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年長さんからやってるの?ひらがなの読み書き、足し算、縄跳びなど、小学校入学に向けて準備すること【教育のプロに聞く】

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生きた学習イメージ
yamasan/gettyimages

来年小学校入学を控える年長さん。この頃から準備しておくといいことはあるのでしょうか。口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちの声を紹介するとともに、現役の小学校教諭のアドバイスをお届けします。

我が家の小学校入学準備

まずは先輩ママたちに準備したことを紹介します。

■ひらがな以外には、運動や外遊び、お手伝い
「ひらがなをキレイに書く練習と読書です。勉強系の先取りは特にしなかったけれど、思考力を鍛えるドリルなどをやらせていました。そのほか、縄跳びや逆上がり、自転車の練習などの外遊びは一緒にやりました。あとは、お手伝いや自分のことを1人でできるようになるための練習とか…」

■ひらがなの読み書きと、数を数えるくらい
「数を数えることと、ひらがなの読み書きできるようにしていました。日常生活の中で数を数えたり、幼稚園の先生やお友だちに手紙を書いたり、読み聞かせをしたりしました。一定の時間、集中してドリルをするのは子どもが苦手だったのでそれは特にさせていません」

■子どもが嫌がらない程度の学習習慣
「子どもが嫌がらないなら、簡単な計算や文字の読み書きを遊び程度の学習習慣はいいと思います。あとはきちんとした生活習慣を身につけることでしょうか」

■通信教材を勉強の習慣づけに
「ひらがなが書ける程度しかやっていません。勉強は、年中から通信教育の『こどもちゃれんじ』やっていました。『こどもちゃれんじ』をやったあとに、ゲームの時間をとるという約束をして、結果、勉強習慣がつきました」

■本を読む習慣
「入学前にできていたのはひらがな・カタカナ、数字、アルファベットの読み、自分の名前をひらがなで書く、数の概念の理解、数を100まで数える程度です。あとは、本を読む習慣をつけておいたほうがいいかなと思いました」

■ひらがなを丁寧に書く練習
「ひらがなを丁寧に書く練習ですね。最初の数カ月ひたすら書かされると思いますから。お手本通りにキレイに書ければ全く苦にはなりません。あとは本を読んだり謎解きやったりして、読解力や理解力・想像力を向上させることかなぁ。読解力・想像力がないと算数の文章問題でつまづきやすいのかと思います」

■絵日記がオススメ
「絵日記がオススメです。絵日記は、一生の宝になります。絵がなくてもいいです。文が無理なら、逆に絵だけでもいいし、一緒に色塗りしてもいいです。小さい頃の下手な字で、お母さんに何とか伝えようと一所懸命に書いた文は、つらい時の母の支えにもなります」

■絵を描くこと
「絵を描くことをおすすめします。小学校に入学すると、学校探検で見つけたものを描くなど、ちょっとしたことを鉛筆と色鉛筆で描くことがよくあります」

■生活習慣
「1人で着がえることや脱いだものをたたむ、食事の盛りつけや後片づけなどです。学校へ行ったらやることですが、生活習慣は大事ですよね」

小学校入学前までに、身につけておくといいこと

翌年に入学を控え、少しずつ勉強などの準備をスタートさせる家庭が多いようですが、入学前までにどういったことを準備しておくといいのか、小学校教諭の景山功一さんと、堀川紘子さんにアドバイスいただきました。

「小学校入学を控え、学校に入学してから子どもたちが困らないようにいろいろと心配されることが多いと思います。そのひとつに小学校生活のスタートに合わせて『学習』が前面に出てくるのではないでしょうか。
ですが、文字を覚えたり、運動したりする力にも、かなり個人差があります。特に、小学校入学前や低学年の頃には個人差が大きく、お家の方も『うちの子だけできない…、どうしよう』と思ってしまうかもしれませんが、運動する力や文字を書く力の伸びは、人それぞれです。

