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PTA活動にドタキャンを繰り返し、まったく参加しないママ友にイライラ【子育てアドバイザーに聞く】

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混乱した女の子気分動揺携帯電話で悪いニュースを読む
fizkes/gettyimages

「PTA本部役員を引き受けながら、まったく仕事をしない保護者にイライラします」という声が、口コミサイト「ウィメンズパーク」に届きました。すると「PTAってそんなもん」という声とともに「その人、得どころか損してますよ」という声も届きます。そして子育てアドバイザーの長島ともこさんに聞きました。

「参加します」と、言いながらドタキャンを繰り返す保護者

投稿主さんは小学生の母で、PTAの本部役員をしています。コロナ禍で活動はだいぶ縮小されましたが、仕事はあります。ところがそれさえもドタキャンを繰り返す保護者がいます。

「PTAは平日作業が多いので、みなさん仕事を調整して参加していますが、その中でドタキャンを繰り返す方がいます。そのたびに他の方が仕事を調整して埋め合わせをしています。
1学期は何も参加せず『2学期に埋め合わせします』と、言って2学期もドタキャン。『3学期埋め合わせします』と言って、3学期最初の作業もドタキャンしました。
まもなく任期も終わります。何もしなくても彼女は役員1回分とカウントされます。
PTA自体、時代錯誤という意見があると思いますが、ならなぜに本部役員をやるの? あまりに無責任でモヤモヤします」
という投稿主さんの声に、さまざまな声が届きます。

PTAってそういうところだし、その人は得どころか損している

「PTAあるある話です。私もPTAを何年もやってきたくちですが、善意の集まりですから、いろんな人が集まってきます。PTAはそういうところなんです」

「私は仕事を休んでまで参加したくないので最初に『昼間の活動は参加できないけど、夜の活動は参加します』と、宣言。皆から了承をもらいました。実際に夜の活動はすべて参加しました。
その方は自宅作業をお願いすれば良かったのでは。PTAは、自分の生活を犠牲にしてまで参加すべきではないはずです」

「嫌な思いをされましたね。投稿主さんたちは損した気分かもしれませんが、相手は全然得していませんよ。ドタキャンを繰り返した、人に迷惑かけても平気な顔してた、無責任な人だって噂になっているでしょうから。
私はPTAには否定的でした。でも実際にやってみて自分の考えが浅はかだったと知り反省しました。
みんながやりたがらない、でも誰かがやらなければいけない仕事をボランティアでやっているのに、感謝されるどころか疎まれることさえある。
私の周りは本当に人格者ばかりでした。PTAの仕事を通して、先生の仕事内容や子どもたちを取り巻く治安情勢などを知り、勉強になったし本当に良い経験でした。ボランティア活動をする私の姿をみて、子どもも何か感じることがあったようです。
PTAの仕事を損か得かなど、短絡的に考えない方が良いと思います」

「みなさん、すべてごもっともな意見ばかりで、しみじみ読ませていただきました。
私も最初はPTAに良いイメージはなかったけど、実際はすごく勉強になったし貴重な経験でした。孫の時代もPTAがあったのなら参加してみようかな、なんて思ったりしています。
損か得か、なんて愚かな考えでした。ありがとうございました」

と、投稿主さんは〆ました。

今年度はもう終わり、今の時点では『無難』な着地を

子どもたちの健やかな成長を目的に保護者と学校、地域が協力し合ってさまざまな活動を行うPTA。PTAに多く携わり、書籍も執筆している子育てアドバイザーの長島ともこさんに聞きました。

「コロナ禍が続き、これまで行っていた活動が中止・縮小されたPTAも多いと思いますが、本部役員さんは、学校とのやりとりや保護者への連絡などの活動に取り組む必要があるでしょう。
そんななか、ドタキャンを繰り返し、1年を通じて何ひとつ活動することなく任期を終えようとしている役員さんがいるとのこと。

皆仕事を調整しながらPTA活動に参加しているのに、と、モヤモヤする相談者さんの気持ちもよくわかります。しかし今年度はもう終わり。また、そもそもPTA活動はボランティアで、『できる人ができる時にできることを行う』スタンスが基本ということを考えると、ドタキャンを繰り返す人にネガティブな感情を抱いたり、何度も連絡して無理やり参加させようとしたりしても、イライラがますます募るだけだと思います。

繰り返しますが今年度はもうすぐ終わり。“来ないものは追わず”の精神で淡々と受け止め、残ったメンバーで手分けしながら作業するのが無難でしょう。釈然としないかもしれませんが、活動は終わる頃には『そういえば、あの時は大変だったね』と、笑顔で振り返れるはずです。

保護者の善意で成り立つPTA活動においては、適度な自己開示が大切です。ドタキャンママを反面教師に『◯◯は苦手だけど、✖✖はできるから声かけてね』『◯◯の時期は仕事が忙しいから参加は難しいけど、✖✖の時期は参加できると思う』など、皆で声をかけあいながら効率よく取り組む方法を考え、一人ひとりが無理なく向き合う姿勢が大切だと思います」


長島ともこ

フリーライター、エディター、認定子育てアドバイザー。教育、育児、妊娠&出産を中心に幅広い分野で取材、執筆、企画ディレクション等を行う。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに、書籍『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を出版。All About子育て・PTA情報ガイド。大学生と中学生の母。
https://www.tomokonagashima.com/

文/和兎 尊美

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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