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暑い季節の赤ちゃんの水分補給、飲ませるタイミングは?何を飲ませる?【保健師】

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汗をたくさんかく暑い季節、「授乳以外にも水分補給をさせるの?」「ミルクの量は増やすの?」など、赤ちゃんの脱水を気にして疑問に思うママ・パパもいるかもしれません。保健師で2児のママでもある中村真奈美先生に、赤ちゃんの夏の水分補給について聞きました。

離乳食開始前の赤ちゃんは授乳から水分と栄養を補給

離乳食を始める前の水分補給は、母乳やミルクからというのが基本的な考え方です。ほかのもので水分補給をすると、それでおなかが満たされ、1日の栄養摂取に必要な授乳量を確保できなくなることがあるからです。母乳は欲しがるだけ飲ませます。ミルクは、水分不足が気になる場合、規定量を多少オーバーしても問題ありません。

離乳食開始後は、離乳食時に麦茶や湯冷ましを飲ませても。離乳食からも水分はとれます。献立の一品を汁ものにするとさらにいいでしょう。

いつ飲ませる? 水分補給のタイミングは?

室内で過ごすときの水分補給のタイミング例を紹介します。外ではさらに汗をかきやすくなります。お出かけするときも哺乳びんやマグ、水筒を持参し、思い立ったらすぐ水分補給ができるようにしましょう。

タイミングその① 起きたとき

寝ている間に赤ちゃんはたくさん汗をかいています。朝、起きたら授乳するか、離乳食開始後は麦茶や湯冷ましを飲ませましょう。

タイミングその② おふろ上がり

夏場のおふろではたくさん汗をかくもの。おふろを出たら、離乳食開始前は授乳をし、開始後は湯冷ましや麦茶を。

タイミングその③ 就寝のとき

のどがかわいて夜中に起きることも。離乳食開始後は、枕元に哺乳びんやマグを置いておくと水分補給がスムーズです。

何を飲ませる? 飲んでいい時期やポイントは?

ベビーフードのジュースなどは、対象月齢に合っていれば飲ませて問題はありませんが、糖分が多く、水分補給として与えるのは不向き。また飲むと満腹感があり授乳や離乳食に響くので、与えすぎには注意しましょう。あえて与える必要はありません。

【麦茶】

0~4カ月ごろからOK。ただし、基本は離乳食開始後に。大人用に煮出したものは、1才6カ月ごろまで湯冷ましで薄めて飲ませます。

【水道水・ミネラルウォーター】

0~4カ月ごろからOK。ただし、基本は離乳食開始後に。水道水は5~6カ月ごろまでは一度沸騰させてから湯冷ましにしたものを。ミネラルウォーターは軟水を選び、1才6カ月ごろまでは一度沸騰させてから湯冷ましにしたものを飲ませましょう。

【ほうじ茶・番茶・玄米茶】

5~6カ月ごろからOK。大人用に煮出したものの場合、1才6カ月ごろまでは湯冷ましで薄めて飲ませます。


監修/中村真奈美先生 撮影/田村昌裕[Freaks] 取材・文/ひよこクラブ編集部

赤ちゃんは体温調節機能が未熟なうえ、汗っかき。赤ちゃんの様子を見ながら、適切な水分補給で、安全に暑い夏を乗りきりましょう。赤ちゃんのお世話を頑張る、ママ・パパ自身もこまめな水分補給を心がけましょう。

参考/『中期のひよこクラブ』2022年夏号「夏育児のここがポイント」

●掲載している情報は2022年7月現在のものです。


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