ですから、文字や計算といった学習に固執せず、その子の興味に合わせて『やってみたい』ということに取り組んでみてもいいかもしれません。ぜひ、お子さんと共に学んでいく、成長していくという視点で捉え、できたこと一つ一つを共に喜んでいただければと思います。

『できた』→『楽しい』→『やってみよう』のサイクルが働けば、お子さんの知的好奇心が高まり、意欲につながっていくと思います。

まず、親御さんの思いや願いに加えて、お子さんの興味関心を大切にしていただければと思います。

例えば、『ねえねえ、これって何て読むの?』『どうして雨って降るの?』と文字や天気に興味を持ち始めたり、『縄跳びが跳べるようになりたい』『もっと速く走りたい』と、できることを増やしたいなど、お子さんの興味関心に寄り添うことをおすすめします。

よく『絵本をいっぱい用意したのに読まない…』『ひらがな表をお風呂に貼ったのに読んでくれない…』という声を聞くことがあります。就学前の子どもは特に、お子さん自身の興味関心が向かないと一歩を踏み出せないことがあります。
『うちの子は、何が好きなのかな?』『どんなことに興味があるのかな』と、お子さんの興味関心から入学前の準備を進めてみてはいかがでしょう。

一歩踏み出すことで、また新たな発見があったり、興味関心が湧いてきたりすることがあります。そして、親御さんには、そんなお子さんを一番近いところで見守り、できた時には共に喜び、うまくいかない時には共に悩む立場でいていただければと思います」
(お話/景山功一さん、堀川紘子さん)

小学校入学前までに身につけておくと安心な親の関わり方

それでは、具体的に見ていきましょう。

「早寝」「早起き」「朝ご飯」といった生活リズムの確立

入学当初は午前中授業から始まる学校生活ですが、給食が始まり、昼からの授業が加わってくると、どうしても体力的に疲れを感じる子がいます。中には、帰宅後に昼寝をし、夕方以降のリズムが整いにくい子もいます。ぜひ、生活リズムの確立を!

更衣や持ち物の管理といった身辺自立の確立

学校生活でも時間を確保しながら、身辺自立の確立を目指していきます。学校には校時表があり、時間の中で更衣をする、提出物を提出するといったことをしていきます。例えば、体育服を更衣する際には脱いだ服をたたんだり、持ち物を管理する際には、ファイルからプリントを出し入れしたりすることがあります。自分でできそうなことをチャレンジする楽しさを感じる経験ができればいいですね。

自己表現できる力

お子さんの特性、性格もあるかと思いますが、自分の思いや考えを伝えられると学校生活をより安心して送ることができる子が多いようです。「○○したい」といった願望欲求だけでなく、「○○ができずに困っています」「○○が分かりません」といった援助欲求ができることで、困りの解消、解決になり、安心感につながります。

自分の経験を自分の言葉で話す力

小学校に入学すると、毎日いろいろな経験をします。幼稚園や保育園で経験したことや1日の思い出を、お家の人にお話するということをしてみましょう。学校では、楽しいことや面白いことばかりではなく、嫌なことや難しかったことなども経験します。日頃から、自分の経験を自分の言葉で話す力や経験を持つことは、小学校生活を送る上で大切なことです。

つい小学校入学前までに勉強に遅れないように、読み書きをさせたくなるのが親心です。けれども子どもの興味があることに親は寄り添い、引き出すように心がけることが大切ですね。(文/酒井範子)

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

景山功一さん

PROFILE
教師歴23年。L D等通級指導教室担当。子どもや保護者の悩みにターゲットをあてた、「どうすればできるか」「自信ややる気につながるか」を追求している。

堀川紘子さん

PROFILE
教師歴11年。特別支援教育デザイン研究会・委員。情報モラル教育の研究が専門。「ネット社会の歩き方」の教材開発やテキスト作成,実践発表などを行なっている。

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