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ゲームばかりの子にならないために、やってはいけないルールづくりとは?

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遊ぶ子供ビデオゲームご自宅で
OJO Images/gettyimages

小学校低学年から中学年くらいが本格的にゲームデビューする年齢。ゲームを購入する前に、親子でのルール作りはどうしているのかを、口コミサイト「ウィメンズパーク」のママ声とともに、小学校教諭の景山功一さん、堀川紘子さんに聞きました。

我が家のゲームルール

――まずは、ママたちの声を紹介します。

■やるべきことをやったら8時までOK
「うちは夜8時までならゲーム、動画OK。朝は6時からやるべきことをちゃんとやっていればです。なんとなく夜8時にはお風呂に入って寝る習慣なのと、宿題やら夕飯やらで平日は1時間から2時間くらいです。たまに下の子が『ほかの子の家は夜遅くまでできる』などと言いますが、その時は『うちはうちのルールで』と言います」

■購入時のルールを徹底
「ゲームを買った時の約束で、時間は21時まで、宿題をやってから、お手伝いをする、言われたらすぐにゲームをやめてご飯やお風呂にするという約束を徹底。小学生ならまだ親の言うことはしっかり聞く年齢ですから。休日は、午前か午後のどちらかのみとしました。友だちが遊びに来た時はその限りではありません」

■ゲームは勉強とセット
「うちは小2なのですが、学童と習い事があるので、頑張ってもゲームの時間は1時間くらい。それも平日は2回だけです。通信教材をしているので、土曜日はゲームとセットということにしていて、勉強をしたらゲームができるという流れにしています」

■友人との「あつ森」の時は、時間オーバーしても目をつむることも
「子どもは低学年2人。時間は特に決めていませんが、就寝時間の1時間前には終わるようにしていて、だいたい8時。ゲームが終わって直ぐ寝るのは脳や目に悪いのかなと思っています。ただ、友だちと『あつ森』をしているとそういうわけにはいかず、寝る時間ギリギリまでやることも。週1くらいなので、目をつむっています」

■やることさえやっていればゲームもYouTubeもOK
「小学校中学年までは、就寝時間が20時だったのでゲームは20時までと決めていました。高学年になってからは、21時ごろ就寝になったのでゲームも21時までに。起床時間や就寝時間などの生活習慣に支障がなく、勉強などのやることを終わらせられるなら、ゲームもYouTubeも自由にしています。友だちにゲーム1日1時間のお子さんがいますが、そのお子さんと一緒に遊んでいる時はその家庭のルールに合わせるようにしています」

■時間の制限なし。ただし、注意が聞けない場合はゲーム禁止
「ゲームを買う時の約束は ゲームに関して親の言うこと、注意が聞けないとゲームさせない!です。友だちの時間に合わせることはしません。ゲームのせいで私たちの生活を変えなきゃいけないのならゲームはさせません。ゲームに振り回される生活は絶対にNGです。うちはうち、よそはよそです」

■最初は、厳しめのルールが大事
「うちは宿題などやることやって18時まで。朝も準備を終わらせることと、7時半には家を出ることが条件。休日は午前午後1時間ずつ。オンラインは家庭のルール内で、時間が合えばやる、合わなければやらない。夜やっている友だちもいますが、うちは夜はさせません」

ゲームは夢中になるように作られているもの。上手に付き合うためには?

はじめてゲームで遊び始める時にどんなことに注意すればいいのか、親子のルール作りと、親の見守りポイントについて現役小学校教諭の景山功一さんと堀川紘子さんにアドバイスをもらいました。

「ゲーム制作会社では、プレイヤーである子ども(もしくは大人)たちがハマるような仕組みにするための研究を日々進めています。なので、子どもも大人も、ゲームをしたくなる気持ちが起こるのは当然ことです。

そこで、まず大切なのが時間管理です。

事前に親御さんと使用時間を決めていても、ズルズルと使用時間が長くなってしまうことがあるからです。『あと少し』『あそこまでできたら』と思っているうちに、30分が1時間、1時間が2時間と時間が超過してしまうようです。時には、就寝時間が遅くなり睡眠不足になってしまう子どももいます。
次に気をつけたいのが、生活や遊びがゲーム中心になることです。

