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分娩時にマスク必須の場合も、コロナ禍の中でのお産入院、用意しておくべきグッズとは?

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医療マスクを着用した若い妊娠中のアジア人女性は、自己検疫のために自宅に一人で滞在します。ホーム検疫、予防熱心な19、コロナウイルスの流行状況の概念妊娠の母親は窓を通して見て
Love portrait and love the world/gettyimages

世界中で新型コロナウイルスが流行している中で、妊娠中のママや、これから生まれてくる赤ちゃんを守るために、産院でもさまざまな対策を取っているのが現状。今回は、コロナ禍の中で入院出産をする方のために、基本のグッズ以外で、コロナ禍だからこそ用意すべきグッズを紹介します。

感染症対策として、自分で用意したほうがいいもの

マスクやアルコール消毒剤などの、衛生グッズは用意しておくと安心です。もちろん、産院で用意してくれるところもありますが、普段使い慣れているものの方が、安心できるので、入院出産時に持っていく人も増えているようです。最近では、自分が触れるところを除菌シートでふくママも多く見られます。

ただ、新生児用コットや医療器具など、アルコール消毒がNGのものもあるので、自分の身のまわりのもの以外を除菌したい場合は、念のため助産師さんに確認を。

最低限必要なのは、マスクと除菌グッズ

・マスク 「耳が痛くならないものがい
い」「布製がいい」など好みもあるので、入院日数分のマスクは自分で用意する人も多いよう。産院によっては、分娩時もマスク着用というところもあります。入院室が個室の場合は、部屋から出ることが少ない場合もあるので、産院の用意したものでまかなえたというママも。

・アルコール手指消毒剤 入院中だけでなく、妊娠中や産後も小まめに消毒する習慣をつけておくと◎。自宅用と携帯用で分けているママも多いよう。肌が敏感な人はアルコール濃度が低いものを使用しているかもしれませんが、濃度が低いとあまり意味がありません。しっかりと除菌できるものがベター。

・除菌ウエットティッシュ 自分の身のまわりをふいて除菌するのに必要です。階段の手すりや、入院室のドアノブなど、気になるようならシートでさっとふいて。産院の医療機器は、確認をしてからふくようにしましょう。また、赤ちゃんの肌にふれるおしりふきなどは、アルコールフリーのものが◎。

監修/助産師 岸 由佳利さん 文/たまごクラブ編集部

コロナ禍の中での出産は、不安があると思いますが、産院側も妊婦さんの不安を少しでもぬぐうべく、さまざまな対策をしています。立ち会い出産や面会が制限されているのも、もしものときのことを考えてのこと。また、妊娠中のママだけでなく、パパや家族も、不安を感じているママに寄り添って、サポートを心がけましょう。

参考/「たまごクラブ」2020年10月号付録「出産前の入院準備 まるわかりBOOK」

岸 由佳利さん
Profile
助産師。東京フェリシアレディースクリニック 師長 助産師歴19年。豊富な経験に基づく幅広い知識と、明るくフレンドリーな雰囲気で、妊婦さんから頼りにされている存在です。

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