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赤ちゃん・子どもの耳あかは「取らないで!」耳掃除よりスキンケアが大切【小児科医】

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小さな女の子の手を使って耳をカバー
leungchopan/gettyimages

「小児科医・太田先生からママ・パパへ、今伝えたいこと」連載の#22は、赤ちゃん・子どもの「耳まわりのケア」について。
太田先生は「ママ・パパたちは赤ちゃんのスキンケアには気をつかってくれていますが、耳の後ろのスキンケアは忘れがちなようです」と言います。

スキンケアをするときは、耳のまわりも忘れずに

ママ・パパは、保湿剤を使って赤ちゃんの顔や体、手足なども上手にスキンケアをしてくれていますが、耳まわりは忘れがちなようです。耳介(じかい)の中まで保湿剤を塗りましょう。
乾燥が強くなるとかゆみが出て耳介の中に指を突っ込んでボリボリかく子もいます。耳介の中が保湿されていればかきません。保湿剤はママ・パパの小指を使って直接塗ってください。
もう一カ所、汗ばんで荒れやすいのが耳の後ろ側です。ここにも保湿剤を塗るのを忘れないでください。

乾燥や衣類の脱ぎ着の刺激で荒れやすい、耳のつけ根にも注意を

耳介のつけ根の肌は荒れやすく、細い線が入ったように切れて赤くなっていることがあります。このような状態を「耳切れ」と言います。乾燥や衣類を脱ぎ着するときの刺激が原因です。
しっかり保湿をしていると荒れにくくなるので、ここの保湿はやはり大切です。
ケアをしていても、どうしても切れてしまうことがあります。そのときは小児科か皮膚科を受診して対応法の説明を受けてください。多くの場合は、ステロイド軟こうが処方されます。塗る回数は1日2回です。保湿剤を塗った上に重ね塗りするといいでしょう。

赤ちゃん・子どもの耳あかは、取らなくて大丈夫

耳についての相談でいちばん多いのが「耳あかはどうやって取ればいいか」というものです。

答えは「取らない」です。
大人も子どもも、耳あかは「取らない」のが正解です。
耳あかは、耳の奥の鼓膜付近でできて、自然に外に向かって動いてくるので、「明日取ろう」と思っていると、翌日には消えてなくなっていたり・・・。これが自然の経過です。
とくに、赤ちゃんの耳の穴は小さくて奥が見えにくいし、取っているときに急に動かれると傷を作りやすいし、無理して取らないでください。

耳あかのタイプは2種類あります

耳あかには2種類あります。カサカサの乾燥タイプとベタベタネバネバの湿性タイプです。
カサカサタイプのほうが耳かきをしないでも自然に取れます。
日本人の約8割はカサカサタイプだから取らないでも済むことのほうが多いのです。
湿性タイプはかたまって耳の穴をふさぐことがあります。詰まってきたら耳鼻科を受診してください。素人がいじると傷がつくので取ってはいけません。

乾燥タイプと湿性タイプの2種類に分類される耳あかの研究結果が発表されたのは2006年のこと。その遺伝子を発見したのは日本人で、私が学んだ北海道大学医学部小児科の先輩、故・新川詔夫(にいかわのりお)先生です。

文・監修/太田文夫先生

構成/ひよこクラブ編集部 

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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