「素手で蜂を追い払った」「高熱でも二児を抱きかかえて帰宅」"母は強し"のエピソードに共感の嵐
「母は強し」とよく言われますが、子育てをするようになるとちょっとやそっとじゃ動じないたくましい人間へと成長していくものなのでしょうか。口コミサイト『ウィメンズパーク』で、「母は強し」のエピソードを集めてみました。
Gだって、ハチにだって、母は負けません!
「第一子が乳児のころ、蜂を素手で追い出したことがあります。何とかしなければわが子が刺される!と必死でしたね」
「ゴキブリを足で踏みつぶせます。ゴキブリにキャー!!といっていた頃が懐かしいです」
すいません…。まだ修行が足りず、母になってもGでは「キャ~!」です(笑)。
決死の覚悟でケンカを仲裁
「中学校でパートしていますが、生徒同士がケンカを始めヒートアップ! 相手に殴りかかろうとしたとき、同じ中学生の息子の顔が目に浮かび、手を振り上げた男子に必死にしがみつき止めに入ったときは、自分でも驚きました。私より大きい子だったのに」
子どもと同じくらいの子を見ると、わが子と重なってしまうんですよね。どんな時も母の脳裏には子どもがいるんです。
頼れる者は自分だけ?!
「インフルで39度の高熱で受診するも、3歳と1歳児を抱っこして連れて歩かなければならなかったあの日。絶対、倒れるわけにはいかない! 母になって気力と根性が凄かったとわれながら感心しました。今は、どんなに高熱出しても、自分だけなら楽勝と思えます」
「英語圏ではない国に子ども2人を連れて駐在。やっと帰国できたと思ったら義実家同居で15kg痩せる。子ども1人は学校でいじめに遭い、1人はトラブルで呼び出されまくり。夫にはヘソクリを作られ、学費のためフルタイムで働く。帰る実家がないから家も飛び出せない。前を向いてやるしかない!」
「自分が熱を出しつつも3人の子どもの風呂、食事、授乳に寝かしつけ。グズる子たちを抱きかかえながら泣きました。そんな日々を当たり前に過ごしていれば、そりゃ強くもなるよな、と」
「心底強くなるのは、子育てで頼れるのは自分だけとわかってからかも。最初は誰かに助けて欲しくて、でも誰も頼りにならず絶望したり。それでも一人で乗り切ったという経験は自分の力になりました」
子育ては、体力的にも精神的にも、想像以上にしんどいことも。その経験が自分を強くするのかもしれません。
子連れでどこにだって行けちゃいます
「実家が遠方で、上の子と0歳の子を抱え、バス・在来線・新幹線を乗り継いでの帰省でぐったり。でも、叔母は海外に嫁ぎ、2歳と0歳を連れて、一人で海外の田舎から日本の田舎に帰省していました。それを聞いたら、どこへだって連れて行ける!と思いました」
子連れで公共の交通機関で移動するのは気も使うし、重労働。到着した頃には、まさにぐったり。でも、子どもの喜ぶ顔が見たいからがんばる!
ママ友よ、なめんなよ!
「夫から危ないという理由で車必須地域に住んでるにも関わらず免許取得を禁止。学校は遠く、何かあれば雨に日も風の日も自転車です。それだけでも母は強しですが、そんな中、役員に選出されてしまいました。『免許なくて役員なんて出来るの?』と、ママ友にバカにされたのを機に、猛勉強の末、驚異のスピードで免許を取得! 女の意地を見せつけてやりました」
ママ友トラブルは、子育てを憂鬱にする要因のひとつ。強い母は、やられたら倍返しだ!?
子どもたちの優しい言葉がパワーの源
「年子の4人の子育ては、まさに毎日が戦争で、体調を崩しても年中無休。でも、子どもたちが心配そうに『お母さん休んでいいよ』と、優しい言葉を掛けてくれるだけで、母は頑張れちゃうから不思議です」
「結婚のメリットは? 子どもをもつメリットは? と、何でも損得で考えられがちですが、母になるって人生の経験値も幸福度も何倍も違うのではないかと感じました。それが子どもに対する母の強さにもつながっているんじゃないかな」
母になることで、わが子を守る責任感が生まれ、
ママ友や夫との関係構築やツライ経験も乗り越えさらに強くなっていくのですね。
(文・井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。