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「スーパーで転がって大泣き」今となっては笑えるんだけど…子どもの絶頂イヤイヤ期 どう乗り切る?【専門家に聞く】

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赤ちゃんの椅子に食べ物を食べ終わったときに満足していないときに泣いている愛らしい小さな幼児の女の子や幼児の赤ちゃん。かわいい幼児の女の子は空腹になり、より多くの食べ物をし�
Love portrait and love the world/gettyimages

今回のテーマは、2歳前後に見られる子どものイヤイヤ期についてです。
誰でも、子どものあまりに「イヤイヤ」に途方に暮れたこと、ありますよね。口コミサイト「ウィメンズパーク」からママの声を紹介するとともに、家庭教育協会「子育ち親育ち」代表の田宮由美さんに、イヤイヤ期を乗り切るアドバイスをいただきました。今、絶賛イヤイヤ期対応中のママ・パパ参考にしてみてください。

大泣き、癇癪、ダダ……始まると手がつけられない

――まずは、ママたちが体験したイヤイヤ期エピソードから紹介します。

■ スーパーで転がって大泣き、そのまま引きずって歩きました…
「長女と私、そしてまだ3カ月くらいの次女と、スーパーに買い物に行った時のこと。おもちゃ売り場で、おもちゃを見つけた長女が『これ欲しい!』と駄々をこねだし、『家にもあるからダメ、もう行くよ!』と言ってベビーカーを押して歩き始めると、長女は泣きながら私の足に抱き着いて離れず抵抗。
私もムキになり、長女の主張を無視して足にぶら下げたまま、エレベーターへ直行、そのまま屋上駐車場へ。かなり滑稽だったようで、すれ違う人は結構、笑ってたなぁ」

■ 知らない方に抱かれたら、大人しくなったのだけど
「息子は小さい頃は本当に泣き虫で、神経質で、病弱で大変でした。
息子が1歳の頃、発熱で受診することに。共働きだったので、ちょうど休みだった夫に小児科に連れて行ってもらいました。とにかくママっ子の息子でしたが、夫は普段から子育てには積極的で、任せて仕事に行けるくらいの信頼感がありました。ただ具合が悪いからか、小児科の待合室でも息子はグズリ続けていたそう。見かねた方が『抱っこしましょうか?』と声を掛けてくれて、困り果てていた夫が息子を渡すと……泣き止んだそうです。
しばらく抱っこしてもらってから夫が受けとると、とたんに、また『ぎゃぁぁー!』って泣きだしたそうで、『俺、誘拐犯みたいだったよ』と落ち込んでました」

■ すぐに裸になりたがって困りました
「今は小6の息子のイヤイヤ期で一番手を焼いたのは『裸族!』。
なぜか、裸ん坊になりたがって……。家にいる時は良かったんですが、保育園へ向かう時は、毎朝戦争でした(T_T)」

■ 一度泣いたら、2時間は泣いていました
「イヤイヤ期、ひどかったです。1回泣き始めると、2時間は泣いちゃうんです。
小児科で相談したら、有り余る体力のせいだと言われました。2歳で、お昼寝しない子だったのです。その代わりに、夜泣きがないのが救いでした。本当に些細なことでスイッチが入るんですよね。自分で思うようにいかないと、スイッチが入っちゃうんです。
それが年中くらいまで続きました。ワンオペだったので、私が追い込まれました。『もう限界!』って思う頃に、子どもが成長して、なんとか乗り越えることができました。小学生になってからは本当に手がかからなくなりました」

■ お風呂に入るたびに1時間イヤイヤ…
「『お風呂イヤイヤ』で1時間、娘と揉める日々。結局、その日は諦めたら、翌朝はアッサリとお風呂に入りました。2人目は、子どものイヤイヤにつきあっていられないので、泣いてもわめいても、押さえつけてお風呂へ入れていました。入っちゃえば機嫌が治るからです。ちなみに下の子に大好きな車柄のパンツを買ったら、『オムツ、イヤイヤ』になり、1日でパンツになりました。2歳0か月の時でした」

■ 公園から帰るたびに「家に帰りたくない」と大泣き。虐待じゃないよ…
「うちも号泣、暴言、すごかったです。
『お母さんなんて大嫌いー!』と何度言われたか。あんなの本心じゃないですから。近所の公園に行っても、どこに行っても、帰る時は必ず号泣。毎日号泣しながら、歩いて帰っていました。静かな住宅街に泣き声が響き渡っていましたね」

