経済的負担か、精神的負担か。敷地内同居ってやはり魅力的なの? ママ達の声
「義親から経済的援助のある敷地内同居を打診されたら、どうしますか?」という声が口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられました。予想通り「絶対に断る!」という声が圧倒的でしたが、経験者限定に絞ってみると意外にも……という結果でした。
ネットでは「敷地内とはいえ同居はなし」が圧倒的
実は敷地内同居を悩んでいるのは投稿主さん本人ではなく、実の妹さん。自分なら即答で断る、という投稿主さんですが、妹さんは悩んでいるそうです。
「実妹が、義両親から敷地内同居を打診されているそうです。土地はもちろん無料、建設費も多額の援助があります。
ただし隣には義両親、90歳の大姑、バツイチ独身の義兄が住んでいます。義両親は現役で働いてるので、孫の世話はしないでしょう。さらに姑さんは金は出すけど口も出すタイプ。90歳のおばあちゃんの介護をまかされる可能性だってある。
私は『やめたほうがいい』と、言いましたが妹は経済的に楽になるのが捨て難いようです。
みなさんは精神面と経済面、どちらが楽な方が良いですか?」
「完全二世帯住宅の嫁です。敷地内でもおすすめしません。心が休まりません。
車が車庫にあれば『車があったから〜』電気がついていれば『いるかと思って〜』と、やってきます。
これが少しでも距離があったらやってこないでしょう。やめたほうがいいです」
「同居しています。近居の頃からアポなし訪問当たり前の義両親だったので、本当に気が休まりません。
私の周りの同居仲間も表向きはうまくやっていますが、裏では愚痴だらけですよ(笑)」
「二世帯住宅に住んで2年目の嫁です。義両親は悪い人ではないけれど、かまいたがりでめんどくさい時があり、夫も何かあると『義両親に頼めばいいじゃん』と、親離れしません。
まぁ、これは義両親ではなく夫が悪いのですが。どんなに良い人でも生活習慣の違いからストレスは発生します。
私は将来のことを考えて決めたので後悔していませんが、他人には絶対に勧めません」
「敷地内同居の嫁です。良い義両親に恵まれていますが『お勧めしません』と断言できる鬼嫁です。
敷地内同居をするのなら固定資産税はどうするか、義両親が亡くなった後の土地の名義はどうするか、などなど、細かく取り決めたいと条件をだしましょう。そして義両親、義兄の資産状況も開示してもらう。
私の周りには色々と甘く考えて同居して、相続時に地獄を見た人が何人かいます。ごにゃごにゃとごまかしたら、それを理由に断るのです」
「『義兄の住んでいる敷地内には建てない』の一言に尽きます。
私はアラフィフですが、私の周りでは義両親が亡くなったあと独身の義兄弟の世話を押し付けられたり、夫が早世して義親と今も一緒に住んでいる人がちらほらいます。
嫁は他人です。なるべく顔を会わせずに暮らした方が良いに決まってます」
意外に多い!? 「敷地内同居しているけど快適です」の声
「二世帯で同居してます。ローンなし、車関係の負担なし、水道光熱費なし、税金負担なし、などなど、かなり助かっています。
気苦労はあるけれど、少なくともお金関連の夫婦喧嘩はなくなりました。同居しなければ今の生活レベルは無理でした。人それぞれでは」
「『敷地内同居最高!』というママ友を知っています。ママ友はフルタイム勤務ですが、園の送迎から帰宅後のお世話まですべて義母さん担当。
ママ友が仕事から帰ると、歯磨きも終わってあとは寝るだけの子どもが帰宅してきます。でも義両親と顔を会わせるのは週1回程度。育児の口出しもなし。
カラクリは姑さんが義姉(姑にとって実娘)から姑の愚痴を散々聞いているからだそう。
逆に同居している義親さんたちが大変そうですけどね。そこまで気がきく義親じゃないとうまくいかないと思います」
そしてこんな意見も。
「介護をさせられるって言うけど、別居してもさせられるときはさせられます。こればっかりはわかりません。
同居するか否かは本人たちに任せては」
今回のレスでは「やめたほうがいい」という声が圧倒的でしたが、実は同居体験者の声に絞ると、ほぼ半々という意外な結果でした。同居してよかった理由はやはり「経済的にはすごく助かる」でした。
ただし二世帯&敷地内同居で「上手くいっている」という嫁全員の共通意見は
「手は出すけど口は出さない。すべては義両親ができた方だからです。
今、義両親が苦手ならやめたほうがいい」
でした。
「みなさん、ありがとうございます。実は私の母も私たちが幼い頃、3年ほど祖母(父の母)と完全同居をしていました。幼いながら母がとても苦労していたことを鮮明に覚えています。
父の転勤で解消されたのですが、そのときの母の嬉しそうな顔が今も忘れられません。妹は幼かったので覚えていないようです。
妹には『やめたほうがいい』と、アドバイスしますが、最終決断は本人にまかせたいと思います」
と、〆た投稿主さん。
文/和兎 尊美
※文中のコメントは、「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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