食パン『塗る派・乗っける派・挟む派』朝食にもおすすめ!簡単アレンジ23選
皿数が少なくて済む、子どもが食べやすい(早く食べる)などの理由で、朝食はパン派も多数います。でも、だんだん同じものばかりになってしまうという悩みを口コミサイト『ウィメンズパーク』のママの声と、『タスカジ』で活動する料理専門のハウスキーパー・のりさんのパンメニューのレパートリーを広げるアイデアを紹介します。
塗る派、乗っける派、挟む派とテク満載
――まずは、ママたちのアイデアを紹介します。
<パンに塗る派>
■ マスカルポーネにマーマレード最強!
「私が気に入っているのは、マスカルポーネにマーマレードジャムです。
マスカルポーネは塩気のないチーズなので、甘くないさっぱりした生クリームのようで美味しいです」
■ あんこペーストを塗ると、なかなかの美味
「ちょっと贅沢ですが、とらやのあんこペーストを塗って食べる。美味です」
■ アボカドと海苔の佃煮を混ぜたものがヘビロテに
「アボカドと海苔の佃煮を混ぜ混ぜしたものをパンに塗って。最初に見た時は?でしたが、騙されたつもりで作って食べてみたら、美味しくて。以来、我が家の定番になりました」
■ 子どもが喜ぶ! ホイップクリーム+フルーツ
「絞るだけのホイップクリームを塗って、バナナ、ぶどう、缶詰フルーツなどのフルーツをイン。フルーツサンドが流行っているし、子どもも喜びます」
■ バター塗って、その上にきなこと砂糖!
「バター、なければマーガリンを塗って、きなこと砂糖をパラパラと」
<パンに乗っける派>
■ 納豆にマヨネーズかけて、こんがり焼いて
「我が家の定番は納豆パンです。食パンに塗るかロールパンに挟んで、マヨネーズかチーズを乗せて、こんがり焼きます。
私は納豆が苦手なのでマヨネーズを厚めに塗って、焼いてから刻みのりを乗せて食べています」
■ ふりかけのすきやき味にケチャップ&チーズを乗せるとピザパンのよう
「ふりかけのすきやき味(丸美屋)ありますよね。以前買った時、食パンにケチャップを塗り、スライスチーズを乗せて、その上にふりかけをかけて焼くというレシピが裏に載っていました。
『美味しいのかな?』と思い、試してみるとなかなかの美味。ピザパンみたいな味になっていました」
■ カレーやミートソースを残しておいてチーズとともに
「カレーやミートソースを作った時はあえて少し余らせて、翌朝食パンに乗せ、チーズも乗せて、トーストして食べます」
<パンに挟む派>
■ ポテトサラダやマカロニサラダを食パンに挟むの好き!
「ポテトサラダやマカロニサラダを食パンに挟んで食べるのが好きです! パンをトーストして焼けたパンを半分に折って挟みます」
■ クリームチーズとナッツと蜂蜜を挟んでみて!
「トーストしたパン(8枚切りがおすすめ)に多めのクリームチーズを塗って、ミックスナッツを大きめに砕いて乗せ、その上に蜂蜜をかけて、またクリームチーズを塗ったパンで挟みます。
うちの子は『これ考えた人、天才』と言ってました」
子どもの喜ぶメニューや残りもの再活用メニューを専門家が紹介
ママたちのレシピはどれもおいしそうですね。ここからは、家事代行マッチングサービス『タスカジ』で活動する料理専門のハウスキーパー・のりさんから、パンメニューの幅を広げるアドバイスをいただきました。
「朝食はパンというご家庭も多いですね。たまひよ世代のご家庭は、まだ、小さなお子さんも多いかと思います。口の中でほぐれやすいご飯と違って、パンは噛む力が弱めの小さい子どもにとって、実は窒息のリスクもある食べ物です。
忙しい朝に朝食を食べる子どもから目を離さないことは難しいかもしれませんが、万が一を防ぐためにも見守ってあげてください。
さらに、以下のことは気をつけるといいでしょう。
・一口大サイズに切ってあげるのは、丸ごと口に詰め込むことがあるのでNG!
一口大サイズでは大きすぎるため、窒息のリスク大です。1.5cm以下に小さくちぎってあげるようにしてください。
・食パンなどは、手で持ちやすいサイズのスティック状に切って出すのもよいでしょう
また、パンが苦手な子がたまにいます。やわらかいパンが口の中で団子状になって、のみこみづらいのが原因なことも。軽く焼くと噛みやすく、食べやすくなるかもしれません。
では、ママたちのアイデア以外のオススメ技を紹介します。
コンデンスミルクがあると便利!
■きなこミルクトースト…コンデンスミルクときな粉を混ぜて、食パンに塗って焼く
■ココアミルクトースト…コンデンスミルクとココアを混ぜて、食パンに塗って焼く
■簡単フルーツサンド…フルーツ缶(みかん缶等)をコンデンスミルクで和え、ロールパンに挟んで
子どもが喜ぶスイーツパンを簡単に
■ミロトースト…ミロを少量のお湯で練ってペースト状にして、食パンに塗って焼く。
→保育園児を熱狂させた大人気メニューです。栄養も満点!
■マシュマロトースト…食パンにマシュマロを乗せて焼く
■板チョコパン…ロールパンに切れ目を入れ、板チョコをはさんで食べる
■フレンチトースト…食パンやロールパンを前夜より卵液に漬け込み、耐熱皿に載せて、トースターで焼く。フライパンで焼くより少し時間はかかりますが、手も目も離せるので楽チン
■チョコバナナトースト…トーストに、市販のココアクリーム(ヌテラなど)を塗って、
スライスしたバナナを並べる
■セサミトースト…マーガリン、すりごま、砂糖を混ぜて、食パンに塗って焼く
マヨネーズは万能調味料
■マヨコーントースト…マヨネーズにコーンとツナを混ぜ、食パンに塗って焼く
■じゃこトースト…マヨネーズにジャコまたはしらす干しを混ぜ、食パンに塗って焼く
■マヨチーズトースト…食パンにマヨネーズを塗り、粉チーズをかけて、焼く。仕上げに青のりをふっても
余り物でお焼き風ホットサンドも!
肉じゃが、ひじき煮、切り干し煮、きんぴらなどの和風の甘辛いおかずの残りを少し刻むか、つぶしてから、チーズと一緒に食パンにはさんで、ホットサンドメーカーで焼く。
ホットサンドメーカーがない場合は、食パンにおかずを乗せて、上にチーズを乗せてトーストすると、おかずがポロポロ落ちずに食べやすい。
どれも美味しそうですね。コンデンスミルクや残り物の活用は、特に新たな発見でした。
(取材/文・橋本真理子)
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
のりさん
PROFILE
家事代行マッチングサービス『タスカジ』で活動する料理専門のハウスキーパー。管理栄養士。大手ファミリーレストランで調理⻑・工場の品質管理や保育園栄養士と、料理の仕事に長年従事し、2017年にタスカジに登録。集団調理の経験から、スピードと段取り力に定評あり。離乳食・幼児食から、野菜をたくさん使った家庭料理まで得意分野は幅広く、料理のバリエーションも多い。3児の母。