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産後ママの生理事情 再開はいつ?子どもとのお風呂は?不安と悩みQ&A【産婦人科医】

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母と彼女の子
violet-blue/gettyimages

産後に再開する生理は、妊娠前と体調も生活環境も違うから、戸惑うことがたくさん!再開の時期は? 量や日数、周期は変わる?育児をしながら、どうつき合ったらいい?さまざまな疑問を産後のママの体に詳しい、産婦人科医の海老根真由美先生に教えてもらいました。

500人のママに聞いた!産後の生理事情調査

※0〜1才11カ月の赤ちゃんを持つママ500人にインターネットで調査を行い、産後の生理についてのアンケート結果をまとめたものです(2021年4月実施)。

Q 産後、生理はいつ再開しましたか?

今回のアンケート調査の結果によると、70%以上の人が産後半年までに生理が再開しています。ただし、再開しても産後しばらくは、周期が不規則な人が多いようです。

Q  産後、生理は軽くなりましたか?

産後の生理が「重くなった」と答えた人は24%いて、「生理前に不調を感じる」「生理痛がひどくなった」「出血量が増えた」という声が上がりました。

Q 育児中の生理で大変なことはありますか?

「子どもと一緒におふろに入るのが大変」「トイレにゆっくり行けないからナプキンを替えづらい」「よく動くからモレが心配」など、大変なことが「ある」と答えた人が60%以上でした。

産後の生理について、ママたちの声は…

アンケートではこのほかに、産後の生理についてどんなことが気になっているかも聞いてみると、ママたちからは以下のような声が。

・出血が気になって、子どもと一緒におふろに入っていいか悩みます。(産後9カ月・31才)

・産後は出血量が増えた気が…。ゆっくりトイレに行けないし、モレも心配です(産後7カ月・30才)

・産後の生理は周期が乱れがちで、いつくるかと不安…。いつになったら定期的になるのかな。(産後2カ月・27才)

・生理前にイライラしたり、生理中は体調が悪くてフラフラしたり、ずっとこんな状態が続くのかと不安です。(産後8カ月・30才)

・産後、肌が敏感になって、妊娠前に使っていたナプキンでかぶれるように…。(産後6カ月・32才)

体調が悪かったり、イライラしたり…。育児中の生理中はつらいんです

妊娠・出産を通して経験する女性ホルモンの急激なアップダウンによって、体も心も不調に陥りやすい産後。育児をしながらの生理に、つらさを感じるママも多いようです。まだ再開していない人も、産後の生理について知っておきましょう。

産後の生理は、いつごろ再開するのが普通?

母乳育児中はプロラクチンというホルモンが大量に分泌され、排卵が抑えられるため、基本的に生理は来ません。しかし、ミルクや離乳食をあげるようになり、授乳間隔が6時間以上空くと、プロラクチンの分泌量が低下。すると排卵し、生理がやって来ます。母乳育児中でも生理が来ることがあるのは、そのため。完全母乳であれば、一般的に生理が再開するのは、離乳食が進んだ産後8カ月ごろでしょう。

まずは、生理の再開のしくみを解説!

【1】プロラクチンが減少。排卵が起きる

産後、授乳間隔が空いたり卒乳したりすると、プロラクチンの分泌量が低下。すると妊娠前の機能が再開するので、「排卵」が起こります。産後1回目の排卵は、受精率が高いという特徴があります。

【2】黄体ホルモンの分泌が増加。不調を感じやすい時期

排卵すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が上昇。体温が上昇する高温期となり、妊娠しやすい状態になります。久しぶりに黄体ホルモンの影響を受けるので、月経前症候群(PMS)の症状を感じる人が多いようです。

【3】生理が始まる

受精卵が着床しなかった場合は、黄体ホルモンの分泌が減少し、体温が下がります。そして、生理が始まります。

産婦人科医が育児中の生理の不安と悩みを解決します!

ママたちから寄せられた育児中ならではの生理の悩みや疑問に、産婦人科医の海老根先生が答えてくれました。ぜひ、進化した生理用品も取り入れて、育児中の生理期間を快適に過ごしてくださいね!

Q 産後、出血量が増えました。赤ちゃんがいるとなかなかトイレに行けなくて困っています

【海老根先生より】
妊娠前は子宮口が閉じていたため、少量ずつしか出なかった経血。産後は、出産で子宮口が開いたことにより、一気にドバッと大量に出るようになります。その分、生理日数は減りますが、「量が増えた」と感じることも。パワフルに吸収するタイプのナプキンや月経カップを使ってみると、モレの不安が軽減します。

Q 再開後の生理周期がばらばら。いつ来るかわからなくて不安です

【海老根先生より】
母乳育児をしている場合は、授乳の頻度によってプロラクチンの分泌量が増減し、排卵が起こったり起こらなかったりするため、生理周期が一時的に不規則になることが。ただ妊娠してから1年以上、「生理が来ない=卵巣を休ませている状態」だったため、生理周期が規則的になっていくことが多いです。

Q 生理痛がつらくて鎮痛薬を使いたい。でも、母乳育児中はだめですよね?

【海老根先生より】
授乳中であっても、市販の鎮痛薬を服用して大丈夫です。薬の成分が母乳に移行する量は少なく、赤ちゃんにはほとんど影響しません。生理があるということは、頻回授乳の時期を過ぎていて、母乳の量も少ないはずなので、なおさら。心配な場合は、医師に処方してもらいましょう。

Q 子どもと2人きりだとゆっくりトイレに入っていられない。どうしたらいい?

【海老根先生より】
月経カップは、ナプキンやタンポンよりも吸収量が多く、交換の回数が劇的に少ないのが利点です。つけたままおふろにもプールにも入れます。また、ナプキン不要の吸水ショーツなら、はくだけで経血を吸収してくれてラク。月経カップと一緒に使えば、モレ知らずで安心です。

Q 赤ちゃんとおふろに入ってOK?出血を見られるのも、衛生面も気になります

【海老根先生より】
生理で出血となってはがれ落ちる子宮内膜は、赤ちゃんが入っていた袋の膜と同じなので、不潔ではありません。だから、赤ちゃんと一緒に、湯船につかっても大丈夫!また、3才ごろまでの記憶はほとんど残らないので、出血を見られても問題ないです。月経カップを使うのも、おすすめです。

Q 産後、肌が敏感に。以前使っていたナプキンでかぶれます

【海老根先生より】
産後、肌が敏感になっているときは、一般的なナプキンに使われている高分子吸収素材が、肌荒れの原因になることも。そんなときは、肌に触れる部分がやさしいものに替えてみて。オーガニックコットン素材のナプキンや、布ナプキンがおすすめです。

お話・監修/海老根真由美先生 構成・文/綾城和美、ひよこクラブ編集部

「低栄養になると体力がもたないばかりか、気分も落ち込みやすくなるので、生理中はとくに栄養価の高い食事を心がけて。また、リラックスする時間も大切です。家族の協力を得るなどして、ゆっくりおふろに入ったりできるといいですね」と海老根先生。最近は生理用品も進化しているので、工夫して取り入れながら不調を乗り切りましょう。


参考/『ひよこクラブ』2021年9月号「産後ママの生理事情 不安と悩みに答えます」

※掲載している情報は2021年10月現在のものです。

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