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年中さんの「やりたい!」気持ちを大切に。自分から学ぶ力を身につけよう

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自宅で勉強する女の子
※写真はイメージです
Hakase_/gettyimages

年中さんになると芽生えてくるのが、自分から「やりたい!」という気持ち。
これまでは、ママやパパに言われて素直にやっていたことも、「こっちがいい!」とか「これがやりたい!」と自分の気持ちを主張する場面が増えてきます。実はこの「やりたい!」という気持ちこそが、年中さんの「自分から学ぶ力」の原動力になるのです。
「やりたい!」というパワーはとても大きなもの。ママやパパに言われなくてもどんどん進めるようになりますし、やる気があるのでびっくりするぐらい覚えていきます。そして、難しいことだって少しづつ乗り越えていくようになるのです。

「やりたい!」その気持ちはどうして必要なの?

ママやパパから言われると、自分はすごくやりたい!と思っていなくても取り組みます。でも、どうしても「嫌だなあ」「気が進まないなあ」というネガティブな感情を持ちます。そのネガティブな感情は、「取り組んだこと」とセットになって記憶に残ります。「これをやったときはあまりワクワクしなかったな」と思い、次に自分から取り組む意欲が下がってしまうのです。
でも、自分から「やりたい!」と思ったことはワクワクと心が躍り、その事柄をやり遂げたときには大きな達成感を得ることができます。

取り組むときのワクワクと達成感は、その「取り組んだこと」にとても良い印象を与え、「またやってみたい!」「やりたいことに挑戦したら成功したぞ!」というポジティブな成功体験に繋がるのです。

どんなふうに「やりたい!」を伸ばす?

ママやパパも、子どもがどんなことに「やりたい!」という気持ちを抱くか分かりません。まずは、いろんなことに挑戦させてあげることが大事です。
もしかしたら、何気ないチャレンジで、子どものやる気を大きく揺さぶるかもしれません。

1. バランスよくいろんなことを学ぼう!
年中さんの時期は、身につけてほしいことがたくさん!年中さんに楽しく、バランスよく身に着けてほしいのは7つのこと。
まずはひらがなとカタカナ。正しい読み書きを身につけてほしいですよね。そのほか、数と図形、英語、そして小学校に入学すると重要になってくる時計の読み方。また探求する力を伸ばす好奇心、考える力、社会性などをさまざまな体験から身につけていきましょう。
最初のきっかけは、ママやパパでも、楽しさを知れば、子どもから「またやりたい!」と自分から学び始めてくれます。

2. 考える力を伸ばそう!
「考える力」といってもどのように伸ばしてあげればいいのか難しいところ。
鍵となるのは「答えがひとつではない問題」にチャレンジすることです。例えば、1枚の地図からスタートからゴールまでたどり着く方法がいくつあるか考える、などです。
ひとつのコースを見つけても、別のコースがあるなら、最初のコースを見つけたときとは違う考え方をしなければなりません。考えていく中で「これはどうして?」「こっちを試してみたらどうなるだろう?」とさまざまな角度から考える力がつくのです。
ただ、いきなりあまり難しいものから取り組み始めると、解くことができずに「つまらない!」と思われてしまうことになります。まずは、子どもの考える力を見極めて、子どもの能力に合わせた問題に取り組ませてあげられることが大事です。

子どもの「やりたいこと」を見つけよう

まずは、子どもがどんなことに興味を持っているのか、やりたいと思っているのかに着目してみるようにしましょう。しっかりと子どもを観察していれば、きっとその答えにママやパパもたどり着くことができるはずです。

取材・文/ふくだりょうこ
取材協力/こどもちゃれんじ

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