フリージング活用で離乳食づくりはどれくらい時短になる？“にんじんがゆ”で比べてみた

「離乳食作りって、少量なのにすごく手間がかかって大変」と思っている、ママやパパは多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、離乳食をまとめて下ごしらえして、冷凍保存（＝フリージングストック）しておくこと。日々の準備がラク＆時短になるだけでなく、ほかにもメリットがいっぱいです。
いつもひよこクラブの監修をしてくれている管理栄養士の中村美穂先生に、フリージングが離乳食にいいわけを教えてもらいました。

時短のコツは、まとめて作ってフリージング！

1週間に1回、離乳食はまとめて作ってフリージングしておいたほうが、毎回、一から作るより、断然ラク！　刻んだりすりつぶしたり、離乳食作りで面倒な下ごしらえが1回で済む上、普段はフリージングストックを組み合わせるだけで、ぱぱっと完成。時短できますよ！

どっちがラクで時短！？たとえば“にんじんがゆ”で比べてみた

離乳食をその都度、一から作る場合と、まとめて作っておいたフリージングストックを使う場合と、どっちが調理がラクで時短になるでしょうか。たとえば、にんじんがゆでシミュレーション！

にんじんがゆを一から作る場合、だいたい、どのくらい時間がかかる！？

おかゆを作って、にんじんをゆでて細かくみじん切りにして、すりつぶして…。作り方が簡単なにんじんがゆでも、すべて一から作るとなると、意外と手間かも…。

フリージングストックを使ってにんじんがゆを作る場合は、どのくらい時間がかかる！？

おかゆとすりおろしたにんじんのフリージングストックがあれば、それを耐熱容器に入れて電子レンジで加熱するだけで完成！簡単だし、時短にも！

フリージングストックは、チーム育児にもおすすめ！

フリージングストックがあれば、普段の調理はストックを組み合わせて加熱するだけだから、超簡単！　赤ちゃんのお世話や家事に追われて忙しくて大変なときでも、乗りきれます。また、あまり料理をしたことがないパパや、お手伝いのばあばやじいじでも、だれでも離乳食を作ることができるから、チーム育児にもってこい！なんです。

フリージングストックがあれば、料理が苦手なパパでも誰でも、離乳食作りは簡単！

1週間に1度、いくつかの食材のフリージングストックをまとめて作って冷凍庫に入れておくのがおすすめ！ストックがあれば誰でも簡単に離乳食が作れるから、チーム育児にもぴったりなんです！

監修／中村美穂先生

イラスト／まいこ　取材・文／ひよこクラブ編集部

まだ少量しか食べない、離乳初期や中期こそ、おすすめのフリージングストック。その都度作るよりは、“まとめて作ってフリージングストック”が断然、便利です。離乳食作りって手間がかかって大変、と思っているママやパパにぜひ知ってほしいです。

参考／『中期のひよこクラブ』2022年夏号　別冊付録「フリージングすれば超ラク！スタートから120日分のレシピがわかるカレンダー式離乳食」

●掲載している情報は2022年7月現在のものです。

『中期のひよこクラブ』2022年夏号には「フリージングすれば超ラク！スタートから120日分のレシピがわかるカレンダー式離乳食」付録があります。フリージングストックの作り方の基本や解凍の仕方、フリージングストックを組み合わせるだけで簡単に作れる離乳食のレシピなどを紹介しています。