衣替えってめんどくさーい。パパッと手早く終わる方法を教えて! 収納スタイリスト®がアドバイス
おそらく誰もが苦手意識をもつ「衣替え」。「たまひよ」WEB・アプリユーザーに「季節ごとに衣替えをしていますか?」と質問したところ75.9%が「している」と、回答しました。そこで衣替えで工夫しているママたちのコメントをピックアップ。さらに衣替えのお悩みについて、収納スタイリスト®の吉川永里子さんに聞きました。
4人に3人が「シーズンごとに衣替えをしている」と、回答
約76%が「している」と回答。「いいえ」22.3%では「ウォークインクローゼットなので」「洋服はなるべくハンガーにかけている」と、広い収納スペースを確保している一方で「していないので、クローゼットからあふれでた服が部屋中に散乱」と、いう声もありました。
衣替えのコツはありますか? という質問では「増やさない」が最多
1位 「衣替えのついでに着ない服を処分する」がダントツでトップ
「衣替えの際に、一年くらい着なかった服はすっぱり処分。タンスの肥やしは作らないようにしています」(みのひよ)
「季節ごとに引き出し(場所)をきめて、入りきらない分は処分しています」(なーやん)
2位 「圧縮袋を利用する」で収納スペースを有効利用
「圧縮袋でかさばらないように収納しています」(えりぶー)
「パパ、私、子どもと、それぞれでまとめて圧縮袋に入れて保管。それでも冬服はボリュームが出てしまい、スペースも取るので困っていますが……」(なりはち)
3位 「衣装ケースを同サイズに統一」でパパッと交換して終了
「季節ごとのBOXにテプラを貼り、BOXごと移動しています」(いのたけ)
「全ての衣装ケースを無印良品の同サイズに統一しています。衣替えの季節になったら、引き出しごと入れ替えるだけなので簡単です」(こに)
他に「ほとんどの洋服をハンガーにかける」「保管クリーニングを利用」「新しい服を1枚買ったら古い服を1枚処分して増やさない」などの声もありました。
「衣替えって時間がかかる。楽になる方法を教えて!」 専門家に聞く
「衣替えのときは、その都度、着なかった服は処分します。さらにどこに何が入っているかわかるように、ケースには細かくメモをして貼り付けているので、時間がかかります。衣替えが楽になる収納を教えてほしい」(かんかんまま)
「子どもが5人います。子どもが増えるにつれて衣替えがとにかく億劫です。いい方法が知りたいです」(5kidsmamaMegu)
というお悩みに、収納スタイリスト®の吉川永里子先生からのアドバイスです。
「そもそも“着ている服の量が多い”つまり“持っている服の量が多い”ということはないでしょうか。
例えば、オンシーズンの服を1人トップス10枚・ボトムス5枚までに制限したらどうでしょう。
単純に扱う服の量が減れば、衣替えの作業も当然ラクになります!
本当に必要な服の枚数を、いま一度割り出してみてください。
またいちいち中身がどんなアイテムなのか、メモを貼り付ける必要もありません。
もし手持ちの服を全て把握して管理したいなら、手帳などいつも見れる場所に洋服リストを書いておくのがオススメです。
似たような服も買わなくなりますし、衣替え以外にもメリットがたくさんです。
子どもの衣替えについては、できるだけ自分達でやってもらう意識づけをしていくのがオススメです。
わが家にも子どもがたくさんいますが、5歳くらいからは自分で衣替えをしてもらっています。
とはいえ、中学生になった今でも1人ではできないので、全員まとめて“衣替えの日”を作って、指示を出して行っています。
作業は簡単。オンシーズンの引き出しとオフシーズンの引き出しを作り、その中を入れ替えるだけ。
その際に全部服を着てもらいながら、サイズアウトや傷んでいるものは処分し、着られる服の枚数を確認。 持つべき枚数を決めて、足りないものはシーズン頭に買い足しするようにします。
服の見直し・処分は、服をしまう時だけでなく、出す時にも行うのがポイントですよ!」
吉川永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、片づけられない女だった過去の経験を活かして、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーとし、個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など幅広く活動します。
文/和兎 尊美
※文中のコメントは「たまひよ」WEB・アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2022年5月実施の「たまひよ」WEB・「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです(有効回答数457人)
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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