4・5歳は勉強が好きになるチャンス!? 「やりたい」を見つける学び

年中さんになると、ママやパパもひらがなや数のほかにも「いろんなことを学ばせたい」と思うのではないでしょうか。だからといって「勉強をやりなさい!」と無理やり机の前に座らせてしまうと、学ぶことが嫌いになってしまう可能性も。
年中さんの時期に大切なのは、そんな「やりたい」の気持ちを尊重し学び力に変えることです。
やりたい! がないと身につかない?
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、大人も好きでやったことは身につきませんか?子どもの勉強も一緒です。子どもが「やりたい!」と思って自分から学び始めたことについては、楽しく身につけることができるのです。
そうやって、やってみたいという気持ちから学ぶことを習慣化していくことで、自然と学ぶ力の土台が作られていきます。
幅広い体験を通して自分から学ぶ力を伸ばそう!
年中さんにいま、ママやパパがやってほしいこと。それは「遊ぶように、学ぶことを好きなってほしい」ということ。そして、いろんな体験をしてほしい、ということです。
その上で、いま身につけておきたい7つのテーマがあります。
1. ひらがな・カタカナ
ひらがなやカタカナの正しい読み書きを身につけるのは、年中さんの今から身につけたい。文字をなぞったり、クイズに答えるゲームなどを利用して学んでいきましょう。
2. 数・図形
遊びを交えたワークを使って数や図形を楽しく学んでいくことで、算数の土台となる力をつけることができます。
3. 時計
小学校に入ると、行動を決めるのは時間になります。時計の読み方だけではなく、時間を意識した行動がとれるようになるとベストです。
4. 社会性
大事にしたいのは自立心や思いやりの心です。自分でチャレンジしていくこと、ごっこ遊びなどで、思いやりの心を育みましょう。
5 . 英語
日々の生活の中で、英語の発音に触れることで自然と身近なものになっていきます。動画や歌などで楽しく学びましょう。
6. 考える力
答えがひとつではない問題などで、総合的に考える力を伸ばしてあげましょう。問題を少しずつステップアップさせていくことで、考えることのおもしろさを知ることができます。
7. 好奇心
「これなあに?」「どうしてこうなるんだろう?」これは学びの第一歩です。好奇心をかきたてることで、自分の興味のある分野を見つけることができます。
子どもの力に合った教材の見極めを
できるだけたくさんのことを学んでほしい、難しい問題も解けるようになってほしい、と思うのはママやパパの願いのひとつ。でも、いきなり難しい問題にチャレンジすると、「できない」という苦手意識だけが生まれてしまい、そのジャンルから足が遠のくことに。
子どもがいま、どんな問題に挑戦するのが「ちょうど良い」のか、しっかりと見極めて教材をチョイスすることが大事になってきます。
すてっぷでは、子どもの成長に合わせた教材をお届け。月日を重ねていくごとに問題もレベルアップしていきます。
コースはさまざまなジャンルを学べる「総合コース」と、考える力を伸ばすことに特化した「思考力特化コース」があります。子どもの得意と、やりたいを見極めてチョイスしてみてくださいね。
すてっぷ4月号は、ただ今受付中です。
春の新しいスタートの時期、ぜひ学びの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
取材・文/ふくだりょうこ
取材協力/こどもちゃれんじ