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毎日のお手伝いで自然に伸ばせる!年中さんのコミュニケーション力

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家族により、ルーム
※写真はイメージです
Choreograph/gettyimages

ママやパパが忙しそうにしていると「大変そうだな…」と思うなど、相手の気持ちがだんだん考えられるようになる年中さん。相手の気持ちを考えることは、人とコミュニケーションをはかるときに欠かせない要素です。今年の夏は、家庭で年中さんのコミュニケーション力を伸ばしてみませんか。

コミュニケーション力で大切なのは、相手の気持ちを考えること

コミュニケーション力というと、スムーズな会話のやりとりなどをイメージするママやパパもいるかも知れません。しかしコミュニケーション力で最も大切なのは、相手の気持ちを考えて行動することです。

保育園や幼稚園では「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」という目標を掲げていますが、その中でも「相手の気持ちを考えてかかわり、自分が役に立つことに喜びを感じられるようになる」ことが含まれています。こうした力をはぐくむために、おすすめなのがお手伝いです。年中さんの子をもつママからは、次のような声も。

●息子は、お料理を作るお手伝いに夢中!ホントは私1人でやったほうが早いのですが、幼稚園が休みで時間がある日は、ホットケーキやクッキー、餃子作りなどを手伝わせています。「〇〇(息子の名前)に手伝ってもらったから、助かるわ~」とほめるととてもうれしそう!結構、好き嫌いが多い子ですが、お手伝いするようになってから「僕が作ったからおいしい!」と言って、苦手な野菜も進んで食べるようになりました。

●年中さんになってから、子どもがお手伝いをしたがるようになりました。最初は「失敗しないかな?大丈夫?」と思っていましたが、お皿を洗ったり、スーパーでお会計をしたり…、子ども1人でも結構できるので驚きました。スーパーのレジで「えらいわね!」と声をかけられたりするのがうれしいみたいです。

体験談でもありますが、年中さんになるとできるお手伝いがかなり増えます。
たとえば
1.テーブルをふく
2.卵を割る・混ぜる
3.ピッチャーなどから水をコップに注ぐ
4.トングなどで取り分ける
5.お皿やコップをテーブルに並べる
6.花壇のお花に水をあげる
なども教えるとできるようになるので、ぜひチャレンジを!

お手伝いのきっかけを作る3つのポイント

なかにはお手伝いに興味を示さない子もいるかも知れません。そんなときは次のポイントを意識して、お手伝いに誘ってみて!

【Point1】子ども用のエプロンを用意する

「自分で!」という意欲を刺激するには、エプロンなどの小物類が効果を発揮することも。子ども用のエプロンなどを用意してみて。

【Point2】やり方を教える

なかには、やり方がわかると「お手伝いしたい!」と思う子も。お手伝いをテーマにした絵本やDVDを見せるのも一案です。

【Point3】危険でない限りは、ママやパパは見守る

危険でない限りは、お手伝い中は見守ってあげて。ママやパパが「違うよ!」「〇〇して!」など横から手出し、口出しすると、せっかくのやる気がダウンしてしまうこともあります。

「夏休み、どんなふうに過ごそう?」と悩んでいるママやパパは、お手伝いを日課にしてみませんか。1つでも2つでも、子どもの当番を決めてお手伝いにチャレンジを!「ありがとう。助かったわ~」「〇〇ちゃんが片づけてくれたから、きれいになった!」と笑顔で言葉をかけることで、「人の役に立つってうれしい」「ママ(パパ)にほめられてうれしい」という気持ちが芽生えます。

取材・文/麻生珠恵 取材協力/こどもちゃれんじ

※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です

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