「妊娠初期はまだおなかが目立たないから電車に乗るのも大変」元SKE48の佐藤すみれ
元AKB48・SKE48で現在はクリエイターとして活躍する佐藤すみれさん。初めての妊娠ではつわりやだるさなどの体調の変化に悩まされたそうですが、それ以外にも戸惑うことがあったそう。佐藤さんが妊娠をきかっけに感じたこと、そして、新たにできた目標についても語ってくれました。
※このインタビューは妊娠5カ月のときに行いました。
妊娠初期は周りの人に妊娠中だと気づかれづらいから、大変なことも
妊娠初期は、とくに体調が不安定でした。私はつわりが乗り物酔いのように気持ち悪くなるタイプだったので、フラフラして立っているのもやっとな時があって…。仕事に向かうために電車に乗っていて、急に気持ち悪くなることも多々ありました。そんなときは、妊娠中の大変さを実感しました。
妊娠初期って、おなかが大きくないから、なかなか周囲から妊娠中ってわからないんですよね。でも、私のように、妊娠初期に体調が不安定な人はとても多いと思うんです。だから、マタニティマークがもっといろいろな年代の人に広まって、体調が悪そうな妊婦さんがいたら気にかけてくれる人がたくさんいるような社会になってくれたらいいなぁと思います。
女性の負担を減らせるようなことに 貢献したいという気持ちも!
マタニティマークもそうですが、女性の生理についても、もう少しオープンになって、正しく広く理解されたらいいのに…と思うんです。生理のことって男性には話したらいけないような雰囲気ですが、生理中だけでなく生理前にも体調が悪くなることがあることなど、男性にもきちんと理解してもらえたら、生理がつらい女性は少しラクになるんじゃないかなって。自分の妊娠をきっかけに、そんなことも思うようになりました。
あと、妊娠を機に、まわりの先輩ママたちの話を聞くようになったのですが、ママの負担がとても大きいように感じるので、「育児は夫婦2人で」という考え方がもっと当たり前になったらいいのになぁと思います。まだぼんやりですが、男性の育児参加を促したり、女性の育児負担を減らせるようなことで、私にできることがあればかかわってみたいですね。
本業は「かわいいを生み出す」ことなので、ベビーグッズのプロデュースも挑戦してみたいです。
撮影/花盛友里 スタイリング/畠山美保子 ヘア&メイク/佐藤由貴 取材・文/渡辺有
参考/『たまごクラブ』2021年4月号「カバーインタビュー」
まとめ文
「アイドル時代に、後輩たちのプロデュースや心のケアをする機会があって、自分にはアイドルよりもこっちのほうが向いている!と思い、引退後はクリエイターに転身した」という佐藤さん。「出産・育児は未知の世界なので、どのくらい仕事ができるのか不安もあるけれど、ママになっても、ずっと好きな仕事を続けていきたい」と語ってくれました。ママになってからの活躍も楽しみですね!
佐藤すみれ
Profile
1993年生まれ。埼玉県出身。クリエイター。6才から子役として活動、2009年よりAKB48、‘14年よりSKE48メンバーに。’17年にSKE48を卒業し芸能活動を終了し、クリエイターに転身。現在は「カワイイを生み出すクリエイター」として、商品開発、企画、プロデュース行っている。21年1月に、格闘家の愛鷹亮さんとの結婚と第1子の妊娠を発表。