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SNSで14万人がシェア…!毎日の子育てが劇的にラクになる声かけ変換とは【画像アリ】

母と息子の共有の秘密
※写真はイメージです
Nadezhda1906/gettyimages

新型コロナウイルスが再拡大し、緊急事態宣言下の限られた生活空間で親子共ににストレスがたまっていませんか?
インターネット上で約14万人にシェアされた『声かけ変換表』の制作者である大場美鈴さんに、毎日の子育てが少しラクになる伝え方のコツについて話を聞きました。

伝え方の工夫で親も省エネできる

声かけ変換表(2020年版)

――大場さんが自身の子育て経験から作成した『声かけ変換表』はFacebookで2014年に公開し約14万人にシェアされたそうです。声かけ変換の基本的な考え方として大事にされていることを教えてください。

大場さん(以下敬称略) 全部完璧にやる必要はまったくない、ということです。変換表では、伝え方のBeforeとAfterの例を出していますが、Beforeは決して悪い親の例ではなく、Afterの伝え方をしているからいい親、というわけでもないと思っています。Afterの例は、子どもとコミュニケーションするときの、少し要領のいいやり方、というだけです。変換できてもできなくても、子育てを頑張っていることは変わりありません。親はみんな、子どものいちばんの専門家です。

効率のよくない言い方だったとしても、子どもと愛着・信頼関係があって、親が真剣に言えば伝わることもあります。だから自信を持ってほしいなと思います。

――コロナ禍で密室育児になりがちな状況ではイライラしてしまうママやパパも多いと思います。変換表の言い方に変えてみると、怒らなくても伝わるようになりますか?

大場 私は、怒ること自体はしかたがないと思います。子育てを責任持って一生懸命やっていたら、将来のこと、自立のこと、人に迷惑をかけないように、などいろんな思いがありますよね。ちゃんとさせなきゃ、と思うと子どもに腹が立つことがあるのは当たり前です。

ただ、毎日怒りっぱなしだと親子でお互いにしんどいので、少し効率のいい伝え方に変えてみて、怒る回数を1〜2回減らせれば親も省エネができるし、少しだけ余裕ができるかもしれない。そんなふうに少しの工夫で、だんだん親子関係がいい方向に向かうこともあると思います。

声かけ変換、6才までは表情、声のトーン、ボディランゲージと併用すると効果的

――声かけ変換表は、幅広い年齢の子どもに対応できる内容ですが、とくに就学前までの子どもへの声かけ変換について教えてください。

大場 とくに小さな子どもの場合は、声かけだけに頼らず、ほかの伝え方も併用することが大事だと思います。ポイントは3つあります。

【ポイント1 表情】
歌のお兄さんお姉さんがいい例ですが、表情をわかりやすくはっきりさせます。楽しいときはニコニコ笑って、怒っているときは怒った顔をすると、いいこと・悪いことが伝わりやすいでしょう。

【ポイント2 声のトーン】
子どもがうるさいとき「静かにしなさい!」と高い声で言うより、落ち着いたゆっくりしたトーンで小さく「静かにしなさい」と真剣に言うほうが伝わりやすいでしょう。とくに、人の話をあんまり聞かないタイプには、ゆっくりとていねいに話すのは大事。やっていいこと、悪いことではっきり使い分けるといいと思います。

【ポイント3 ボディランゲージ】
指や腕で視覚的に示します。「ここで止まって」というときは両手を広げて目の前に出す、両腕を真横に広げるなどですね。「3回だけだよ」と回数制限するときも、目の前で指を3本出して、1回終わるごとに指を折って数える方法もあります。小さな子の場合はオーバーリアクションのほうが伝わりやすいと思います。

