【保存版】春夏生まれ赤ちゃんが快適に過ごすためのお部屋づくりルール
春夏生まれ赤ちゃんが快適に過ごすためのお部屋のポイントや、スムーズに育児するためのノウハウを紹介。ぜひ、お部屋づくりに役立てて!
春夏生まれ赤ちゃんが快適に過ごすためのルール
昼間の赤ちゃんの居場所は、ママが家事をしながらでも目が届くところがベスト。
エアコンや窓の位置などを考えて、赤ちゃんが快適に過ごせるスペースをつくりましょう。
春夏生まれは、室温・湿度の調整、アレルギー対策もポイント。
室温・湿度をキープ
春夏の快適性で大事なのは、室温と湿度。必要であれば、一日中、冷房を使ってもOK。梅雨や夏場は、家電の除湿機能の活用を。
「春夏の室温は、26~28度を目安に」、「湿度は50%台に」、「エアコンの風が、赤ちゃんに直接当たらないようにする」の3点を念頭において。
明るさや音に注意する
赤ちゃんを寝かせるスペースは、昼間は直射日光を避け、夜は照明が暗く静かな場所に。昼夜問わず、音や光の刺激からは遠ざけて。
具体的には「赤ちゃんを寝かせるスペースは、テレビの近くを避ける」、「夜間の授乳は、蛍光灯の光よりも間接照明などがベスト」です。
清潔をキープする
ほこりや花粉など、アレルゲンに赤ちゃんがなるべく触れないように対策を。虫は感染症の原因になることもあるので注意しましょう。春夏は観葉植物を別の部屋に移動しておくと安心。また、花粉対策には、加湿機能つき空気清浄機を使うと◎。
基本的なことですが、床に置くものを減らし、小まめに掃除することを心がけて。そして、通気性をよくし、カビ予防を。
ママとパパがお世話しやすいお部屋のルール
効率的に動けるよう。お世話動線を整えると、産後の慣れない育児がぐっとスムーズに。
「動線をまとめてコンパクトにする」ことを心がけて。ベビースペースをリビングやダイニングの一角に設けると、家事の合間でも赤ちゃんの様子がわかります。また、おむつ替えグッズや肌着・ウエア、沐浴・ベビーケアグッズなど、ベビーグッズの収納は1カ所にまとめておくと◎。収納をまとめることで、動線のロスを軽減。キッチンワゴンや収納ボックスを活用して、用途や種類別に収納しましょう。
そして、ママとパパがノンストレスで育児ができるように、授乳スペースやおむつ替えスペースについても要検討を。新生児期の授乳は1日10回以上。授乳のために何回もそこに座ることになるので、ゆったり座れるところがベストです。妊娠中から、どこで授乳するとラクか考えておきましょう。おむつ替えや着替えにベビーベッドを使う予定なら、気をつけたいのが、その高さ。高さを調節できないと、ママ・パパの腰に負担がかかることもあるので、調節できる製品がいい場合も。
監修/助産師・保健師・看護師 中村真奈美さん 取材・文/たまごクラブ編集部
赤ちゃんとママ・パパがハッピーに過ごせるように、妊娠中からお部屋づくりを始めましょう。授乳やおむつ替え、寝かしつけなど、まずは、何をどこでするのかイメージしてみて。
参考/『たまごクラブ』2021年3月号「春夏生まれ赤ちゃんのお部屋づくり」