年中さんの夏にこそ伸ばしたい!子どもの成長に大切な3つの〇〇力とは?
夏は、子どもが成長する季節!年中さんになると、ひらがなが書けるようになるなど、将来の学習につながる力がぐんぐん伸びます。今年の夏は、年中さんでは特に伸ばしたい「ひらがな・好奇心・コミュニケーション力」の3つの力を、おうちで過ごす時間を見直して、子どもの成長をどーんと後押ししてあげませんか。
時間に余裕がある夏休みに「ひらがなが書ける力」を伸ばす
「夏休み、ひらがなが書けるようにしたい!」と考えているママやパパもいるのではないでしょうか。しかし年中さんに、ひらがなを教えるのは意外と難しいもの。年中さんの子をもつママからも、次のような声も。
●息子は、ひらがなは読めますが、書ける文字は限られています。幼稚園がのびのび系なので「家で教えないと!」と思うのですが、教えようとしても集中してくれなくて…。
●同じクラスで、ひらがなが書ける子たちはお手紙交換をしています。うちの子も刺激を受けて「ひらがなが書けるようになりたい!」と思うように。しかし実際書くと、書き順は間違いだらけ。字形も整っておらず、なんとか読める程度です。上手な子は、スラスラきれいに書けているのであせってしまいます。
年中さんにひらがなを教えるときは、次の2つのポイントを意識してみてください。
【Point1】楽しく、繰り返し学ぶ
年中さんはお勉強モードで教えると、気分が乗らなかったり、すぐに飽きたりしやすいです。そのため教えるときは、クイズ形式にするなど遊びの要素を取り入れてみましょう。楽しいと自分から繰り返し学ぶようになります。
【Point2】ママやパパが先生役で教えない
ママやパパが横について、書き順などを教えると、つい厳しく注意してしまうこともあります。「うまくいかない…」と思うときは年中さんが1人でも取り組める教材などを使うのがおすすめ。音声でナビゲートしてくれるなど、年中さんでもわかりやすい工夫がされている教材を選びましょう。
「好奇心」「コミュニケーション力」も伸ばし、バランスがとれた成長を!
年中さんの成長には、バランスが大切です。「ひらがな」だけでなく、将来の学習や、集団生活の中で必要な力も伸ばしていきたいですね。とくに伸ばしてほしいのは「好奇心」「コミュニケーション力」です。
1.自然と触れ合って、好奇心を刺激する
年中さんになるとセミの鳴き声の違いなどに気づくこともありますが、これは観察する力や比較する力が伸びている証し。こうした力が学びを深めます。夏は、庭先や公園など身近な場所でも昆虫などを見つけられるので、積極的に自然と触れ合って。動植物は、年中さんの好奇心を刺激する宝庫です。
2.お手伝いで、コミュニケーション力をアップ
年中さんになると、状況を見て「ママ(パパ)、忙しそうだな…」など相手の気持ちが少しずつ考えられるようになります。これは人とコミュニケーションをとるときに欠かせない要素です。
相手の気持ちを考えられるようになるには「人の役に立って喜んでもらえた」という経験が必要です。こうした経験を積むのにおすすめなのがお手伝いです。
年中さんになると、花壇の花に水をあげたり、お皿やコップをテーブルに並べるなど、お手伝いできることが増えてくるので、この夏はぜひお手伝いにチャレンジしてみましょう。
年中さんの学びは、環境を見直すことがカギ!いつもの遊びに学びの要素をプラス
「子どもの成長をバランスよく伸ばすのって大変そう…」と思ったママやパパもいると思います。そんなときは、年中さんの成長に合った教材<こどもちゃれんじ すてっぷ>を使ってみませんか。
たとえば「ひらがな」は、新登場「ひらがななぞりんパッド」を使ってひらがなに興味をもたせることからスタート!ゲームやクイズを楽しみながら、気がついたらひらがなの読み書きができるように。「好奇心」は、さまざまな視点で生き物に触れられる「いきものかんさつゴー」で、せみの鳴き声を聞いたり、動物の特徴をじっくり観察。知識を深めながら、比べる力や考える力が養えます。また、年中さんが無理なくお手伝いを通じて相手のことを考えて行動できる「お手伝い隊セット」では、コミュニケーション力を育むことができます。
年中さんの学びを深める<こどもちゃれんじ すてっぷ>夏の特大号は、ただ今受付中です。
年中さんになると「ひらがな」を教えることに注力するママやパパもいるかもしれません。しかし2020年度に行われた教育改革によって、小学校の教育現場では「ひらがな」などのお勉強だけでは不十分と考えられています。実は学びを深める土台となるのが「好奇心」や「コミュニケーション力」です。この2つの力は、心も頭も柔軟な年中さんが伸ばしどきです。
取材・文/麻生珠恵 取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です