シーン別 6才までの子どもに伝わりやすい声かけ変換

では、実際にどんな伝え方をすればいいのか、たまひよ世代の親子にありがちな5つのシーンを例に、声かけ変換のポイントを大場さんに教えてもらいました。

【子どもがいけないことをしたとき】

Before/〇〇しちゃダメ!
After/〇〇しよう

お友だちのおもちゃを取ってしまう、きょうだいをたたいてしまうなど、子どもがやってはいけないことをしたときに、「〇〇しちゃダメ!」と言われると、悪いことはわかっても、じゃあどうしたらいいのかがわかっていない場合があります。
「おもちゃを貸して、って言おうね」「お口でイヤだって言おうね」と、やっていいことを具体的に伝えてあげましょう。最近はピクトグラムも話題ですが、家の中でしてほしくないことには、禁止マークなどの標識やイラストをつけるのもおすすめです。

【飲み物や食事をこぼしたとき】

Before/あ〜こぼしちゃった、もう!
After/ぞうきんでふけばいいよ

自分でコップに注ぎたがって牛乳を床にこぼされたりすると、親もダメージを受けますね(笑)。でも失敗は対処法を教えるチャンス。お掃除セットを手の届くところに置いて「ぞうきんでふこうね」と具体的に教えてあげましょう。子どももこぼしたらふく経験を積み重ねると、トラブルに強くなり対応できるようになります。少し長い目で見てあげるといいと思います。

【登園やバスの時間に遅れてしまいそうなとき】

Before/早くして!
After/ゆっくりでいいよ

小さな子どもの場合は手先が器用でなかったり、時間感覚がイメージできなかったりして、したくに時間がかかりますよね。せかすとあせって逆効果ということもあるので「ゆっくりでいいよ」と安心させてあげるといいでしょう。とはいえ、保育園やバスの時間は待つにも限度がありますし、コロナ禍で持ち物も増えていると思います。マスク、除菌シート、ハンカチ、ティッシュ、通園カバンなど、登園に必要なものは玄関に並べてしまうなど、環境を工夫して乗りきるといいかもしれません。

【病院の待合室や電車で大声で騒いでしまうとき】

Before/静かにしなさい!
After/これくらいの小さい声でお話ししようね

「これくらいの小さい声で」と大人がひそひそ声で話して、目の前でお手本を見せてあげると伝わりやすく、実行しやすいと思います。生き物が好きな子なら「ありさんくらいの声にしよう」とか、数字が好きな子なら「テレビのボリュームだと3くらいの声にしよう」とか、その子のわかりやすいツボのたとえで言ってあげてもいいでしょう。

【お出かけのとき、マスクをしたがらない】

Before/マスクをつけなさい!
After/マスクをつけたらポイントゲットだよ!

触覚が過敏な子はマスクが苦手なことがあるかもしれません。無理強いすると拒否反応を起こしてしまいかねないので、負担の少ない素材にする、好きなキャラクターをつけるなどして、ゆっくり慣らしていくといいと思います。また、我慢できたことに対してごほうびを設定する方法もあります。「マスクつけられたねポイント」としてスタンプやシールをためて、10個たまったらごほうび、などもいいかもしれませんね。

お話・監修・画像提供/大場美鈴さん 取材・文/早川奈緒子、ひよこクラブ編集部

子どもと一緒に過ごす時間が長くなっている今、どうしてもイライラしてしまうこともあります。そんなときは伝え方を少し工夫してみると、親子ともに楽しい時間を過ごせるように変わるかもしれません。

大場美鈴さん(おおばみすず)

Profile
1975年生まれ。うちの子専門家。美術系の大学を卒業後、出版社で医療雑誌の編集デザイナーとして勤務し退社。実父の介護経験を経て、結婚。3人の子宝に恵まれる。長男はASDの診断とLD+ADHDの傾向がある。次男、長女はいくつか凸凹特徴があるグレーゾーン。2013年より、「楽々かあさん」として育児の傍ら日々の子育てアイデアをシェア・情報発信する個人活動を開始。「声かけ変換表」がネット上で14万シェアを獲得して拡散し、話題に。

楽々かあさん公式ホームページ

『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』

3人の子ども達の子育て真っ最中の著者が、発達障害のある・なしにかかわらず、どんな子にも伝わりやすい166もの声かけ変換例を、身近な話で「具体的に」「わかりやすく」お伝えしていきます。

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