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かつては部屋でゴキブリが大発生…ADHDの主婦が「片付けられない」を克服し整理収納アドバイザーになるまで

近年注目されている発達障害。その中でも注意欠陥・多動性障害(ADHD)は、不注意や多動性、衝動性が特徴です。
ADHDタイプの人には、片付けが苦手な人も多く、ADHDを公表している整理アドバイザーの西原三葉さん自身もかつては片付けが苦手でした。
苦手な片付けを克服し、同じ悩みを抱える人たちを助ける整理収納アドバイザーになるまでの道のりをお聞きました。

教えてくれた人
西原三葉さん
ADHD当事者。片づけが苦手で長年苦しんできたが、認知行動療法により、改善。現在は片付いた快適な空間で暮らしている。複数の片づけ資格、産業カウンセラー資格取得し、現在はADHDのかた向け片づけコンサル「AUBE」を起業。片づけ作業の実績は600件以上。著書に『「ADHD」の整理収納アドバイザーが自分の体験をふまえて教える! 「片づけられない......」をあきらめない!』(主婦と生活社)。

かつては部屋からゴキブリがでるほどの汚部屋暮らし

子どもの頃から片付けが苦手だったという西原さん。そんな彼女が結婚したお相手はASD(自閉症スペクトラム)傾向のある男性でした。

「彼はきれい好きなのに対して、私は片付けが苦手。そのほかにも様々な出来事があり、結婚22年で離婚することになりました」と西原さん。

その後は子どもたちと暮らしていたのですが、部屋は一向に片付きません。「子どもたちからは、『私たちが無事に生きてきたのが奇跡』と言われます(笑)」と当時を振り返ります。
あるときには、部屋でゴキブリが大発生。「こんな汚部屋に暮らしている自分に、生きている価値はない」とまで思い悩んでいる時、転機が訪れました。

ADHD当事者グループに参加して片付けに目覚める

ADHDが判明し、治療薬なども試しましたが、あまり効果があらわれず断念。40代半ば頃に、ADHD当事者があつまるグループがあることを知り、参加し始めたことが「片付け」に目覚めるきっかけになりました。

「当時、娘が家を出たことで、多くのモノが家から減ったんです。そのとき、初めて『モノが減ると楽になる』という感覚を得ました」
片付けた部屋の写真をグループの仲間に送り、状況をウォッチしてもらったのです。

「仲間に対して『片付ける努力をする』宣言をして、コツコツ毎日片付けるようになりました。1ヶ月継続できたことで、自分に自信が持てたのです」

ちなみにその時捨てたゴミの量は、トラック2~3台分!

「同じ問題で悩む仲間を励まし、応援してくれたことが継続に繋がりました」と振り返る西原さん。

Before

洗濯後の衣類はソファに置いたままに。

After

家具の配置も変え、スッキリとした部屋に。

ADHDタイプに寄り添える整理アドバイザー

最初は同じ問題に悩む仲間の片付けを手伝ったことが整理アドバイザーへの道へと繋がっていったと西原さんは言います。

「片付けられないと悩む人の中には、同じADHDタイプの人もいるはずと思ったのです。そういう人を助けたいと、整理収納アドバイザーを目指しました」
依頼者の多くはADHD傾向の人たち。自分自身も悩んだからこそ、寄り添ったアドバイスを意識していますと西原さん。

「自尊心が低い人も多いので、メソッドの前にメンタルケアが重要。ひとりで出来ないときは頼ることも大切です」

取材・文/ミノシマ タカコ

後編では、ADHDの整理収納アドバイザーに片付けをうまくいくコツを教えてもらいます。

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