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アレとかアレが大量発生している家…【御手洗直子のコマダム日記】

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一大センセーションを巻き起こした「婚活コミック」著者、御手洗直子さんが結婚して2児の姉妹の母に。あいかわらずのつっこみどころ満載の日々、渾身のひとコママンガ&エッセイでお送りします。

「つっこみが止まらないコマダム日記」#107
今回は小学生の時に住んでいた借家にまつわるお話です。

終始GKBRの話

小4の時に暮らしていた借家でのGKBR遭遇率は衝撃であった。

実家の建て替えをしたため約一年間借家で暮らしていたことがあり、その家は二階建てであった。広い5LDKに中庭があり、そこには池まであった。人口密集地域でこの広さの一戸建てはなかなか無い。しかも破格の家賃月額10万円である。ではなぜ破格の10万円であったかというと家自体が古いのであった。普通に階段の壁とかに隙間が空いていたりした。しかしオタクの家族は広くて物が置ければなんでもよいためそのあたりは特に気にせず暮らし始めたのである。しかし築40年の元空き家の実力とはこんなものではなかったのだ。

めちゃくちゃ虫がいるのである。家の外ではない。家の中にだ。

蚊、アリ、毛虫、ヤスデ、カメムシなどを一通り見たが、中でも本題であるGの発生率はすごかった。もうなんか毎秒見るのである。さすがに嘘。毎秒ではないが毎日見るのである。Gを。

あまりにも遭遇するのでGKブリ退治のド定番ゴキBRホイホイを仕掛けてみたところ、一晩で14匹かかった。というかホイホイの限界が14匹であった。シートビッチリにGがかかっていたためそれ以上捕獲できなかったのだ。Gのタイル貼りみたいになっている。グロみのきわみである。ウワッと思いそいつを処分し、2件目を設置したところ2件目のホイホイにも12匹のGがかかった。吸引力の衰えないホイホイである。12匹と、昨日より若干(ホントに若干だが)減っていたため、今度はホイホイを処分せずそのままその場に放置してみた。すると、数日後おそろしいことが起こった。

Gが全て消えていたのである。

Gが全て消えていた。というのは正しい表現ではない。Gの足と羽、触覚以外が消えていたのである。
どういうことか。

アリが捕らえられたGを食べていたからであった。(ここで『キャー!』という悲鳴)

おそらく体重が軽いからであろう、アリは罠にかかることはなく、Gの体は分解され全て持ち去られていた。驚異である。虫館でホイホイをかけると実質かかるGはゼロなのである。そして十数匹分の足と触覚だけが残ったのであった。ただのG屋敷というだけではこの奇跡は完成しない。アリとGのマリアージュによって成し得られる偉業である。

少なからずとも衝撃を受けた我ら家族であったが、すごいね???!と盛り上がったのちは特に不満も無くその家で一年を過ごしたのであった。みんな神経が太い。

今だったら絶対写メとかに撮っていたと思うのだが、むしろそれを『すごくない?!!』と無神経にいろんな人に見せたであろう己のデリカシーの無さを思うと当時携帯カメラが無くて良かったなあと思うのであった。足と触覚しかないGの写真を自慢したい。(おわり)


御手洗直子
Profile pixivで大人気。累計閲覧数1100万を誇る爆笑コミックエッセイスト。なんでそんなにネタ満載人生を・・・という謎の人。既刊に「31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる」「31歳ゲームプログラマーが婚活するとこうなる」(共に新書館)、「腐女子になると、人生こうなる!~底~」(一迅社)、「つっこみが止まらない育児日記」「さらにつっこみが止まらない育児日記」(ベネッセコーポレーション)など。たまひよのサイトで、数話限定公開中。
 御手洗直子twitter:@mitarainaoko

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