これまで、外遊びや読書などをして過ごしていた子どもにとっては、運動不足になったり活字に触れる機会が減ったりします。長時間利用してしまい、自分のやるべきことが後回しになってしまうことが多いです。やるべきことがどんどん後回しになると、就寝時刻も遅くなってしまいます。睡眠時間が短くなると、朝起きられず遅刻が増えたり、授業中に居眠りしてしまったりすることがあります。

ゲームだけに限らず、まずはルール、約束の重要性をお子さんに伝えること大事です。ルールが守れることは、生きていく上でとても大切なことだからです。
その上で、ご家庭で設定したルールが守れなかったらどうするかを事前に決めておくこといいでしょう。
ただし一方的に親御さんが決めるのではなく、お子さんもそのことを納得の上でルールを作っていくことが大切です」

ゲームを始める時のルール作りと見守りポイント

――ルール作りと親の見守りポイントについてまとめてみました

親子でルールを作ることが重要

親御さんがルールを作るのではなく、親子で作っていくことが重要。「ぼくは、○時間までしたい」と言ったら、「ぼくは、○時間を守ります」という約束が守れることに。また、「私は、○○をしたらゲームしてもOKにしてほしい」は「私は、○○を先にします」というスケジュールが立てられることになります。

規制よりも提案型の声がけを

何かを始める時に、「~しなさい」「~を守りなさい」といような規制を設けるよりも、「~しようね」「~してみようか」と励ます、提案することのほうが効果的。一方的なルールより、一緒に作っていくルールのほうが、「~したい」「~するよ」というお子さんの声を引き出すことになり、主体性を育てていくことにつながります。

ルールの見える化

ルールやタイムスケジュールの見える化をすることがおすすめです。まず、自分のやるべきことは何かを書き出し、優先順位をつけます。だいたい、どのくらいの時間がかかるかを「見える化」して、学校がある日と休みの日のスケジュールを立てます。まだ時間の管理が自分でするのが難しい場合は、スマホやタブレットなどのタイマー機能を活用して、自分が使える時間の残りを「見える化」していくという方法も。

ルールが守れなかったら話し合うことが大事

「なぜ、ルールが守れなかったのだろう?」ということを話し合い、ルールを見直すことが必要です。ルールを見直し、新しいルールを試行する期間を設けてみる。そして、実行してみるということも。ルールが守れたら、しっかりと褒めて、守れなかったときには見直すというサイクルで進めてみるという方法も。時には、ルールの改訂を要求してくることもあります。その時は、ご家庭で許せる範囲で歩み寄りながら、改訂を進めていきましょう。

友だちとのゲーム時のトラブル

ゲームが友だちとのトラブルにつながることもあります。『○○くんとゲームやろうって言っていたのに、○時になっても参加しないっ!』『ぼくだけ、誘ってもらえない』と、友だちとの関係がうまくいかなくなることも。さらには、動画投稿サイトへのアクセスを通じて、トラブルになってしまうこともあるので注意が必要です。何かトラブルがあった時は、隠さず親に相談することを伝えましょう。

ゲーム中心の遊びにならないように注意

ゲームからの刺激は、「快」を得ることになり、今までの生活リズムが変わってしまうようことも。ゲームのほかに、スポーツや読書、ボードゲームなどで「快」を得る方法も得ること大事です。

ゲームを始める時に肝心なのが時間です。自ら守ろうという気持ちを育むためにも、親子でルールを作ることは大切ですね。
(文・酒井範子)


※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

景山功一さん

教師歴22年。L D等通級指導教室担当。子どもや保護者の悩みにターゲットをあてた、「どうすればできるか」「自信ややる気につながるか」を追求している。

堀川紘子さん

教師歴10年。特別支援教育デザイン研究会・委員。情報モラル教育の研究が専門。「ネット社会の歩き方」の教材開発やテキスト作成,実践発表などを行なっている。

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