■ アメリカの方のイヤイヤ期のSNSが笑えた!
「私が子育てしていた頃に、ちょうどアメリカの方のSNSが話題になっていました。
『毎日、子どもが泣いた理由と写真をアップする』というSNSで、『バナナを半分に折ったら泣いた』とか、そんなのばかり載っていました。他人の子だと不思議と笑えて、『笑ってしまえば良いんだ』と思えました。いろいろと工夫しても、しんどい時期ですが、いつか懐かしい時期が来ます!」

順調な成長の証だけれど、手こずるのも事実なのがイヤイヤ期

大なり小なり、子どもの「イヤイヤ」や、大泣き、頑固さなどに悩まされた経験はあるようですね。ママの声にもあるように、その時期をすぎれば、不思議とおさまっていくもの。
この大変な時期を乗り越える工夫や心のもちようなどについて、子どもの成長の専門家である家庭教育協会「子育ち親育ち」代表、田宮由美さんにアドバイスをいただきました。


「子どもが2歳前後になると『第一反抗期』、通称『イヤイヤ期』がやってきます。育児や家事で大変忙しい時期、子どもの大泣きや頑固さに悩まれる親御さんは多いでしょう。

一旦スイッチが入り、大泣きが始まると手がつけられなくなり、親の方が泣きたくなるような時もありますね。しかし、そのような場面でも、子どもに『どうしたの?』『どこか痛いの?』や、気を反らすような『お花がキレイに咲いているよ』『お外で遊ぼうか』など、根気よく声をかけてあげてください。
ただし、それによって親の方が疲弊してくるようでしたら、その場を少し離れ、様子を見守ってもよいでしょう。その場合も『少し隣の部屋に居るね』など声だけはかけて、そして危険でないかを確かめてからにしましょう。
大切なことは『泣いているあなたも、ママにとっては大切な存在』ということが伝わるように接することです。

では、ここで少し、この時期の子どもの発達段階について説明します。
生まれたばかりの赤ちゃんは全てを親に依存して生きています。おなかが空いて泣けばミルクを飲ませてもらい、オムツが濡れて気持ち悪ければ取り替えてもらう。泣いても笑っても、受け入れられ、お世話をしてくれる親に対し、子どもは絶対的な信頼を持っています。

やがて身体の発達とともに、心も成長してきます。そして行動範囲も広がり、好奇心も旺盛になり、危険に遭遇する場面も増えてくるでしょう。例えば、急に道路に飛び出したり、危険なモノに触れたり……などです。当然、親は『ダメ!』と禁止の言葉を言いますね。
すると危険の認識が不十分な子どもには、なぜ親が怒っているのか、なぜ自分が受け入れてもらえないのか、理解できないのです。
そこで、今まで信頼し、全てを委ねていた親への不信感が生じてきます。
『お母さんは、ボクを嫌いになったの?』と不安になり、確かめるためにも、ダダをこねることもあるでしょう。

また、自我が芽生え始め、意思表示もはっきりするようになってきます。なんでも自分でやってみようとして『自分でする!』と言いながらも、できずに親に甘えてくることもあるでしょう。そのちぐはぐな言動に、親はさらにストレスを感じることがあるかもしれません。

このような発達段階を迎えている時期が、第一反抗期なのです。
子どもはこのようなステップを踏んで、心がだんだんと自立していきます。

つまり子どもが親に反抗し、何でもイヤイヤと言うのは、順調な成長であり、子育てが上手くいっている証でもあるわけです。


子どもの発達を知れば、『健やかに育っているんだな』『自分の子育ては、これでいいのね』と思え、手を焼く子どもへの対応も、大きな気持ちで受け止められるのではないでしょうか。

大変な時期はいつまでも続くわけではありません。
子どもが成長した頃には、懐かしく、微笑ましい記憶になるでしょう。

親元から、飛び立っていく準備を一生懸命している子どもを見守るような気持ちで、乗り切っていってくださいね」
(お話/田宮由美さん)

聞き分けがよく、何も反抗しないことがいいわけではないことはわかっているのですが……。親も成長のチャンスなのでしょうね。
(取材/文・橋本真理子)

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

田宮由美さん

PROFILE
家庭教育協会「子育ち親育ち」代表。保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の資格を取得後、幼児教室、幼稚園、小学校で勤務。小児病棟への慰問や、子どもの悩みの相談員など、多方面から多くの親や子どもに関わる。現在は、執筆を中心に講演、個別指導等で活動。国内有数の子育てサイトをはじめ、新聞、雑誌、企業への執筆、監修記事は、多くの共感を得ている。テレビ・ラジオにも出演。著書に『比べない子育て』(一万年堂出版)、『子どもの能力を決める0歳から9歳までの育て方』(KADOKAWA)などがある。

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