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「終わった…」夫がコロナに。家族全員自宅待機で育児・家事・仕事の影響は…?【体験談】

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夫がコロナに……育児体験談

この夏、新型コロナウィルスの感染が拡大し、コロナがさらに身近な存在だと感じたという人も少なくないと思います。夫と0歳の子どもと3人暮らしをしているAさんも、夫のコロナ感染で大変な思いをしたママのひとり。「家族がコロナになった時どうする?」「自分が濃厚接触者になったら?」Aさんの体験談をお伺いしました。

夏風邪かと思った…夫がコロナに

7月中旬、夫が急に寝込んでしまいました。夏風邪かなぁと思っていたのですが、いつもの風邪より何だか長引きそうな気配……。そんな時に親族から「親戚同士で集まった時に何人かコロナになってしまった」と連絡があり、まさかと思い抗原検査をしたら陽性に……!次の日に医療機関で新型コロナウィルス感染症と診断されました。

「終わった…」家事も育児もワンオペ、仕事も山積み

家族がコロナになってしまったら、当然家族全員が濃厚接触者になり、自宅待機をせざるを得ません。子どもは保育園をお休みし、私はリモートワークができるので自宅で仕事をすることになりました。家の中の衛生管理や子どもの体調管理を徹底し、いつもよりかなり気が張っていました。

もちろん、家事や育児も一人でこなさなければなりませんし、ふだん通りの仕事もしなければならない……。家事・育児・仕事から一切逃れられないため、正直「終わった……」と思いました。

「遊んであげられなくてごめんね…」テレビなし育児はムリ

最低限の家事をしながら、子どものお世話をしたり遊んであげたり、離乳食を朝・昼・晩準備していたら、子どもが昼寝している間しか仕事ができる時間はありませんでした。昼寝中に仕事をしても、1時間ほどで起きてしまうので思うように捗らず仕事が溜まっていきました。

子どもはちょうど後追いが出てきて、少しでも離れると泣き出してしまうベッタリな時期。ずっと相手をしているわけにもいかず、ふだんはできる限りテレビをつけず過ごしていましたが、この時ばかりは育児番組に頼りきりになってしまいました。子どもに「遊んであげられなくてごめんね…」と申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、テレビのおかげで家事も仕事も何とか最低限行うことができました。

真夏に大量の手荷物…子連れの買い出しが地獄

家事面で大変だったことは子連れでの買い出しでした。すぐに使わない日用品はネットで注文しましたが、できるだけ早く夫の飲食料を買い出しに行かなければなりませんでした。

もちろん自宅待機中であるため最低限の飲食料を買うだけなのですが、夫用のペットボトル飲料はドシッと重たく、数日分の食料で両手が塞がりました。さらに真夏の陽に晒されながら、子どもを抱っこひもで移動するのは想像以上に過酷でした。

非常用のストック

この時があまりにも大変だったので、それ以降はネットスーパーに登録したり、おかゆや経口補水液などかさばって重たい飲食料は常にストックしておくようになりました。

体が回復したら…寝静まった後に夫が皿洗い

幸い夫は軽症で、咳もほとんどなく発熱から3日ほどで回復してきました。しかし、夫が元気になっても家族の隔離状態は続きます。全てワンオペでこなしてきて疲弊していた私は「何か夫にやってもらえることはないだろうか?」と考えました。

そこで私と子どもが寝た後、夫に食器洗いをしてもらうことになりました。一緒の空間にいない状況で手を綺麗にしマスクをして、食器を洗いをしてもらいました。一日の終わりのこのひと仕事をお願いするだけで、私の気持ちの負担が減りました。良い方法であるかはわかりませんが、長い隔離期間の中でリスクを最小限にして少しでも家事の負担を減らすことが最優先でした。

今度は子どもが発熱…コロナ?夏風邪?

無事に夫の自宅待機が終わり、私たちも隔離解除されてから1週間後、今度は子どもが発熱……!咳や鼻水などの風邪症状、嘔吐や食欲不振が1週間ほど続きました。「まさかコロナ!?」と思い、急いで市販の抗原検査をし、結果は陰性。ひとまず安心しましたが、まだ喋れない子どもはどこが痛いのか何が辛いのか話すことはできませんし、「本当にコロナじゃないの?」と複雑な思いを抱えて看病をしていました。

ただでさえ幼い子どもは頻繁に熱を出しますが、そのたびに「コロナだったらどうしよう……」と肝を冷やす方もたくさんいると思います。

コロナ感染拡大による子育て世帯への影響

SNSを見ていると「子どもにまで感染してしまった」「家族全員感染してしまった」など、私よりもっと大変な状況になっている人たちをたくさん見かけました。未知な病気のゆえに、コロナになってしまった子どもの親はとても不安な気持ちを抱えながら看病していると思います。

わが家の場合は夫のみコロナでしたが、それだけでも家族への影響は大きく、育児・仕事・家事へのやりきれなさやもどかしさを覚えました。

1人でもコロナになると家族全員が園や学校、仕事を一定期間休まなければならないので、幼い子どものいる家庭への締め付けは以前より増しているように思われました。

家族がコロナになって学んだこと

実際に家族がコロナになって「前もって準備しておけばよかった!」一番と悔やんだのはやはり飲食料のストックでした。できれば1週間分ほどの全員分の食料、飲み物、離乳食は普段からふだんからローリングストックしておくと、いざという時に子連れで重い荷物を持って買い物に行くこともしなくていいと思いました。

また、在宅で仕事をしながら育児をするときは、ひとり遊びできるおもちゃを増やしたり、子どもが夢中になれるものに頼るのもひとつの手段だと考えるようになりました。できれば仕事も前もって進めておくことも大切……ですが、その時々によるので周りに頼るのが一番です。

今回、家族のコロナ感染を経験して、わが家にとっての問題点、改善点が浮き彫りになりました。人それぞれ症状も状況も違い、「こうすればいい」という正解がないので、手探りで乗り越えていくしかないところがしんどいですね。コロナ禍で子育てしていると息苦しさを感じることもたくさんありますが、1日も早くこの状況が改善されることを願っています。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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