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私は無料のタクシーじゃない!  私の車をアテにするママ友への断り方【子育アドバイザーに聞く】

更新

彼女の車の中に座って悲しいと怒りを感じてストレスと不幸なアジアの女性ドライバー。自動車事故は過失によって引き起こされる。そして、ドライバーは疲れました。酔っぱらいと眠い女�
Prot Tachapanit/gettyimages

口コミサイト「ウィメンズパーク」に「ママ友に、当たり前のように私が車をだすことをアテにされて、もやもやします」という、声が届きました。子どもが絡むので、無下にできないもどかしさを抱えるママは多いようで多くの体験談が届きます。そして子育アドバイザーの長島ともこさんに対処方法を聞きました。

車ありきの「買い物へ行こう」のママ友からのメールにイライラ

「ママ友は免許はありますが、車はママ友の夫が通勤に使っています。
平日の昼は自転車で出かけていたそうですが、私と知り合ってからは『◯◯へ行きたいので連絡ください』と、LINEがきます。
子ども同士仲良いし、うまい断り方を教えてください」
という投稿主のママ。

すると無難な断り方として

「そうなんだ。今日は約束あるの行ってらっしゃい」

という、返信例が届きました。実際に断ったという経験者からの声では

「我が家のお隣さんも同じタイプです。
LINEの通知はオフで基本は未読スルー。断る時は『さっき買い物に出ちゃった』『今日は体調が悪いの』『夫(もしくは実母、義母)に頼まれごとがあるので無理』
断るのも疲れますよね。お互いがんばりましょう」

「経験者です。図々しい人って、遠まわしに言っても伝わらないですよ。最終的に私が言った言葉は
『うち、無料のタクシーじゃないよ』『1回1000円で』『他あたって』です。
こういう人はハッキリ『迷惑』と、言わないとあの手この手で乗せてもらおうとします。
子どもが仲良しというけれど、小学校になれば親は関わらないし、気を遣う必要はないですよ」

子どもの習い事の送迎で、同乗をアテにされたときの断り方

次は子どものスポ少・習い事での送迎バージョンです。

「近所のママ友は車はあるけれど『用事があるので』と、スポ少の子どもの送迎をときどきお願いされます。
1年間で10回以上、毎週乗せた月もありました。
お礼は口頭のみ。でも私の子を送迎してくれたことは皆無です」
という投稿主のママ。

「私も連続で頼まれて、とうとう耐えきれなくて『何かあったら責任取れないので、よその子を乗せるのはしんどい。どうしてもの時だけ助け合いましょう』と、断りました。
相手からは『神経質すぎ』と、笑って嫌味を言ってきたけど、呪縛から解き放たれてすっきりしました!」

「『行き(帰り)に用事があるから』と、言って断ります。
休日なら買い物、平日なら『病院に寄っていく』です。眼科、皮膚科、歯科、耳鼻科などいろいろありますしね」

「私も一方的に頼まれたことが重なりモヤモヤしたので
『オッケー。その日は乗せていくね。私も近いうちに済まさないといけない用事があるので、次の回はうちの子の送迎お願いできるかな』と、返信するようにしました。
連続で頼まれた時は『途中で買い物に寄るからちょっと無理』と、断り、2回に1回はこっちも乗せてもらうように。
お互い様にしないと、やってられないですよね」

「お役に立てなくてごめん」一言を添えるとスムーズと専門家

ママたちのもやもやについて、対処法を子育てアドバイザーの長島ともこさんに聞いてみました。

「自分やわが子が困ったときに助けてもらったり、反対にママ友やその子どもが困っているときは助けてあげたり。

ママ友との関係は“持ちつ持たれつ”が理想ですが、いくら子ども同士が仲良しでも、“持ちつ”ばかりが続くと『何で私ばかり?』と、ストレスの元になります。

“見返り”を期待しているわけではないけれど、なんだか自分だけ損しているような不平等感。もやもやが募るのも無理はありません。

気乗りしない場合は『ちょっと実家に用事があって無理なんだ』『宅配便がくるから家にいないと……』など、あたりさわりのない架空の予定をつくって体良く断ってOK。
これにより、子ども同士の関係が悪くなったりするようなことはありません。
『お役に立てずにごめんね』とひと言加えると、相手に悪い印象を与えないでしょう。

習い事の送迎をあてにされることが続く場合は『OKだけど、今度◯◯◯だから、×××を頼んでもいい?』と、こちらからもストレートにお願いしてみましょう。

“持ちつ持たれつ”精神を大切にしつつも、子どもに惑わされず、自分の予定や気持ちに正直に。時と場合に応じ、“断り上手”“交渉上手”なママでいたいですね」

長島ともこ

フリーライター、エディター、認定子育てアドバイザー。教育、育児、妊娠&出産を中心に幅広い分野で取材、執筆、企画ディレクション等を行う。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに、書籍『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を出版。All About子育て・PTA情報ガイド。大学生と中学生の母。
https://www.tomokonagashima.com/

文/和兎 尊美

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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