思い通りにならなくてギャン泣き[ハハのさけび #149]
4歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
思い通りにならなくてギャン泣き[ハハのさけび #149]
思い通りにならないと、泣いてしまう子ども。例えば、夕飯にコロッケが食べたいと言って、泣いて食べなくなったり・・・。大人からすると本当に小さなことで突然泣くので、結構びっくりしませんか?ないものはないし、突然スイッチが入ったように泣くので、こちらも戸惑ってしまいます。
どうしようもないことも多くて、うんざりしてしまうんですが・・・ふと、こうやって思い通りにならない現実と向き合っているのかと思うと、胸が熱くなります。大人だって、思い通りにならなくて泣きたいことばかり。
今は「こうしたい」気持ちと「こうならない」現実のコンフリクトが起こって、壁にぶつかっては泣くばかり。でも、ただ泣き叫ぶのではなく、どうやったらそれを実現できるか考えたり、自分で自分を納得させたり、違うことに目を向けたり・・・そういう訓練を、これから我が子は長い時間をかけてしていくのだろうと思うのです。そう考えると感慨深くないですか。
理不尽なことで泣かれると、だだをこねられているだけに思えてうんざりしますが・・・自分自身で壁を越える方法を少しずつ身につけられるように、なるべく向き合ってあげたいな、と思います。私に余裕があれば。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した37歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)とInstagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを更新しています。