。
予定帝王切開の人はフルオープンがおすすめ
予定帝王切開の人は、産褥パッドを替える時はおなかの手術したところが痛くならないよう、股部分の開閉だけでなく、おなか部分も開閉できるサイドオープンタイプがおススメ。
必要な枚数は?
入院中は洗濯ができない産院も多いので3枚くらい替えを用意しておくと安心です。
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●価格 1,628円(税込)
●販売元 たまひよSHOP
●商品名 犬印本舗 帝王切開後のママのための全開産褥ショーツ
●価格 1,430円(税込)
●販売元 たまひよSHOP
■動画撮影時期/2020年2月
■文/たまひよONLINE